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朝ドラ「エール」第20週のあらすじ・ネタバレを紹介していきたいと思います。
「エール」の第19週では、終戦後、裕一(窪田正孝)は曲を書かなくなっていた。
しかし劇作家・池田二郎(北村有起哉)との出会いでラジオドラマ「鐘の鳴る丘」、そして「長崎の鐘」の作曲をすることに。
裕一は歌詞の元になった本の著者・永田 武(吉岡秀隆)に会いに長崎へ。
原爆投下で自らも被爆しながら医師として人々の救護に当たった永田は、裕一に・・・。
一方、吟(松井玲奈)の夫で元軍人の智彦(奥野瑛太)は職探しをしている中、戦災孤児の少年と出会って・・・という展開でした!
戦争から久志はいったいどうなっているのか・・・。
それでは、朝ドラ「エール」の第20週について紹介していきたいと思います!
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朝ドラ「エール」第20週「栄冠は君に輝く」のあらすじ
藤丸に連れられて来た場所には、変わり果てた久志が。
彼もまた、戦争によって大きな心の傷を負っていました。#朝ドラエール#窪田正孝#中村蒼#山崎育三郎#井上希美 pic.twitter.com/I7jtn2gaAa
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) October 27, 2020
「長崎の鐘」を書き上げ、音楽への情熱を取り戻した裕一(窪田正孝)は、戦時中に出会った新聞記者の大倉(片桐 仁)からの依頼で「全国高等学校野球選手権大会」の曲作りに取り組む。
そんなある日、裕一と鉄男(中村蒼)は藤丸(井上希美)に案内されて、久志(山崎育三郎)と再会する。
戦後、自暴自棄の生活を続けていた久志に立ち直ってほしい裕一は、高校球児のために「栄冠は君に輝く」を歌ってほしいと頼む。しかし久志は・・・。
朝ドラ「エール」第20週「栄冠は君に輝く」のネタバレ
終戦から三年。
「長崎の鐘」以降、裕一(窪田正孝)には仕事が殺到し、意欲的に作曲に取り組む日々を送っていた。
ある夜、コロンブスレコードで録音を終えた裕一と鉄男(中村蒼)が話をしていると、歌手の藤丸(井上希美)がやって来た。
「・・・お二人とも、このあと少し、時間ある?」
藤丸は二人を、古い小さな家に連れていった。
荒れた部屋の中に、薄汚れた服を着た男が酒を手に座っている。
久志(山崎育三郎)だ。
その変わり果てた姿に、裕一と鉄男は絶句する。
久志は戦後の農地改革で実家の土地や財産を失い、父親が亡くなってからは酒と博打に明け暮れていた。
たまたま闇市で再会した藤丸が、何かと面倒を見てきたという。
以来、裕一と鉄男はたびたび久志の元を訪れるが、まともに話さえできなかった。
一方で裕一は、ビルマで出会った記者の大倉に頼まれて、全国高等学校野球選手権大会の、新しい大会歌を作曲することになった。
新聞社で開かれた歌詞の選考会には裕一も参加し、大会歌は、裕一が推薦する「栄冠は君に輝く」に決まった。
「・・・君に、歌ってほしい曲がある」
譜面を書き上げた裕一は、大会歌を歌ってほしいと久志に話をするが、同情なんてごめんだと、楽譜を突き返されてしまう。
翌朝、裕一は玄関の戸をたたく音で目を覚ました。
藤丸だ。
前夜、血を吐いて倒れた久志が、姿を消してしまったという。
藤丸から、久志の父親の一周忌が近いと聞いて、裕一は福島の彼の実家を訪ねた。
その家で、久志は一人、線香をあげていた。
久志が戦時歌謡を歌っていたために、父親は戦後、周囲から悪口を言われていたという。
久志は、自分が選んだ道が父親を苦しめたと、自らを責め続けていた。
裕一はかけることばも見つからない。
深夜、二人は無言で帰京した。
久志はもう一度歌ってほしいと願う裕一は、ふと思いついて、自分を音楽の道に連れ戻した池田に久志の説得を頼んだ。
裕一の熱意にほだされて久志に会った池田は、詞を書いた。
その詞に裕一が曲を付けて、数週間後、久志の復帰作「夜更けの街」が制作された。
久志は緊張しながらも見事に歌いきる。
だが数日後、久志を訪ねた裕一と鉄男は愕然とする。
立ち直ったかに見えた久志は、またもや泥酔していた。
そして、「夜更けの街」を歌ったのは、博打の借金を清算する金が必要だったからだと言い放つ。
それでも裕一は諦めない。
再び久志の元を訪れ、どうしても大会歌を歌ってほしいと、楽譜を置いていった。
次の日、楽譜を返しに来た久志は、音から裕一の思いを聞かされる。
「裕一さんは久志さんのこと、歌手として心底、信頼してる。同情なんかじゃないよ」
それでもなお、今の自分にはこんな希望にあふれた歌は歌えないと臆する久志を、裕一は甲子園球場に誘った。
甲子園のグラウンドに立った裕一は、作詞をした多田良介が、足の怪我で甲子園への道を断たれるという絶望を経験したからこそ、あの詞を生み出せたのだと話す。
「君も絶望を知ってる。・・・その原因を作ったのは僕だ・・・戦時歌謡に、君を誘った」
裕一は久志にわびると、言った。
「久志。君なら歌える。君じゃなきゃダメなんだ」
久志がマウンドへと歩きだす。
そして、歌い始めた・・・。
夏の高校野球を象徴する曲として、今も愛され続ける大会歌「栄冠は君に輝く」の誕生だ。
ある日、音(二階堂ふみ)に受験票が届いた。
羽生の勧めで、帝都劇場で上演されるオペラ「ラ・ポエーム」のオーディションに挑戦することを決め、レッスンを続けていたのだ。
朝ドラ「エール」第20週96話のあらすじネタバレ
「長崎の鐘」を書き上げた裕一(窪田正孝)の元には、仕事が殺到。
楽譜をおいた机を3つ並べて行き来して作曲するなど、意欲的に作曲に取り組む日々を送っていた。
一方、同期の松川(木原勝利)に声をかけてもらった智彦(奥野瑛太)は、ラーメン屋の仕事を辞めて、貿易会社に就職するのだが・・・。
音(二階堂ふみ)はベルトーマス(広岡由里子)から、ラ・ボエームのオーディションを受けてみないかと勧められる。
キャスト
窪田正孝,二階堂ふみ,中村蒼,山崎育三郎,松井玲奈,奥野瑛太,北村有起哉,古川雄大,井上希美,加弥乃,広岡由里子,片桐仁,古川琴音,浅川大治
朝ドラ「エール」第20週97話のあらすじネタバレ
藤丸(井上希美)に連れられて訪れた闇市近くの家で、裕一(窪田正孝)と鉄男(中村蒼)は久しぶりに久志(山崎育三郎)と再会するが、その変貌ぶりに絶句する。
藤丸からこれまでの経緯を聞いた裕一たちは、話をしようと久志のもとを何度も訪れるが・・・。
一方、戦争中ビルマの慰問活動で一緒だった記者の大倉(片桐仁)から依頼された全国高等学校野球選手権大会の曲づくりのために、裕一は大阪に向かう。
キャスト
窪田正孝,二階堂ふみ,中村蒼,山崎育三郎,仲里依紗,野間口徹,井上希美,片桐仁,佐野元哉,中松俊哉,信太昌之,遠山俊也,中村靖日,原田文明
朝ドラ「エール」第20週98話のあらすじネタバレ
完成した全国高校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」を、もう一度前を向くきっかけになるように、久志(山崎育三郎)に歌ってもらいたいと、裕一(窪田正孝)は、さっそく久志の家を訪れるが、久志は「もう昔とは違う」と一方的に裕一を突き放す。
鉄男(中村蒼)も久志を訪ねるが、話を聞こうとしない。
そんなある日の朝、藤丸(井上希美)が久志の姿が見えなくなったと古山家に探しに来るのだが・・・。
キャスト
窪田正孝,二階堂ふみ,中村蒼,山崎育三郎,仲里依紗,野間口徹,広岡由里子,井上希美,古川琴音,伊藤あさひ,中松俊哉
朝ドラ「エール」第20週99話のあらすじネタバレ
姿を消した久志(山崎育三郎)を探して、福島に向かった裕一(窪田正孝)は、福島の久志の実家で久志を見つける。
素直な自分の気持ちを裕一に話す久志。
久志もまた、戦争中のことを周りの人に陰口をたたかれてどう生きていいのかわからず、苦悩していたのだ。
裕一は久志に戦時歌謡を歌わせた責任は自分にあると感じる。
そして、裕一から久志の話を聞いた池田(北村有起哉)は、闇市に久志の様子を見に行く。
キャスト
窪田正孝,中村蒼,山崎育三郎,仲里依紗,野間口徹,北村有起哉,井上希美,加弥乃,奥野瑛太,日向丈,たんじだいご,岩瀬晶子,佐藤誠純
朝ドラ「エール」第20週100話のあらすじネタバレ
久志(山崎育三郎)が歌った「夜更けの街」に裕一(窪田正孝)は心揺さぶられて、完成した「栄冠は君に輝く」はやはり久志に歌ってほしいと強く願う。
大会本部の大倉(片桐仁)は、愛国歌謡の印象が強い久志の起用に難色を示すが、裕一は「他のどの歌手よりも彼が向いている」と頭を下げて必死にお願いする。
断るつもりで古山家を訪れた久志だったが、音(二階堂ふみ)からその話を聞いて心を動かされる。
キャスト
窪田正孝,二階堂ふみ,中村蒼,山崎育三郎,仲里依紗,野間口徹,北村有起哉,片桐仁,井上希美,古川琴音,奥野瑛太,浅川大治,伊藤あさひ,信太昌之,三浦貴大,橋本淳,斎藤嘉樹,一ノ瀬ワタルほか
「栄冠は君に輝く」について
「栄冠は君に輝く」は、加賀大介が作詞、古関裕而が作曲した歌・行進曲で、1948年に発表された。
副題は「夏の全国高等学校野球選手権大会の歌」。
1948年に学制の改定に伴い、それまでの「全国中等学校優勝野球大会」が「全国高等学校野球選手権大会」に改称する事になったことにあわせ、更にこの年の大会が第1回大会から数えて30回目の節目の大会であったことから主催者である朝日新聞社が新しい大会歌として全国から詞の応募を募った。
応募総数5,252編中から、最優秀作品に選ばれたのが加賀の詞であった。
当初作詞者は高橋道子(結婚後は中村道子。松江安見の大姪)名義となっていたが、これはプロの文筆家で地元・石川で執筆活動をしていた加賀(当時の本名:中村義雄)が、周囲から懸賞金(大賞賞金は5万円で、当時の公務員の平均給与の10倍以上であった)目当てと思われるのを嫌い、自分の名前を伏せて婚約者の名前で応募したためであり、第50回記念大会(1968年)を機に加賀本人が作詞の真相を語り「加賀大介作詞」と改められた。
その頃、本名も中村義雄からペンネームの1つであった「加賀大介」に改名している。
加賀は野球球児であったが、試合中の怪我による骨髄炎のために右足切断を余儀無くされ、野球を断念した経緯がある。
この詞には、野球に対する加賀の熱い想いが強く込められている。
創唱歌手(発表当時のオリジナル)は、当時の名流行歌手である伊藤久男である。
ちなみに伊藤は当歌の作曲者である古関裕而とは戦前からの深い付き合いである同郷(福島県)の友人同士であり、戦前から歌謡曲・軍歌・戦時歌謡においても名タッグとして活躍していた関係を持つ(2人の代表作は『イヨマンテの夜』、『暁に祈る』など)。
朝ドラ「エール」第20週の主なキャスト
裕一は逃げずに何度も譜面と向き合い、「 #とんがり帽子 」を完成させました。#朝ドラエール#窪田正孝#二階堂ふみ pic.twitter.com/laGTVARiKo
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) October 20, 2020
古山裕一 演:窪田正孝
※子ども時代:石田星空
モデル:古関裕而(こせき・ゆうじ)
福島で代々続く老舗呉服屋の長男。
気弱でいじめられがちな少年だったが、音楽に出会うとその秘めた才能を発揮し、独学で作曲を始める。
跡取り息子として周囲の期待から商業を学び、伯父が経営する銀行に勤めるが、音楽への思いを断ち切れないでいた。
そんな中、歌手を目指しているという女学生・関内 音とひょんなことから知り合い、文通を始める。
恋に落ちた裕一はついには、彼女とともに音楽の道を歩むことを決める。
朝ドラ「エール」のモデル古関裕而の留学話は本当?息子から見る古関裕而とは
関内音 演:二階堂ふみ
※子ども時代:清水香帆
モデル:古関金子(こせき・きんこ)
豊橋市内で馬具の製造販売を行う関内家の三姉妹、次女の音は、将来はプロの歌手として舞台に立つことを夢見ていた。
ある日、福島に住む青年の古山裕一が英国の作曲コンクールに入賞したことを新聞で知り、手紙を送り文通を始める。
二人は結婚し、音は本格的に歌を学ぶために音楽大学に入学。
夫の才能を誰よりも信じて叱咤(しった)激励し、時代の流れのなかでさまざまな困難に遭遇しながら、自らも歌手になる夢を追い続ける。
古山華 演:古川琴音
裕一と音の娘。
やりたいことがなかなか見つからず、将来について思い悩んでいる。
村野鉄男 演:中村蒼
※子供時代:込江大牙
魚屋「魚治(うおはる)」の長男。
けんかっ早い性格であるが、詩を作ることが得意。
のちに作詞家となり、裕一や久志とともに「福島三羽ガラス」と呼ばれるようになる。
古関裕而の親友で作詞家の野村俊夫がモデル。
「福島三羽烏」のモデルネタバレ!村野鉄男(野村俊夫)佐藤久志(伊藤久男)古山裕一(古関裕而)
佐藤久志 演:山崎育三郎
県議会議員の息子で裕一の小学校時代の同級生。
のちに歌手となり、裕一の作った曲を唄うことで好評を博すことになる。
古関裕而の親友で歌手の伊藤久男がモデル。
朝ドラ「エール」山崎育三郎(佐藤久志)の出演回数とモデル・伊藤久男について
池田二郎 演:北村有起哉
モデル:菊田一夫
劇作家、作詞家。
戦後、裕一とともに数々のラジオドラマや映画、舞台でヒット作を生み出していく。
大倉憲三 演:片桐仁
従軍記者。裕一と戦地で出会う。
戦後、全国高校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」の誕生に関わることになる。
その他キャスト
・仲里依紗
・野間口徹
・井上希美
・加弥乃
・奥野瑛太
・日向丈
・たんじだいご
・岩瀬晶子
・佐藤誠純
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