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朝ドラ「エール」第11週53話のあらすじとネタバレを紹介していきます。
第11週の53話では、裕一(窪田正孝)は弟の浩二(佐々木宝)と再会し、また浩二から色々と言われてしまいます。
そして、音(二階堂ふみ)は三郎(唐沢寿明)の体調の異変に気付いていました・・・。
三郎は果たして何か抱えているのか・・・。
それでは第11週53話について紹介致します。
あぁ、実家だなぁ・・・という感じです!
ご覧くださいませ!!
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朝ドラ「エール」第11週53話のあらすじ
久しぶりに実家に帰ってきた裕一(窪田正孝)を囲んで、幼なじみの史郎(大津尋葵)や元従業員の大河原(菅原大吉)など、三郎(唐沢寿明)が招いた懐かしい仲間たちが集まって宴会がはじまる。
皆が楽しく飲んでいるさなか、弟の浩二(佐久本宝)が役場の仕事から帰宅する。
浩二は相変わらず裕一に冷たく、三郎がお酒を飲んでいる事にも苛立(いらだ)っているのだった。
音(二階堂ふみ)は、三郎の体調が気になっていた・・・。
朝ドラ「エール」第11週53話のネタバレ
家を出ていく浩二を追いかける裕一。
何もわかっていない兄に憤りを感じた浩二は、裕一に三郎の体の具合について話します。#朝ドラエール#窪田正孝#佐久本宝 pic.twitter.com/S327O90Ivg
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 10, 2020
三郎(唐沢寿明)はといえば、上機嫌で客たちと話をしていた。
「裕一はよ、俺の才能を受げ継いだんだ。こう見えでも俺だって昔は、歌手が役者にって言われだごどもあったんだ」
そこに、仕事を終えた浩二(佐々木宝)が帰ってきた。
三郎はうれしそうに浩二に呼びかける。
「おう、こっち来ぉ!みんな集まってっぞ」
「何だよ、これ・・・」
裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)を無視して、浩二は三郎を叱り飛ばした。
「父さん・・・まだ酒飲んだのが!」
「いいじゃねえが。今夜は裕一のお祝いだ」
浩二は裕一にとがった目を向けてきた。
「よぐヘラヘラど帰ってこれだな」
「そ、それは・・・」
口ごもる裕一に代わって、音が事情を話した。
「裕一さん、福島市内の小学校の校歌を作曲したんです。そのお披露目会にご招待してくださって。裕一さん、故郷に恩返しがしたいって・・・」
「恩返し・・・?それだったらまず、親兄弟にするべぎなんじゃねえの。たった一曲売れだぐらいで、大作曲家気どりがよ。」
「・・・明日も早ぇがらもう寝る。父さんも明日、診察だろ。叱られでも知らねえがらな!」
言い捨てて浩二は奥へ向かった。
宴会のあと、音は、後片付けをするまさ(菊池桃子)を手伝おうと台所に向かった。
音は母になったことで、裕一を心配するまさの気持ちが痛いほど分かるようになりました。
一方でまさは、裕一を成功に導いてくれた音へ感謝を伝え、長い時を経て無事に和解しました。#朝ドラエール#二階堂ふみ#菊池桃子 pic.twitter.com/o1lITl7NJu
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 9, 2020
「いいわよ。華ちゃん見てないど」
「もう寝ましたから」
「いっつもと寝床が違あがら、夜泣きしなきゃいいげど・・・」
「華はよく寝る子なんです」
「裕一もそうだったわ。でも、浩二は、よぐ夜泣きする子でね」
まさと音は並んで洗い物をしながら話を続けた。
「その後は、裕一のほうが大変だったのよ。言葉がうまぐしゃべれないせいで、いじめられでね。」
「浩二は何でもすぐ覚える賢い子だったげど、ながなが人に分がってもらえないどごもあって」
「親って、そんなふうにずーっと子どものことを心配するもんなんですね」
「親はいづまでたっても親。きっと心配のしっぱなしよ」
「私・・・華を産んで、お義母さんがどれほど裕一さんのこと思っとったか、分かった気がします」
まさは、上京前の裕一が音楽家を目指すことに反対し、身の丈にあった幸せをつかんでほしいと言っていた。
「あなたは正しがったのよ。裕一の身の丈は、世界にとどろぐ音楽家だって言ってくれだわよね。」
「そりゃ最初は、無責任なごどをって腹が立ったげど・・・今じゃ感謝してる」
「私のほうこそ感謝してます。お義母さんがお手紙をくださったから、裕一さんも私も、福島に帰ってこられました」
まさは音のほうに向き直り、しっかりと手を握った。
「どうがこれがらも、裕一を支えでやってね」
「はい・・・。そうだ・・・ちょっと気になっとったんですけど、お義父さん、どっか悪いんじゃないですか?」
音は宴会の合間に、台所で胃が痛そうにしている三郎を見かけていた。
「ちょ、ちょっとお医者にかがってるだげよ。実は、胃潰瘍でね。心配しないで」
そう言われても心配で、音は、まさから聞いた話を裕一にも伝えた。
「ねぇ・・・もうしばらくここにいさせてもらえんかな?次いつ来られるか分からんでしょ?」
「お義父さん、お義母さんのことも気になるし、浩二さんとも、まだ全然話せとらんじゃん」
「浩二とは、昔っからずっとあんな感じなんだ。僕が自分の夢ばっかり追いかけて、家族のことは二の次、三の次にしてきたがら・・・」
裕一の部屋には、子どもの頃、浩二に土産として渡したスノードームが飾ってある。
それを見ながら裕一は、上京前に浩二からぶつけられた言葉を思い返した。
「兄さん出てったら、この家どうなっか分かってんだろ?」
やはり、このまま東京に戻るわけにはいかない。
「音がそう言ってくれんなら、あと二、三日ゆっくりしよ」
翌朝、裕一は、食事の支度をするまさに、金の入った封筒を渡そうとした。
「しばらくここにいっから、これ食費に使って」
そこに、出勤の支度を終えた浩二がやって来る。
「母さん、そんなもの、受け取んなくていいがらね」
言い捨てて玄関に向かう浩二の後を、裕一は追いかけた。
「僕と音の滞在費だよ。余ったら、父さんだぢにうまい酒でも飲ませてやって」
「何がうまい酒だよ・・・」
「浩二、父さん、何があったのが?」
「関係ねえだろ」
「待って!頼む、教えでくれ」
二人で表に出ると、浩二が裕一に小声で言った。
「・・・父さん、もう長ぐねぇんだ。胃がんだって、もう手の施しようが・・・」
「う、う、嘘でしょ・・・だって、あんなに元気・・・」
「父さんの前でそんな顔絶対すんなよ。・・・俺だって、父さんの体気遣いながら必死に隠してきたんだ。」
「ばれだら・・・ただじゃおかねえがらな!」
父親の病気は本当に子ども心に辛いものがあります。
裕一と浩二の気持ちは繋がるのか、そして三郎は!?54話もお見逃しなく!
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【前回の振り返り記事】