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朝ドラ「エール」第18週のあらすじ・ネタバレを紹介していきたいと思います。
「エール」の第17週では、召集令状が届き、戦地で戦うことを覚悟した裕一(窪田正孝)だったが、作曲活動での戦争への貢献が認められる形で召集解除となる。
音(二階堂ふみ)は一安心するが、裕一の心中は複雑だった。
そして海軍の航空機搭乗員となるために学ぶ“予科練”の若者たちをテーマにした「若鷲の歌」を作曲することになり、訓練に励む若者たちに会いに行く。
死を覚悟する若者の心に触れた裕一は・・・。
そして、古山家にある知らせが届く・・・という展開でした!
そして慰問の末、裕一が感じたこととは・・・そして藤堂先生は・・・。
ここから朝ドラ「エール」はどのように向かっていくのか・・・。
それでは、朝ドラ「エール」の第18週について紹介していきたいと思います!
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朝ドラ「エール」第18週「戦場の歌」のあらすじ
裕一(窪田正孝)は、慰問でビルマ(現ミャンマー)を訪れる。
そこは“インパール作戦”が展開される激戦地だった。
一方、福島では母・まさ(菊池桃子)が倒れ、弟の浩二(佐久本 宝)から知らせを受けた音(二階堂ふみ)が駆けつけていた。
その頃、恩師の藤堂先生(森山直太朗)が前線の駐屯地にいることを知った裕一は、危険を冒し会いにいく。
兵士たちと演奏会を開き、音楽で気持ちが一つになった翌朝。
部隊を悲劇が襲い・・・。
朝ドラ「エール」第18週「戦場の歌」のネタバレ
裕一(窪田正孝)の慰問先は、インパール作戦が展開されているビルマ(現在のミャンマー)だった。
ラングーンのホテルに滞在し、時折学校や施設に慰問に出かけた。
同行していた作家の水野伸平と洋画家の中井潤一は、戦地を自分の目で見たいと志願して前線に行くことになった。
別れ際、裕一は水野から、最前線の将兵のために書いた「ビルマ派遣軍の歌」の詞を託される。
それから二ヶ月後、前線から戻った中井の姿は別人のように変わり果てていた。
中井は戦場の惨状を描いたスケッチを裕一に見せ、前線は地獄だと言った。
武器や食料の補給が追い付かず、戦う以前に命を保つことさえ難しい。
それでも司令官は進撃命令を出す・・・。
「古山さん、日本は負けます。命を尊重しない戦いに、未来はありません」
ある日、新聞記者の大倉憲三から、ビルマに藤堂(森山直太朗)がいるという情報がもたらされた。
前線のやや後方で、補給路の警備に当たる部隊の隊長をしているという。
裕一は、慰問を申し出て藤堂に「ビルマ派遣軍の歌」を捧げたいと思う一方で、音(二階堂ふみ)や華のことを考えると決断することができなかった。
中井は、迷いを打ち明ける裕一に、国民を戦いに駆り立てる音楽を作っていることに良心の呵責を感じ、自分の作った音楽がとげになっているのではないかと問う。
「もし、とげを抜きたくて、戦場に行くならおやめなさい」
そのことばに裕一は、自分は音楽で皆を勇気づけたいだけだと、戦場へ行く決意を固めた。
藤堂がいる駐屯地に裕一がやって来た。
「コンサートしたくて、手当たりしだいに楽器を持ってきました。演奏できる人って・・・」
「そんなことだろうと思って、もう集めてある」
裕一と固い握手を交わした藤堂は、ギターやトランペットができる兵士を紹介した。
歌うのは藤堂だ。
裕一は一曲目に、ビルマ滞在中に書いた「ビルマ派遣軍の歌」を選んだ。
翌日のコンサートに備えて皆で練習をし、夜は酒を酌み交わした。
翌朝、目を覚ました裕一は、藤堂から手紙を託された。
宛名は妻の昌子(堀内敬子)だ。
「俺が死んだら渡してくれ」
駐屯地に、「歓迎 音楽の天才・古山先生」と書かれた板が掲げられた。
有名人の裕一の慰問を、兵士たちは喜んでいるのだ。
本番前にもう一度練習をしようと、裕一が指揮の手を上げたそのとき、乾いた銃声がして、兵士が倒れた。
敵の狙撃兵だ!
「ここに隠れてろ!」
藤堂が裕一を車の下に押し込む。
銃撃戦が始まり、銃声と悲鳴、爆発音が鳴り響く。
「うっ」
藤堂が撃たれた。
裕一は藤堂に駆け寄り、近くの塹壕に引っ張り込む。
「先生!しっかり!」
「最後に・・・お前に会えて、よかった・・・」
藤堂は妻と息子を頼むと言って、力尽きた。
裕一は藤堂を揺するが、反応はない。
「先生・・・」
それからまもなく、インパール作戦は中止された。
およそ九万の将兵が投入され、生存者は一万数千人しかいなかった。
帰国した裕一は、昌子に藤堂の手紙を届け、福島の実家・喜多一に行った。
裕一のビルマ滞在中にまさ(菊池桃子)の病状が悪化したこともあって、音と華は先に喜多一に疎開していた。
むこうで藤堂先生に会えたと言ったきり無言になる裕一に、音は戦地で何があったかを悟る。
「しばらく一人でいたい。僕だけ帰るよ」
裕一は東京に戻り、軍のために曲を作り続けた。
戦況が悪化するほど、国民の士気を高めるために作曲の依頼は増えていった。
その頃、豊橋の関内家では、信徒の集まりに出ようとする五郎(岡部大)を光子(薬師丸ひろ子)が引き止めていた。
「やめるって決めたでしょう」
「お義母さんみたいに、僕は割り切れません。馬具は戦争の道具です。穢れております」
五郎は仲間と信仰を共にすることで、心を保っているのだった。
その夜、五郎は戻らなかった。
特高に連行されたのだ。
次の夜、光子や梅(森七菜)たちが五郎を心配していると、空襲のサイレンが鳴った。
戦火が家まで迫り、光子は逃げようと促すが、梅は原稿を持ち出すために家の中に戻ってしまう。
「俺が助けます」
岩城(吉原光夫)がバケツの水をかぶり、梅を追った。
昭和二十(1945)年八月十五日、戦争が終わった。
釈放された五郎が、梅と岩城が収容されている病院に飛び込んできた。
「俺がバカだった。大事なのは君だったのに・・・」
「私もバカなの・・・これ」
梅が、原稿の入った焼けただれた缶を見せる。
岩城がいなければ、梅も死んでいた。
病室で眠る岩城には、光子が付き添っていた。
岩城は、脚気を患っていることを隠して、働いていたのだという。
「岩城さん、すいません。自分のことばっかりで、申し訳ありません」
岩城はもう長くない、光子からそう聞かされて、五郎は泣いた。
弘哉の母のトキコが、裕一を訪ねてきたその夜、福島から音と華が戻ってきた。
家の中は真っ暗だ。
書斎の隅で膝を抱えて座っていた裕一に音が声をかけると、裕一は華を見つめて言った。
「すまん。弘哉くんが・・・亡くなった」
弘哉に思いを寄せていた華が、無言で部屋を出ていく。
裕一のせいではない、自分の役目を果たしたと言う音に、裕一は、音楽で人を戦争に駆り立て、若い人の命を奪うことが、自分の役目なのかとせまる。
「僕は、音楽が憎い」
朝ドラ「エール」第18週86話のあらすじネタバレ
音楽慰問のために裕一(窪田正孝)が向かった先は、インド北東部のインパールを攻略する作戦が始まっていたビルマだった。
裕一は戦況を聞くために毎日司令部を訪れるが、作戦が予定通りに進んでいないようで、前線に向かう命令がなかなか下りない。
一方、音(二階堂ふみ)は、まさ(菊池桃子)の病状が悪化したという浩二(佐久本宝)からの知らせもあり、華(根本真陽)を連れて福島に疎開することにする。
朝ドラ「エール」第18週87話のあらすじネタバレ
前線から戻った中井(小松和重)の話で、裕一(窪田正孝)は戦況が絶望的な事を知る。
記者の大倉(片桐仁)から、藤堂先生(森山直太朗)がビルマにいる部隊の隊長として配属されていることを聞いた裕一(窪田正孝)は、危険な状況の中行くべきかしばらく悩んだ末、慰問を申し出る。
一方、音(二階堂ふみ)は福島でまさ(菊池桃子)や浩二(佐久本宝)、華(根本真陽)とおだやかな毎日を過ごしていた。
朝ドラ「エール」第18週88話のあらすじネタバレ
藤堂先生(森山直太朗)と再会をした裕一(窪田正孝)は、兵士の慰問のために翌日に行うコンサートに向け、楽器ができる兵士たちを集めた急ごしらえの音楽隊のメンバーで練習をはじめる。
ラングーン滞在中に裕一がビルマで戦う兵士たちのために書いた曲、「ビルマ派遣軍の歌」を高らかに歌う藤堂先生。
音楽を通して皆の気持ちが通じ合い、心を割って話をした翌日・・・。
部隊を思わぬ悲劇が襲う。
朝ドラ「エール」第18週89話のあらすじネタバレ
慰問から日本に帰国した裕一(窪田正孝)は、その足で藤堂先生(森山直太朗)から託された手紙を昌子(堀内敬子)に渡すために、藤堂家に向かう。
心の整理がつかない裕一はしばらく一人でいたいと、音(二階堂ふみ)と華(根本真陽)たちを福島に残して東京に戻る。
戦況が悪化すればするほど、国民の士気を高めるために裕一への曲づくりの依頼は増え続け、裕一は心を殺して曲をつくり続けていた・・・。
朝ドラ「エール」第18週90話のあらすじネタバレ
長かった戦争がようやく終わる。
豊橋では、梅(森七菜)を助けようとして戦火に巻き込まれた岩城(吉原光夫)が、入院生活を続けていた。
裕一(窪田正孝)は戦争中、自分の作った音楽が人々を戦うことに駆り立て、その結果若い人の命を奪ってきたことを自分のせいだと悔やんで曲を書くことができなくなってしまう。
一方、劇作家の池田(北村有起哉)は戦争孤児のドラマの企画をNHKに持ち込む。
朝ドラ「エール」第18週の主なキャスト
藤堂先生が歌う「 #ビルマ派遣軍の歌 」、メイキング動画です🎼#朝ドラエール#窪田正孝#森山直太朗#山崎潤#近藤フク#萩原利久 pic.twitter.com/A68D50CJIs
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) October 12, 2020
古山裕一 演:窪田正孝
※子ども時代:石田星空
モデル:古関裕而(こせき・ゆうじ)
福島で代々続く老舗呉服屋の長男。
気弱でいじめられがちな少年だったが、音楽に出会うとその秘めた才能を発揮し、独学で作曲を始める。
跡取り息子として周囲の期待から商業を学び、伯父が経営する銀行に勤めるが、音楽への思いを断ち切れないでいた。
そんな中、歌手を目指しているという女学生・関内 音とひょんなことから知り合い、文通を始める。
恋に落ちた裕一はついには、彼女とともに音楽の道を歩むことを決める。
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関内音 演:二階堂ふみ
※子ども時代:清水香帆
モデル:古関金子(こせき・きんこ)
豊橋市内で馬具の製造販売を行う関内家の三姉妹、次女の音は、将来はプロの歌手として舞台に立つことを夢見ていた。
ある日、福島に住む青年の古山裕一が英国の作曲コンクールに入賞したことを新聞で知り、手紙を送り文通を始める。
二人は結婚し、音は本格的に歌を学ぶために音楽大学に入学。
夫の才能を誰よりも信じて叱咤(しった)激励し、時代の流れのなかでさまざまな困難に遭遇しながら、自らも歌手になる夢を追い続ける。
田ノ上五郎 演:岡部大
裕一に弟子入りを懇願する茨城なまりの青年。
関内梅 演:森七菜
※子供時代:新津ちせ
音の妹。
文学全般が好き。小説家になることを夢見ている。
藤堂清晴 演:森山直太朗
裕一の小学校時代の担任。
裕一の音楽的才能をいち早く見抜き、裕一が成人してからも事あるごとに相談に乗っている。
藤堂昌子 演:堀内敬子
川俣銀行の元・事務員。
川俣銀行の紅一点で、裕一に女心を教えていた。
裕一の紹介で清晴と出会い、四度目の結婚を果たす。旧姓は菊池。
関内吟 演:松井玲奈
責任感※子供時代:本間叶愛
音の姉。
おしゃれ好き。素敵な男性に巡り合って結婚したいと思っている。
岩城新平 演:吉原光夫
関内家が営む馬具店の職人頭。
見た目は強面であるが、職人としての腕は折り紙つき。
その他キャスト
・根本真陽
・小松和重
・大内厚雄
・平野貴大
・片桐仁
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