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「にじいろカルテ」ネタバレ!無料動画見逃し配信を最終回結末まで紹介!

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「にじいろカルテ」ネタバレ!無料動画見逃し配信を最終回結末まで紹介!

朝ドラ「とと姉ちゃん」や「ごちそうさん」などに出演していた高畑充希さんが主演を務めるテレビ朝日の木曜ドラマ「にじいろカルテ」の1話から最終回までのあらすじやネタバレ、キャスト情報や無料動画や見逃し配信を見る方法について紹介していきたいと思います。

このドラマ「にじいろカルテ」は、テレビ朝日の木曜ドラマ枠で放送されてきたスーパードクターや敏腕ボディーガードなどのスーパーな人物が主人公でなく、その辺に居そうな、ちょっと間の抜けた主人公を高畑充希さんが演じます。

これまでの木曜ドラマ枠ではないドラマ「にじいろカルテ」、先ずは動画配信のことから紹介していきたいと思います。

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ドラマの放送が進むにつれて、過去に放送された放送回をもう一度見たい・・・と思うのはドラマ好きとしては当たり前の感情ですよね?

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ドラマ「にじいろカルテ」のあらすじ・ネタバレ

東京の大病院の救命救急の現場で、夢と誇りを持ちながら働いていた紅野真空(高畑充希)に、ある日突然“とある病”が発覚しました。

しかし、医者だからといってお金もないし、仕事も続けたいし・・・と困った彼女は、偶然知った山奥の小さな村の診療所で、病を隠して働くことになります。

なにやら怪しいバスに乗り、鬱蒼とした森を抜け、たどりついた“虹ノ村”で待ち受けていたのは・・・ヘンテコな外科医&看護師という、男2人との一つ屋根の下のシェアハウス生活!?

更には、まるで妖怪みたいに個性豊かな村人たちに出会い、時に笑い、時に泣き、喧嘩しながらも、熱く命と向き合って成長していきます。

激動の令和という時代において、医療従事者、刑事、弁護士、教師、芸能人・・・ドラマに出てくるような一見華やかな職業ほど、必要以上に「人としての正しさ」を求められ、当たり前のようにSNSで匿名の悪意に晒される時代。

だけど、相田みつを氏のこんな言葉があります。

「にんげんだもの」。

医者だって白衣を脱げば、ただの人間。

定時に帰りたいし、恋もするし、ヤケ酒も飲むし、合コンも行くし、お金も必要。

家族と喧嘩することもあるし、風邪もひくし、病気になることもあるはず。

現実はドラマみたいにオシャレじゃないし、日常は泥臭くて、理不尽だらけ。

“医者だから”って、人のために何でもできる聖人君子なわけじゃないし、感情もある・・・みんな同じ、普通の人間です。

そんな“人なみの弱さ”を抱えた医師たちは、この村でそれぞれの生き方を見つけていくことに・・・。

ドラマ史上、もっとも“普通”の医者・・・いや、普通よりも、ちょっとダメ人間(笑)。

そんな、全然スーパーじゃないドクターたちがお送りする、異色の木曜ドラマの誕生です!!

ドラマ「にじいろカルテ」1話のあらすじ・ネタバレ

鬱蒼とした森を抜け、怪しげなバスに乗り、山奥にぽつんと佇む虹ノ村診療所にやってきた、1人の医師・紅野真空(高畑充希)。

東京の大病院の救命救急の現場からやってきた彼女には“ある秘密”があった・・・。

降り立った村のバス停で迎えを待っていると、まるで座敷童のような少女が真空に手招きをしていた。

導かれるように、村唯一の食堂「にじいろ商店」の中へ入ると、そこにはまるで妖怪のように個性豊かな虹ノ村の村人たちが大集合していて・・・?

やがて案内された診療所で、「本業は農家だ」と豪語するツナギにグラサン姿のヘンテコ外科医・浅黄朔(井浦新)と、超絶優秀ながらすぐキレる若き前髪ぱっつん看護師の蒼山太陽(北村匠海)と、真空は一つ屋根の下で暮らすことになるのだが・・・?

たとえ、望んでいた人生と違っても。

愛する人の顔を忘れてしまっても。

医者も、患者も、人間だから・・・。

人生、雨あり虹あり。

全然スーパーじゃないドクターたちが織り成す、笑って泣けるチーム医療成長譚が幕をあける!

ドラマ「にじいろカルテ」1話のネタバレ・感想

高畑充希とシェアハウスの組み合わせと聞くと、一昨年に主演を務めたTBS系ドラマ『メゾン・ド・ポリス』を思い出してしまうのだが、新たにスタートしたテレビ朝日系列ドラマ『にじいろカルテ』での高畑は、自らの病に向き合いながら村人たちと心を通わせていく内科医として、シェアハウスをする側にまわる。

第1話のファーストインプレッションとしては、辺鄙な村のロケーションとキャラが(かなり)濃い村人たちという、この物語に必要な“個性”がうまく際立たせられた、導入として最も望ましいかたちのエピソードであった。

理想を持って大病院で救命救急医として働いていた紅野真空(高畑充希)は、ある日突然難病である多発性筋炎を患い休職を余儀なくされる。

それでも仕事を続けたいと思った彼女は、ひょんなことから知った山奥の小さな村・虹ノ村で、村唯一の内科医として働き始めることに。

バスに乗って村にたどり着いた彼女をまず待っていたのは、個性的な村人たちからの熱烈な歓迎と、診療所で共同生活を送ることになる農家兼外科医の浅黄朔(井浦新)と看護師の蒼山太陽(北村匠海)だった。

テレビ朝日系列の木曜21時枠で放送される“医療”を題材にしたドラマといえば、もちろん真っ先に思い浮かぶのは『ドクターX ~外科医・大門未知子~』であろう。

しかし同じ枠で、同じ医療ドラマといえど、その毛色はまるで異なる。

少なくとも、いまなお続くコロナ禍において、テレビドラマの代表的なジャンルである医療ドラマは、これまでのようにはいかない状況にあることは言うまでもない。

病院でのロケ撮影ができない状況のために、いわゆる大病院ものには制約が生じ、また物語上でもコロナなどの感染症への言及は避けては通れないからだ。

そうした時節柄もあってか、例えば前クールの『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』(日本テレビ系)のように産業医を題材としてみたり、本作のように無医村を舞台にしたヒューマンドラマに強く寄せてみたりというのが現時点での最も賢明な医療ドラマのあり方といえよう。

とはいえ、前クールに本作と同じ岡田惠和が脚本を手掛けた『姉ちゃんの恋人』(カンテレ・フジテレビ系)では“アフターコロナ”の生き方への希望的憶測とともに、随所にコロナの存在をにおわす描写がちりばめられていた。

それだけに、このドラマでも何かしらのかたちで言及がされることもないとは言い切れない。

例えそうだとしても、“医療ドラマ”としてではなく、あくまでも“ヒューマンドラマ”としてのアプローチが強くなるのではないだろうか。

いずれにせよ第1話から、大雨による停電とそのなかで医療の助けを求める村人の対応に追われる姿が描かれたことで、どのような場所であっても変わらない、医療の必要性と重要性がしっかりと描写されていた。

「雨が降らないと虹は見れない」。

主人公の真空をはじめ、登場人物の多くが“何か”を抱えていることが窺えながら、皆が努めて明るく生きようとしているのがわかる前向きさ。

「ほっとする」という言葉がなんともよく似合うこのドラマは、長い長い苦境に直面している多くの人々にささやかな希望を与えてくれるドラマになるのではないだろうか。

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ドラマ「にじいろカルテ」2話のあらすじ・ネタバレ

「わたし、嘘をついていましたー。」

ついに秘密を告白した内科医・真空(高畑充希)だが、“医者で患者、最強じゃん?”という温かい言葉と共に、改めて、虹ノ村診療所での日々がスタートする。

翌朝、虹ノ村診療所には衝撃の大行列がズラリ!?

待望の内科医の登場に、お年寄りたちは大はしゃぎ。

孫についての悩みや、畑で獲れた冬瓜のプレゼントなど、診察に関係ないことまで、熱心にじっくり向き合い、寄り添う真空。往診先で出会った一人暮らしのおばあちゃん、佐和子(水野久美)からも、スマホを買ったが話す相手がいないと相談され「いつでも話し相手になる」と申し出てしまい、さっそくかかってきた電話にも丁寧に対応する始末。

期待に応えたい、と張り切る真空だが、その要領の悪さに、患者の待ち時間は増える一方・・・朔(井浦新)と太陽(北村匠海)の心配は募って行く。

連日の診療所の大行列に、真空自身の体調も密かに悪化してゆくが、仲間に頼ることができずにいる真空。

そんなある日、ある患者の“優しい嘘”を見逃してしまう・・・!

まさかの診断ミス、救えるはずの命が危機に・・・!?

人の絆を大切にしたいだけ。

なのに仲間を想う心はすれ違う・・・。

果たして、3人は消えゆく命を救い、チームになることができるのか・・・?

ドラマ「にじいろカルテ」2話のネタバレ・感想

難病の多発性筋炎を抱えていることを隠したまま、内科医として虹ノ村にやってきた真空(高畑充希)だったが、村人たちにその秘密を告白。

すると外科医の朔(井浦新)は「医者で患者、最強じゃん」と言葉をかけ、他の村人たちもそれを受け入れてくれる。

第2話では、ついに虹ノ村診療所がオープン。

真空と村の人々との“診察”という名の交流によって、ほっこりとした空気感を維持したまま、本格的に物語がはじまるというわけだ。

太陽(北村匠海)や嵐(水野美紀)らとともに村中をめぐりながら、お年寄りたちの往診をする真空は、スマホを買ったばかりだという元教師の佐和子(水野久美)の話し相手になることを自ら買って出るなど、自分を歓迎してくれる村人たちに真摯に向き合おうとする。

しかし診察でもひとりひとりに向き合おうとするあまり、診療所は常に混雑。

真空自身も疲労が蓄積してしまうのだ。

そんななか、診察に訪れた次郎(半海一晃)に風邪の診断を下した真空。

その直後に次郎は苦しそうな様子で診療所を再訪し、真空は自分が誤診をしてしまったことに気が付くのである。

前述の「最強じゃん」の言葉もしかり、朔が真空にかける言葉はちょっぴり不器用さもありながらも飾らない彼の人柄、真空とはまた違うベクトルのまっすぐさを表しているようだ。

病も含めて自分を受け入れてくれる村人たちの期待に必死に応えようとして、キャパオーバーに陥ってしまう真空を見て、太陽とともに心配する朔。

次郎の一件があった時に、真っ先に自分の誤りを認める真空に対して困ったようにつぶやく「先輩に怒らせろよ」からの、その後の「ちゃんと怒られろ、俺に」の言葉は、期待も不安も全部ひとりで抱え込んでしまう真空に向けられた、朔なりの“もっと頼っていい”“もっと甘えていい”という救いの手のようなものだろう。

いまのところドラマとして大きな何かが起こる予感が少ない本作なだけに、診療所の3人の掛け合いと関係性にこのドラマの根幹が委ねられていることが、すでに第2話の時点で明白にうかがえる。

比較的序盤のほうで、真空が料理のセンスが一切ないことからはじまる「個人」と「属性」についての一悶着。

そして「くせに」と10回言ったら何でも言うことを聞くというルールの制定。

キッチン周りをぐるぐると動き回るようなカメラの動きも3人のコミカルさを駆り立てていくのだ。

さて第1話につづいて、第2話でも村唯一の商店を営む橙田夫婦の意味深なやりとりが描かれた。

突然店を飛び出して妻・雪乃(安達祐実)を呼ぶ夫・晴信(眞島秀和)に、案外すぐ近くにいる雪乃。

次回の第3話でようやくその物語に触れるようで、今回の次郎の糖尿病に起因した心筋梗塞しかり、ほのぼのとした雰囲気のなかでも、病が人間と切っても切れない関係にあるという現実を示してくれるに違いない。

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ドラマ「にじいろカルテ」3話のあらすじ・ネタバレ

「私は誰なんでしょうか・・・?」

ある日突然、虹ノ村診療所に、いつもと様子が違う雪乃(安達祐実)が駆け込んでくる。

真空(高畑充希)のことも、自分自身のことも、“なにもわからない”という雪乃に、衝撃を受ける真空。

朔(井浦新)から、雪乃は3年前から“認知症”を抱え、何度もこんな日々を繰り返しながら生きていると告げられ、動揺を隠しきれない真空。

雪乃を探して診療所に駆け込んできた、夫の晴信(眞島秀和)のことも、雪乃は誰だかわからない。

“治らない病”に対してどう向き合えばよいのか、立ち尽くす真空だが、なぜか朔と太陽(北村匠海)は落ち着いた様子で・・・?

そんな中、ハイテンションで登場したのは雪乃の幼馴染である嵐(水野美紀)と氷月(西田尚美)。

2人は、そのまま真空と雪乃を連れて“ある場所”へと誘ってゆき・・・?

憧れていた人生がある。

だけど、どうしようもない現実も、誰にでもある。

大人だから、医者だから、諦めようとがんばっても、つらいものはつらい。

それでも生きていく。

次々に明かされる、嵐や氷月の過去。

真空自身も、自らが隠していた“現実”と向き合うことに・・・。

一方、無言のまま、雪乃たちを見送った晴信は、朔や太陽、そして霧ケ谷(光石研)と共に“想い出のカツサンド”を作り始め・・・。

果たして、すべてを忘れてしまった雪乃の運命は・・・?

たとえ君が忘れても、僕が全部覚えてるから・・・。

ドラマ「にじいろカルテ」3話のネタバレ・感想

休診日の虹ノ村診療所を訪れ、焦燥した様子で「私は誰なんでしょうか?」と問いかける雪乃(安達祐実)。

思いも寄らぬ問いに動揺する真空(高畑充希)とは対照的に、手慣れた様子で各所に連絡するなど対応していく朔(井浦新)と太陽(北村匠海)。

第3話は、前2回のエピソードとは少し異なるかたちで、村人たちが付き合うある病が描写されていく。

3年前から認知症を患い、数週間や数カ月に1度すべての記憶がリセットされる雪乃のために、幼なじみの嵐(水野美紀)と氷月(西田尚美)、そして雪乃の夫・晴信(眞島秀和)が診療所に駆けつける。

嵐と氷月は慣れた様子で雪乃に向き合い、彼女に名前を教え、認知症であることを教え、また少しすればゼロに戻ってしまうことを教え、「病気でも不幸じゃない」と伝える。

そして雪乃の記憶を辿りながらお互いの過去を共有していくうちに、真空は自分が隠していた現実と直面することになるのである。

アルバムで幼い頃の写真(しかも本物の安達祐実の子供の頃の写真ではないか!)を見せながら、ひとつひとつ丁寧に雪乃という人間の歴史を一緒に辿っていく嵐と氷月。

すっかり荒れ果てた生家を訪れ、少し取り乱した様子の雪乃に対して

「わからないからって苦しまなくていい。思い出さなくていい。新しく頭に入れて」

と語りかけるなど、雪乃とともに病と向き合おうとする強さを見せる2人が、自分たちの過去を涙ぐみながら語る姿に、一緒に缶蹴りをして笑い合う姿。

喜怒哀楽を惜しみなく出すことによって、たった数時間で友情を取り戻していく。

このドラマの描く、人のあたたかさというテーマの根源がたしかにそこにはあり、その点においては第3話にして想像以上に涙腺を刺激されるものがあった。

しかしどうしても、今回の劇中に描かれた病の描写については引っかかりがある。

朔が序盤で真空に教える雪乃の病名は「まだら認知症」。

これは脳血管性認知症に特有の、“できること”と“できないこと”に差があるという特徴のことで、例えば記憶力は低下しているけど判断力ははっきりと残存しているというようなケースを指す。

もっとも、認知症であれば記憶障害は高い確率であるわけだが、劇中のような全生活史健忘、つまりは記憶喪失が定期的に何度も繰り返されるというのは少々極端なように思えてならない。

いずれにせよ、放送時間中にSNS上で見受けられた「まだら認知症」=たびたび記憶がリセットされること、というのは誤りだというのは念のため記しておきたい。

ちなみに“記憶障害”を描いた作品といえば、若年性アルツハイマーを描いた『私の頭の中の消しゴム』や、外傷性による前向性健忘のヒロインを描いた『50回目のファースト・キス』など数え切れないほどあり、ある種物語に“切なさ”を生み出すうえで典型的な要素ともいえる。

今回の劇中、雪乃の記憶を取り戻す作業の間、夫の晴信は朔や太陽と一緒に雪乃の好物のカツサンドを作って診療所で待っている。

仮にこれが雪乃と晴信のラブストーリーに比重を置くのであれば、先に挙げた作品のような症状を描いたほうが賢明だったわけだが、あえてそうはせず。

すべての記憶を失わせる描写を選んだのは、限りなくより古い記憶に比重を置くことで、幼なじみとの友情にフォーカスを当てるねらいがあったものと推察できる。

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ドラマ「にじいろカルテ」4話のあらすじ・ネタバレ

朝から畑に佇み、空を見上げる朔(井浦新)。

いつもと違うその様子が少し気になる真空(高畑充希)。

一方、太陽(北村匠海)は朝から“お尻”にある大問題を抱えていた。

誰にも相談できず、悶絶しながら悩んでいたところ、次々に霧ケ谷(光石研)と氷月(西田尚美)や嵐(水野美紀)ら村人たちが押し寄せ、虹ノ村診療所は大騒ぎ。

そんな中、一本の電話が鳴る。

隣村のキャンプ場で土砂崩れが発生・・・多くのけが人が出ている中で治療の優先順位を決めるトリアージをしてほしいとの要請が。

急いで現場に向かうことになった真空、太陽、朔だが、その様子を見て霧ケ谷は朔に「大丈夫・・・?」と声をかける。

笑顔で応える朔だが、心配そうな霧ケ谷の様子に、何か知っているようだと悟る真空だが・・・。

緊張感ただよう中、土砂崩れの現場に入った3人。

年長者の朔の指示のもと、命を救うために奔走する。

そんな混乱の中、ある患者の「大丈夫です」という言葉に、思わず朔は「それはあなたが決めることじゃない!」と激昂する。

――彼の脳裏には妻・沙織(佐々木希)の姿が思い出され・・・。

明かされる過去。

試される絆。

人はいつ、いきなり会えなくなるかわからないから。

ドラマ「にじいろカルテ」4話のネタバレ・感想

“西部警察気取り”のサングラスをかけ、いつも空気を読まない発言で真空(高畑充希)や太陽(北村匠海)と小競り合いを繰り広げている外科医(もとい、農家兼外科医)の朔(井浦新)。

真空たちよりも前に虹ノ村にやってきた彼の、知られざる過去が明らかになった第4話。

真空と同様、“何か”を抱えて虹ノ村にやってきた朔にフォーカスを当てる今回のエピソードは、このハートウォーミングなドラマの輪郭をはっきりとさせる重要な役割を担っていたといえるだろう。

いつも通り早朝から畑仕事をしながら、妻・沙織(佐々木希)のことを思い出す朔。

そんななか、虹ノ村の隣村にあるキャンプ場で土砂崩れが発生したという連絡が診療所に届く。

トリアージをするために現場に急行してほしいという要請をうけた真空たちだったが、出がけに霧ヶ谷(光石研)が朔にかけた「大丈夫?」という言葉が妙に気になってしまう真空。

現場に到着すると、朔は2人にこう告げる。

「患者の“大丈夫”という言葉は信じるな」。

そして太陽に「見落としていることがあるかもしれない。

無駄でもいいから言ってくれ」と、頼むのである。

災害現場など傷病者が多数いる状況のなかで、治療の優先順位を決めるトリアージという作業。

限られた医療資源をどのように割り振るかという、迅速かつ正確な判断が求められる、いわば“命の順番”を決める作業でもある。

劇中の回想シーンで描かれる朔と沙織とのエピソードは、まさにそのトリアージの失敗によるものであった。

医師として駆けつけた爆破事件の現場で、被害に遭った沙織に要救護性がそれほど高くない黄色の札をつけた朔は、事件の容疑者である男の救護に当たることになる。

しかしその途中で沙織の容態は急変。そのまま命を落としてしまうのだ。

容疑者の命を助け、妻の命を助けることができなかったという、永遠に消えることのない後悔が、一見陽気な朔のバックグラウンドにあるということが判明した今回。

朝食の席で何気なく口にする「人はいつ会えなくなるかもわからない」という言葉は、朔が自分自身に言い聞かせているようにも思えてならない。

そしてあの時と同じように“命の順番”を付けなければならない現場に足を踏み入れ、「大丈夫」と言う患者に対して「それはあなたが決めることではない!」と声を荒げるときの朔の表情には、もう絶対に誰も死なせないという強い覚悟が見える。

今回のエピソードを観て頭をよぎったのは、井浦の近年の代表作ともいえるドラマ『アンナチュラル』(TBS系)だ。

同作で井浦が演じた中堂系は、恋人が快楽殺人犯によって殺され、その復讐に燃えて手がかりを探し続けている男であった。

悔やんでも悔やみきれない後悔を向ける矛先こそ正反対ではあるが、この朔というキャラクターの設定に中堂というイメージが少なからず影響を与えているという気もしてしまうほど通じるものがある。

いずれにせよ、今回朔が見せた“医者らしい顔”は、改めてこのドラマが医療ドラマであることを思い出させてくれた。

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ドラマ「にじいろカルテ」5話のあらすじ・ネタバレ

虹ノ村に超人気バラエティ番組「ぽつんと診療所」がやってくる・・・!

テレビ取材に張り切る村人たちだが、真空(高畑充希)は病のことや、この村にいることをまだ母親に伝えられていないとこぼす。

そんな中、テレビクルーのカメラマンが足から血を流していることに、太陽(北村匠海)は気づき・・・?

一方、佐和子(水野久美)の家で朔(井浦新)の涙を見て以来、なにか辛い過去があるのだろう・・・と察しつつも、本人が言うまでなにも聞かないと決めた真空と太陽。

そんなある日、真空は、畑で作業をする朔を窓からじっと眺めながら何やら考える太陽を見かける。

どこか寂しげな表情で「ちょっとうらやましいなぁ」と呟く太陽に、その意味を測りかねる真空で・・・。

その夜、太陽の様子がおかしいことを察した朔は、妻・沙織(佐々木希)との過去を、ゆっくりと話しはじめる。

「仲間だから気を遣わせるのは嫌なんだ」と無理して笑う朔。

しかし、その話を聞いた太陽は、なぜかさらに辛そうに顔をゆがめ、寒空の中、診療所を飛び出してゆく・・・。

数日後、ついに虹ノ村が取材された「ぽつんと診療所」の放送日。

にじいろ商店にいつものメンバーで集い、酒盛りをしていると・・・いつの間にか泥酔した太陽が、突如ブチ切れ始め・・・。

「あんたらには、わかんねえんだよ・・・!」

彼女は医者で患者。彼は辛い過去を生きる男。

・・・じゃあ、僕はなに?

果たして太陽の流した涙の理由とは・・・?

ドラマ「にじいろカルテ」5話のネタバレ・感想

朔(井浦新)が佐和子(水野久美)の家で見せた涙から、過去に何かあることを察してどのように接するべきかと悩む真空(高畑充希)と太陽(北村匠海)。

しかし朔は「気を遣わせるのは嫌なんだ」と、自分から妻の沙織(佐々木希)に起きたことを語り始めるのである。

第5話は、先週に引き続き診療所のメンバーの心の内側に触れるエピソード。

今回は、太陽が抱えるわだかまりにフォーカスが当てられていく。

虹ノ村診療所にテレビ番組の取材が入り、真空は「東京でも流れるのかな」と、自分がこの村にいることや病のことを母親に話していないと明かす。

そんななか、取材クルーのカメラマンが足に怪我をしていることに気が付き、破傷風の予防接種を受けることを勧める太陽。

一方で真空と朔は、太陽に少し元気がないことを気に掛けていた。

そしてテレビ番組が放送される夜、にじいろ商店で集まる村人たちのもとに、例のカメラマンから感謝の手紙とシャンパンが送られてくる。

すっかり酔っ払ってしまった太陽は、自分の抱えている悩みを喚くように吐露するのであった。

「俺は基本的に優秀。正しいの、でもそれだけなんです!個性がない!」と絡み酒を始める太陽。

難病と向き合いながら気丈に生きる真空であったり、妻を失った辛い過去を乗り越えて明るく振る舞い続ける朔であったり、それぞれがさまざまな事情を抱えている村人たちを前にしたことでなおさらに、「俺だけ何もないじゃん!」とフラストレーションを爆発させてしまうのである。

しかしながら、そこで漠然と考えてしまうのは“普通とは何か?”ということに他ならない。

アドラー心理学にも「普通であることの勇気」として、人は自分自身を良くも悪くも特別だと思いたがる節があるという話が出てくるわけで、たしかに昨今よく聞く承認欲求というものは、まさにそれが顕著に現れたものであるといえよう。

少なくとも、「自分が普通である」と思って「特別になろうとする」ことと「普通は嫌だともがく」ことは似て非なるものであり、太陽は後者の方だ。

自分を普通だと思い込むうちに、それは確かな個性へと様変わりする。

今回の劇中で描かれたテレビクルーへの対応しかり、脱臼した村人への処置のスムーズさもしかり、太陽の看護師としてのスキルは紛れもなく才能である。

もはやそれは、良い意味で“普通じゃない”と思えるほどでもあり、まさに真空の(限りなく朔に向けられた)言葉がその本質を射抜いている。

「自分で面白いって言ってる人ほど面白くなかったりする」。

さて結局太陽は、嵐(水野美紀)たちの計らいで村の放送局のDJに抜擢される(これは一瞬、北村が昨年主演を勤めた映画『とんかつDJアゲ太郎』を想起してしまったが)。

そしてぎこちないトークとともに流すのは、太陽が高校時代に作ったという楽曲。

デスメタル調のメロディに乗せて、ものすごく荒きった歌詞がのどかな村の中に流れるというアンバランス。

それを呆然としながら聴く村人たちの姿も含め、こんなにシュールなオチが待っているとは予想外だ。

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ドラマ「にじいろカルテ」6話のあらすじ・ネタバレ

ひとり、部屋でカレンダーを眺める真空(高畑充希)、もうすぐ母親の誕生日だ。

いい加減、自分の病のこと、そして虹ノ村で暮らしていることを伝えなければ・・・と思うが、何度もメールを打っては消し、打っては消しを繰り返してしまう。

そんなある日、雪乃(安達祐実)の記憶を確認する定期診察の日がやってくる。

自分の年齢、簡単な引き算、野菜の名前などの記憶テストを行うも難なく答える雪乃だったが、ふと「こんな簡単な質問が、答えられなくなる日がくるのかな・・・」と不安な表情を見せる。

そこへ突然、泥だらけの日向(中野翠咲)が飛び込んでくる!

息絶え絶えに「お母ちゃんとじいちゃんが・・・」と告げる日向。

真空、太陽(北村匠海)、朔(井浦新)は慌てて診療所を飛び出し緑川家に向かうが、そこで嵐(水野美紀)・日出夫(泉谷しげる)が倒れているのを発見し・・・?

一方、日向を預かって欲しいと頼まれた氷月(西田尚美)は大喜びするが、その様子を見た霧ケ谷(光石研)は少し複雑な表情を浮かべ・・・。

そんなある日、診療を終えた真空が突如、倒れてしまう・・・!?

離れて暮らす、娘から母親へ。

一つ屋根の下で暮らす、義理の父親から、義理の娘へ。

・・・いま伝えたいことがある。

果たして真空は、お母さんに“真実”を伝えることができるのか・・・!

ドラマ「にじいろカルテ」6話のネタバレ・感想

真空(高畑充希)が患っている多発性筋炎は自己免疫によって筋肉に炎症が起き、筋萎縮が進行していくという病であり、進行状況や症状などについても個人差があり、いまだにはっきりとした原因も解明されていない難病だ。

それに罹ったこと、そして東京の大病院を辞めて虹ノ村にいることを母親にいつ話すべきかと悩む真空の姿を描いた第6話。

ここまで村人や診療所の面々にフォーカスを当てたエピソードが描かれ、一周回って主人公にその順番が回ってくる。

それだけで、このドラマのひとつの“答え”が出される回なのだと予感することができよう。

定期的に行われる、雪乃(安達祐実)の記憶確認の診察の日、虹ノ村診療所に嵐(水野美紀)の娘・日向(中野翠咲)がひとりで泥だらけになって飛び込んでくる。

異変に気付いた真空たちは、日向が持っていた嵐のスマートフォンに映る動画を見て、すぐさま往診に向かう。

無事に嵐と日出夫(泉谷しげる)は発熱のみで大事には至らなかったものの、往診の途中で自分の手の異変に気が付いた真空は、診療所が混雑した日の夜に突然倒れ込んでしまう。

そして頭に過ぎったのは、自分が医者になると志した幼い日の出来事であった。

父親の死をきっかけに、医者を志すことを決めた真空。

そして、自分が病気になったことを女手一つで育ててくれた母親が知ったら責任を感じてすべてを投げ出してしまうのではないかと考え、なかなか話ができずにいるのだと、朔(井浦新)と太陽(北村匠海)に打ち明けるのである。

ひとりの“患者”としてその場所にいる真空に太陽がかける

「心配かけたくないとか責任を感じすぎない方がいい。そのほうがいい」

の言葉。

また真空自身が、病気をきっかけにした出会いや運命の巡り合わせをもって呟く「病気って面白い」という言葉。

中盤の第6話にして、このドラマの描こうとしている本質が明示されたと言ってもいいだろう。

病に倒れた真空が診療所を休んだ夜に、村人たちが集まり真空の寝ている屋根裏部屋から見える場所で、このドラマのひとつのテーマソングともいえる童謡「にじ」を歌うという、今回のハイライトと呼べるシーン。

これはまさに、マーク・ハーマン監督の『ブラス!』での有名な、病室の窓の下で「ダニーボーイ」を演奏するシーンを彷彿とさせるものがある。

病気は辛くて悲しいことばかりじゃないという、先述した“本質”を裏付けているのは、心を明るい方向へ導いてくれる歌の力であり、そして人のあたたかさであるというわけだ。

とはいえ、この真空の症状が多発性筋炎によるものだとわかって観ていても、屋根裏部屋と窓の外との距離感であったり、嵐と日出夫の発熱、内科の混雑と真空が発する

「感染したとかじゃないです」

の言葉からは、どうしてもコロナの三文字を描くタイミングが来たのかとヒヤリとしてしまう。

岡田惠和が手掛けた前クールの『姉ちゃんの恋人』(カンテレ・フジテレビ系)は明確に“アフターコロナ”の世界を描いていたわけだが、このドラマではまだそうした現実を直接的に扱う兆しが見られない。

正直なところ、ここまでの本作の持ち味を生かすのならば、現実と乖離していたとしても、あえて間接的なままでいるのが賢明かもしれない。

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ドラマ「にじいろカルテ」7話のあらすじ・ネタバレ

「あと、どれくらい?どれくらいしたら、私は何もわからなくなるの・・・?」

まだら認知症を抱える雪乃(安達祐実)は、定期健診で突如自分の年齢を答えることができなくなる。

覚悟していた瞬間がまたやってきた、と真空(高畑充希)は姿勢を正し、晴信(眞島秀和)から託されていたノートの記録を雪乃に説明する。

症状が出始めてから何も思い出せなくなるまで約10日・・・その事実に、不安そうに瞳を揺らしながらも平静を装う雪乃を、真空は気分転換に

「一緒に往診に行きませんか」

と誘う。

朔(井浦新)、太陽(北村匠海)と共ににじいろ号に乗り込み、佐和子(水野久美)の家を訪れる真空と雪乃。

そこで雪乃は、1枚の婚礼写真を見つける。

実は虹ノ村には、古くから伝わる“虹ノ洞穴”の伝統的な婚礼があったが、今ではウェディングドレスが人気で隣町の結婚式場で挙げることが多いのだと語る佐和子。

雪乃もその1人だったというが、結婚式の記憶がない雪乃は顔を曇らせる。

そんな雪乃の心中を察した真空は、その夜、急遽にじいろ商店に村のみんなを召集。

雪乃と晴信の結婚式を提案する。

最初は戸惑う晴信だったが、愛する妻の願いを叶えたいと一念発起を決意する。

途絶えていた村の伝統行事の復活に、じじーず(泉谷しげる、モト冬樹、半海一晃)や佐和子をはじめ、当人より村人たちが大張り切り。

しかし雪乃は嬉しい気持ちの一方で、認知症の症状が進行していることに不安を抱き・・・。

タイムリミットはあと10日。

もうすぐ僕を忘れる妻に、何を残せるだろうか。

神様、あと少しだけ、時間をください・・・。

雪乃と晴信は、婚礼の日を迎えることができるのか・・・!?

ねえ、また好きになってくれる?

ドラマ「にじいろカルテ」7話のネタバレ・感想

第3話でも描かれた、定期的に記憶がリセットされてしまう雪乃(安達祐実)と、彼女を支える夫・晴信(眞島秀和)が再びフィーチャーされることとなった第7話。

おそらくこれは、物語が佳境に差し掛かる前にワンクッションを置くエピソードという位置づけなのだろうか。

医療ドラマという側面をほぼほぼ封じ、舞台となる虹ノ村に伝わる婚礼の習俗を描写することで、第1話から薄々感じさせていた“村人の強烈さ”をより際立たせる不思議なエピソードであった。

定期検診で雪乃が自分の年齢を答えられなくなる日がついに訪れてしまい、晴信が常に付けつづけてきたノートによると、症状が出てから記憶がなくなるまでは10日。

不安そうな雪乃を見た真空(高畑充希)は、彼女を村人たちの往診に連れて行くことにする。

そこで佐和子(水野久美)の家を訪れ、彼女の古い婚礼写真を見つけた雪乃。

しかし雪乃には自分の結婚式の記憶はなく、その心中を察した真空は村の伝統的な方法で、雪乃と晴信の結婚式を行なうことを提案するのである。

“じじーず”の博(モト冬樹)の家系が代々管理してきたという“虹ノ風穴”での婚礼の儀式。

こうした村に代々伝わる少し風変わりな儀式と聞くと、どうしても昨年日本でも話題を集めたアリ・アスターの『ミッドサマー』のような奇祭が頭をよぎってしまうわけだが、虹ノ村のそれも負けず劣らずのインパクトだ。

新郎の晴信は式の日まで神様に仕えるために幽閉され、未婚の真空が馬役となって新婦・雪乃の世話をし、彼女をリヤカーに載せて歩く。

さらに太陽(北村匠海)や朔(井浦新)ら村の男たちは(テレビ朝日の人気番組がたくさん観られる動画配信プラットフォームを連想させる)雄叫びをあげながら粉まみれになるときたもんだ。

何はともあれ、ただただ奇抜なエピソードを見させられたわけでもなく、そこにはいつもと変わらない『にじいろカルテ』らしいメッセージがきちんとのぞいている。

例えば村の伝統的な婚礼の儀に向けて村中の老人たちが健康を気遣って率先して診療所に足を運び、それを楽しみにすることで元気になっていったり、記憶を失うことを不安がる雪乃に真空がかける前向きな言葉であったり。

そしてなにより、雪乃と晴信の愛の深さを強く感じさせるやり取りの数々は心に沁みるものがある。

また、風穴の中にある社の管理を任された日出夫(泉谷しげる)や霧ヶ谷(光石研)らは、こぞって御神体である石を落としてしまい、そこら辺に転がっていた石を供えてごまかす。

その一連からは、御神体の真偽よりも伝統行事を純粋に楽しむ心が大切なのだというメッセージを感じることができよう。

前近代的な習わしに闇雲に固執せず、それに関わる人々に想いをめぐらせながら時代に即して変化していかなければ、たとえどんなに良い風習であっても廃れてしまう。

時代が移りゆく中で変わりつつある伝統や風習のあり方を、虹ノ村らしいユーモアで示しているというわけだ。

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ドラマ「にじいろカルテ」8話のあらすじ・ネタバレ

夜中にトイレから出てきた太陽(北村匠海)。

リビングから何やら声が聞こえ、そちらに向かおうとしたところ、なんと真空(高畑充希)と朔(井浦新)が恋仲であると発覚・・・!?

あまりの衝撃に声を出すこともできず、思わず診療所を飛び出してしまう。

パジャマのまま、朝靄の山奥を1人歩き続ける太陽。

2人のことを思い出しながら、自らの過去の嫌な記憶もよみがえり・・・。

飲み物を買ってベンチに座った太陽は、何もかも忘れるべく、イヤホンで大音量の音楽を聴いているうちに、眠りに落ちてしまう。

しばらくして目覚めると、ベンチの隣には、冷たくなり心肺停止になった見知らぬ男性が・・・!?

現場に駆け付ける真空と朔だが、応急処置も空しく死亡が確認される。

連絡をもらった霧ケ谷(光石研)も立ち合い、診療所では警察が太陽の事情聴取など行い、亡くなった身元不明の男性が「自分の失踪した夫では・・・?」と勘繰る嵐(水野美紀)や、雪乃(安達祐実)と氷月(西田尚美)もやってくる。

一方、霧ケ谷は“身元不明の男”の腕にあった痣に、自らの過去を思い出し・・・?

そんな中、「自分がもう少し早く気づいていれば、彼を救えたのではないか」と自らを責め、ひとり涙する太陽。

真空と朔にも自分が抱えるモヤモヤを伝えられず、虹ノ村の仲間への違和感も募って行き・・・。

少しずつ狂い始める3人の距離。

この関係が永遠に続くと思っていたのに・・・。

果たして、身元不明の“彼”は誰だったのか・・・?

そして、ついに訪れた虹ノ村診療所の危機。

真空、太陽、朔の絆は壊れてしまうのか!?

ドラマ「にじいろカルテ」8話のネタバレ・感想

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木曜ドラマ「にじいろカルテ」のキャスト

紅野真空(くれの・まそら) 演:高畑充希

東京から山奥深くの虹ノ村にやってきた内科医。

救急外来もある大病院で忙しい毎日を送っていたが、ある日突然、“ある病”が発覚。

だけど、医者だからってお金もないし、仕事も続けたいし・・・と困った彼女は、偶然知った、山奥の小さな村の医師募集に、病を隠して応募したところ、即採用!

同じく東京からやってきた、外科医&看護師の男2人と共同生活を送りながら、虹ノ村診療所で新生活をスタートさせる。

村のじじばばの長い話にも付き合い、色とりどりの色鉛筆で手書きのカルテを作る頑張り屋の医師という一面もあるが、プライベートでは家事能力が絶望的に低く、部屋も散らかり放題で、料理のセンスもゼロ。

特に、野菜の切り方は凄惨。

へこんだら泣き、嬉しい時はキャッキャ喜び、イラっとしたら思いっきり顔に出す。

医者でありながら患者・・・という自らの新しい人生と向き合いながらも、徐々に虹ノ村にとって、なくてはならない愛される存在へと成長してゆく。

高畑充希のコメント

『にじいろカルテ』の出演が決まった時は、どう思われましたか?

ご一緒できるチームの方々がとても魅力的でしたし、貴島プロデューサーとも是非いつか一緒にお仕事したいと思っていたので、最初にお話をいただいた時はとても嬉しかったです。

脚本の岡田さんも、過去に一度ドラマでご一緒した際にすごく温かい脚本を書いてくださる方だなと感じていたので、また岡田さんワールドに参加できるのがずっと楽しみでした。

岡田さんの脚本には悪い人が出てこなくて、すごく優しい気持ちになれるセリフが多いんです。

そんな岡田さんが書かれた柔らかい世界観に、深川監督がスパイスを加えていくような現場になっていて、お二人の化学反応を楽しみながら今はお芝居をしています。

今回演じられる紅野真空は高畑さんから見てどういうキャラクターだと捉えていますか?

真空は「こういうキャラクターです!」となかなか言い切れない不思議な人なんです。

それは真空だけではなくて、今回登場するキャラクター全員がちょっとずれているんですね。

その中では真空が一番普通なんじゃないかと思うくらい(笑)。

その、みんなのちょっとずつずれているのが隙のようになっていて、すごく可愛いく感じたり愛おしく感じたりするんです。

今作はみんなで作っているという感じが強く、「真空はこういう人だから」と気負わずに、その時起こったことを楽しみながら演じていきたいと思っています。

意外にも医者役は初だそうですが、演じてみていかがですか?

私は説明ゼリフを覚えるのが苦手だから、お医者さん役とか弁護士さん役とかをできるだけ避けて生きていきたいと思っていたんですが・・・(笑)、今作はもちろん医療ものではあるんですけれど、医療シーンがものすごく少ないドラマで、たまにそういうシーンがあると、みんなで「そういえば医療ものだったね」って言いながら撮影しています。

この作品は真空が持病を持っているということもあり「病と共存しながら生きる」という、どちらかというと人間関係や生き方などをテーマにした作品なので、意識せずにいられています。

撮影現場の雰囲気はいかがですか?

撮影が始まってしばらく経つんですけれど、ものすごく現場の空気が良くて。

映像もすごくこだわっていて、カメラを変えたりライティングにこだわったり、おもちゃみたいなカットがところどころ挟み込まれたりするのですが、そんな温かい空気感の画を撮りながら、キャスト陣、スタッフ陣もすごく楽しんでいて。

現場のみなさんもとても優しいですし、毎日平和だな~と思いながら撮影しています。

監督の深川さんもとても優しい方なのですが、その一方ですごくスパルタで(笑)。

「もうちょっとこうやってみましょう」とどんどん高い壁を提示されて、みんなパニックになりながら、何度もやってみる…という感じで。

長いシーンなどを撮り終わった日は、心地よい疲れでぐったりしながらお家に帰っています。

視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。

今はしんどいニュースが多く、暗い気持ちになってしまうこともあると思いますが、そんな中で、この作品は温かい気持ちになれたり、「明日も頑張るか!」という気持ちになれるドラマだと感じているので、見ていただく方の1週間の癒やしになればいいなと思っています。

また、岡田さんの脚本には「そういうこともあるよね」「でも、まぁ、いっか!」と感じさせてくれるメッセージ性のあるセリフが多く、私たちもセリフを言いながら、本当にそうだなと共感しています。

刺激的なことが多いリアルな日常の中で、このドラマを見ている時間だけでも「まぁいっか」と強張った肩の力を抜いていただけたら嬉しいです。

蒼山太陽(あおやま・たいよう) 演:北村匠海

虹ノ村にやってきた看護師。

虹ノ村のいじられキャラで、前髪はぱっつんスタイル。

看護師としてのプライドもきちんとあり、仕事ぶりは超絶優秀で、なんなら優等生すぎてちょっとつまらないタイプ。

たまにギャグを言うと激しくスベる。

いつも肩から電子カルテをぶらさげている。

真面目で面倒見が良く、世話好き。

家事全般は得意で、料理もソツなくこなし、実はかわいいイラストも書けちゃうタイプだが、「男のくせに」と言われたり「看護師は女房役」と扱われるのが嫌。

フリーダムでワガママな朔とは犬猿の仲で、すぐキレて喧嘩になりがちだが、ぶつくさ文句をいいつつも、なんだかんだ良いコンビ。

真空の事は、内心ちょっと可愛いと思っている。

浅黄朔(あさぎ・さく) 演:井浦新

虹ノ村にやってきた外科医。

3人の中では最も古株で、ツナギにサングラスという医者らしからぬ風体で「本業は農家、副業が外科医」と主張している。

自由奔放で天真爛漫な性格で、内科で忙しく働く真空の横で、勤務中にもかかわらず患者と将棋を打つなどのびのび過ごしている。

ドラマを見るのも大好き。

虹ノ村診療所は朔のDIYにより改築された部分も多く、その手柄をアピールしたり、はたまた毎朝の自分の畑仕事の苦労をアピールしたり、思ったことをそのままいうような、若干めんどくさい絡みが多いため、真空と太陽から「基本的に人としてむかつく」と言われる。

いつもふざけた言動が多いため、なぜこの村にやってきたのか本当の理由は謎。

医療現場での経験は豊富であり、緊急事態では真空と太陽を引っ張ってくれる。

人を良く見ており、心根は優しい、頼れる存在。

橙田雪乃(とうだ・ゆきの) 演:安達祐実

村唯一の商店兼食堂「にじいろ商店」の看板娘。

かつて虹ノ村ミスコンで4連覇を果たしたほどの人気者で、村のマドンナ的存在。

夫である晴信といつもペアルックのボーダー柄で現れるなど、度を超えたイチャつきっぷりを見せるが、実は“認知症”を患っており、何か月に一度、すべての記憶がリセットされてしまう人生を送る。

橙田晴信(とうだ・はるのぶ) 演:眞島秀和

雪乃の夫で「にじいろ商店」の店主。

村唯一の食堂なのに、カツ丼1品しか出てこないのが特徴。

雪乃のことが好きすぎていつもデレデレしており、彼女の写真を撮影するのが趣味。

毎度自分を忘れてしまう妻に、毎度プロポーズを繰り返している。

霧ケ谷桂(きりがや・けい) 演:光石研

街役場の職員。真空を虹ノ村に連れてきた張本人。

おしゃべりで、よく笑う、村のムードメーカー的な存在。

部下である嵐にはよく激しく突っ込まれたり叩かれたりで、戦々恐々としている。

虹ノ村の素晴らしさを日本中に伝えるため、リンゴや冬瓜を東京に売り込みに行ったりしているが、あんまりうまくいかない。

憧れの番組「ぽつんと診療所」を村に呼ぶのが夢。

霧ケ谷氷月(きりがや・ひづき) 演:西田尚美

霧ヶ谷の妻で、仲睦まじい夫婦として村でも有名。

子どもが大好きで、嵐の娘である日向をはじめ、働く親や体が思うように動かないじじばばの代わりに、村中の子どもたちの面倒を見ている。

その一方で、彼女なりにある想いも抱えており・・・?なお雪乃、嵐とは幼馴染。

緑川日出夫(みどりかわ・ひでお) 演:泉谷しげる

嵐の義理の父親であり、日向の祖父。

口が悪く、破天荒な嵐とはしょっちゅう口喧嘩をしているが、心の奥底では、自分の息子が嫁と孫を置いてこの村を出て行ったことに対して、申し訳ないと思いながら一緒に暮らし続けている。

同級生3人から成る「じじーず」のリーダーであり、いつも3人で徒党を組んで噂話や井戸端会議を繰り広げている。

緑川嵐(みどりかわ・あらし) 演:水野美紀

村役場でバリバリ働くキャリアウーマン。

嘘のない奔放な性格で、歯に衣着せぬ物言いも多く、年配者であるじじーずにも一切容赦がない。

虹ノ村を盛り上げるべく、若干空回り気味に日々邁進中。

医者募集を出したのも彼女だが、手掛けるHPがどうにもダサい。

ある日突然夫に逃げられ、シングルマザーとして娘の日向を育て、義父の日出夫と3人家族で暮らしている。

白倉博(しらくら・ひろし) 演:モト冬樹

日出夫の同級生で、じじーずの1人。お酒が大好き。

いつもアロハシャツを着ている。

実は村で由緒ある洞穴を守る一族の末裔。

筑紫次郎(つくし・じろう) 演:半海一晃

同じくじじーずの1人。

自由すぎる日出夫と博の仲を取りもつ、潤滑油のような存在。

女の子が大好きで、たまに現役感を出してくる。

雨尾結城(あまお・ゆうき) 演:池田良

村の外からいつも配達物を運んでくる、通称“まじょたく君”。

村人たちの自由なネット注文に答えるべく、自転車で山奥まで通い、若干悪態をつきながらも、虹ノ村を支える男。

桃井佐和子(ももい・さわこ) 演:水野久美

花に囲まれた家で一人暮らしをするおばあちゃん。

いつも真空の往診を楽しみに待っており、他愛ない電話をかけてくる。

元小学校の教師で、村人はだいたい教え子。

じじーず3人組も彼女には頭があがらない。

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