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わろてんか 梅ちゃん先生

「あのときキスしておけば(あのキス)」5話6話7話最終回の無料動画・見逃し配信の無料視聴方法は?

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「あのときキスしておけば(あのキス)」5話6話7話最終回の無料動画・見逃し配信の無料視聴方法は?

朝ドラ「梅ちゃん先生」や「わろてんか」などに出演していた松坂桃李さんが主演を務めるテレビ朝日の金曜ナイトドラマ「あのときキスしておけば(あのキス)」の5話、6話、7話、最終回のあらすじやネタバレ、キャスト情報や無料動画や見逃し配信を無料視聴する方法について紹介していきたいと思います。

この話題のドラマ「あのときキスしておけば(あのキス)」もいよいよクライマックスで、結末を迎えます!

ドラマの放送が進むにつれて、過去に放送された放送回をもう一度見たい・・・と思うのはドラマ好きとしては当たり前の感情ですよね?

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先生
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ドラマ「あのときキスしておけば(あのキス)」5話のあらすじ・ネタバレ

オジ巴(井浦新)が“唯月巴(麻生久美子)=蟹釜ジョー”であるという事実に、ついに気づいた高見沢春斗(三浦翔平)。

そのまま熱烈にオジ巴を連れ去ってしまい、ひとりアパートに取り残された桃地のぞむ(松坂桃李)は、ぼう然とする。

巴と高見沢が元夫婦だったこと、しかもお互い嫌いになって別れたわけではないこと…もわかってしまい、桃地は初めて、自分の心の中に“もんもん”とした感情を覚える。

翌日、高見沢は“蟹釜ジョーが生きている”と世の中に公表すべきだと息巻くが、『週刊少年マキシマム』の編集長・生馬忠士(角田貴志)らは全く信じようとしない。

さらに、高見沢の熱烈な愛はとどまることを知らず、ついには休日にはオジ巴を“復縁デート”に誘いだし…?

一方、『スーパーゆめはな』でも、オジ巴と高見沢のことが気になり、奇怪な行動を繰り返してしまう桃地。

常軌を逸した桃地の様子を心配した、郷田ひと子(猫背椿)ら仲間たちに、その気持ちは“嫉妬”だと指摘され、“本気で好きなら諦めるな”と背中を押された桃地は、なんと高見沢に堂々とライバル宣言。

「もともと俺の妻だった。これ以上、巴に近づくな」

「イヤです。いまは…僕のものですー!」

ついに、オジ巴を巡り、地獄の三角関係バトルが幕を開ける…!

人生初めての“やきもち”に、戸惑い、翻弄される桃地。

元夫でもある高見沢は、強敵として立ちはだかり、ついにはフラダンス対決にまで発展!?

ありのままの君でいい、それなのにー。

果たして、恋の三角関係の行方は…!

ドラマ「あのときキスしておけば(あのキス)」5話のネタバレ・感想

“田中マサオ”という男の中に巴(麻生久美子)の魂が入っていること、ひいては蟹釜ジョーが生きていると確信した高見沢(三浦翔平)。1年間、夫として公私ともに巴を支え、離婚後も良き仕事のパートナーだった高見沢は、桃地(松坂桃李)の元にいたオジ巴(井浦新)を彼女の自宅に連れ帰ってしまう。

第5話では、相反する男2人のオジ巴を巡った恋のバトルが勃発した。

愛し合って結婚したはずなのに、すれ違いが重なり真正面からぶつかることもできなくなる。マサオと妻・帆奈美(MEGUMI)がそうだったように、唯一無二の夫婦だった巴と高見沢も同じ理由から結婚生活に終止符を打った。

初登場シーンでは、そんな過去を清算し、一編集者として巴に接していたように見えた高見沢。しかし、ある意味、二度も巴を失ったことで高見沢の思いは溢れて止まらない。

とことんオジ巴を甘やかし、性別も含め以前とは大きく異なるビジュアルに戸惑いを見せることもなく、まるで彼氏のように振る舞う。こやつ、やりおる……あの従順な桃地でさえ、最初は受け入れられなかったというのに。

一方、そんな桃地は高見沢と巴が元夫婦だったという事実に困惑する。スーパーゆめはなでも、嫌味なエグゼクティブ真二(六角慎司)が思わず優しさを見せるほどの奇声をあげ、休憩室では桃地の恋愛相談会がお馴染みに。

「“あのとき”もっと抵抗してれば良かったんですよ。暴れて、大声出して、やめろ離せ……ああ~もうなんでだよお」

後悔、嫉妬、もんもんプンプン……人付き合いが苦手で『SEIKAの空』を読むことが唯一の楽しみだった以前の桃地には考えられない七色感情が渦巻く。再びハウスキーパーとして巴の自宅に出入りし始めた桃地を高見沢は牽制するが、そんな彼に啖呵を切れるほど桃地の心には巴と出会ったことで“革命”が起きていた。

それは巴も同じ。高見沢との完璧なデートも、高級料理店も、桃地がプランしたぎこちないデートや、一緒に食べる庶民的なもやし炒めには叶わない。

桃地の人をほっとさせるおかゆのような優しさが、「週刊少年マキシマム」を代表する大ヒット漫画家・蟹釜ジョーをただ一人の女の子に戻していく。巴は高見沢のことを編集者として尊敬しているが、きっとそこに恋愛感情はもうないのだろう。

だが巴の感情は置いてけぼりに、桃地と高見沢の奇妙な対決が始まる。優しさがウリの桃地に、巴のことを知り尽くした強敵として立ちはだかる高見沢。

2人のバトルはなんとフラダンス対決にまで発展。穏やかなフラ教室は、むさ苦しい男2人の“顔芸ダンスバトル”で戦場と化す。

ハイスペックで頼り甲斐のある高見沢と、頼り甲斐はないものの優しさですべてを包み込む桃地。巴の母・妙(岸本加世子)が桃地に諭したように、なるほどそれぞれの良さはあるが、どちらもズレていることには変わりない。

そんな2人の様子を見かねたオジ巴は、桃地に『SEIKAの空』の最新話を送る。そこでは桃地に似たキャラクター・もやおの優しさがクローズアップされ、「お前(桃地)がいるから強くなれる」という巴自身の思いが込められていた。

泣きながら巴の自宅に走る桃地。しかし、そこで巴が高見沢にキスされた場面を目撃してしまう。

蟹釜ジョーが生きていることを「週刊少年マキシマム」の同僚に信じてもらえず、退職願を出してまでやり直しを図る高見沢の熱い想いに、桃地は果たして打ち勝つことができるのか。

今週は桃地と高見沢を演じる、松坂桃李と三浦翔平の振り切った演技が印象的な回となった。顔は至って爽やかなイケメンなのに、一つひとつの言動がふざけている高見沢はもはや狂気の沙汰。

2017年に放送されたドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)以降、同じく鈴木おさむが脚本を務めた『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)をはじめ、かつて演じていた“王道イケメン”の枠を超えた怪演が話題の三浦が本領を発揮している。

特に印象的なのは、その瞳。元々、三浦は感情の読めないミステリアスな瞳をしているが、役柄やシーンによって瞳の“色”を変えられる。

今回のように常軌を逸した役どころではどこを見ているのかわからない機械的な瞳になり、コミカルさが増す。一方シリアスなシーンでは、途端に感情がぽっと瞳に宿るのだ。

松坂の場合は桃地の弱々しさや巴と高見沢の関係性を目の当たりにした時の衝撃を、うろたえる表情や小刻みな震えで物語っていく。一挙手一投足から桃地の不器用な優しさが滲み出ており、そんな見ているうちに愛おしさが増す彼の側で、オジ巴が回を追うごとにキュートになっていくのを実感する。

三浦と同じく、映画『不能犯』や『娼年』など挑戦的な役柄にも積極的に取り組んでいる松坂。2人の緩急ある演技が、とにかく笑えて最後はちょっと切なくなるような心温まるラブコメディを作り上げている。

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ドラマ「あのときキスしておけば(あのキス)」6話のあらすじ・ネタバレ

「やりなおそう俺たち、愛してるー。」

オジ巴(井浦新)が元夫である高見沢春斗(三浦翔平)とキスする瞬間を、目の前で目撃してしまった桃地のぞむ(松坂桃李)は、ショックのあまりその場から走り去る。

必死で追いかけて弁明をするオジ巴だが、桃地はアパートにこもり、固く扉を閉ざしてしまう。

一方、ついにオジ巴は『週刊少年マキシマム』の編集部に乗り込み、「自分が蟹釜ジョーだ」と直訴。

突如現れたサングラス姿のおじさんに、編集長の生馬忠士(角田貴志)ふくめ一同が唖然。

絶筆となったはずの『SEIKAの空』の再連載を巡って、運命の歯車が再び激しくまわりはじめる。

また、田中マサオ(井浦新・二役)の家族との関係にも変化が…。

帆奈美(MEGUMI)はついに、息子の優太郎(窪塚愛流)に真実を打ち明けることを決意。

“父親の身体の中に、蟹釜ジョーがいる”と知った優太郎は、衝撃に打ちのめされるも、まさかの弟子入りを志願することに…!?

更にオジ巴は、田中家の今後を見据え、帆奈美に“ある約束”を提案する。

そんなある日、桃地はスーパーゆめはなで、同僚・水出(阿南敦子)のスマホをたまたま見てしまい、彼女の正体が蟹釜ジョーの激しいアンチ“マディウォーター”であることを知ってしまう。

いつも優しい彼女が一体なぜ・・・?理解できないまま、桃地の脳みそはキャパオーバーしてしまい…。

しかし、突如事態は急変する。

倒れるオジ巴。

桃地はついに知ることになる。

僕たちの恋には、タイムリミットがある―?

ドラマ「あのときキスしておけば(あのキス)」6話のネタバレ・感想

オジ巴(井浦新)が元夫の高見沢(三浦翔平)とキスする瞬間を目撃してしまった桃地(松坂桃李)。

ショックのあまりその場から走り去ってしまう桃地だったが、オジ巴から桃地に告白し、2人は晴れて恋人に。

関係性が変化した桃地とオジ巴の幸せな日々が続くと思いきや、第6話では、オジ巴の身体に異変が現れ、暗雲が立ち込める。

物語も折り返し地点を迎えたが、いよいよ本格的に井浦新が麻生久美子にしか見えなくなってきた。

絶大な自信からくる美しさとカリスマ性、一方で子供のようにわがまま無邪気なところや人の内面を捉える繊細さを併せ持った巴。

オジ巴の姿が演出上、時折本来の巴の姿と重なるが、性別も見た目も全く違う二人が“同一人物”だということを無意識のうちに受け入れている。

そして、田中マサオという器に巴の魂が馴染んでいくに連れ、周囲との関係性にも変化が。

桃地を不安にさせないために高見沢には頼らないと決めたオジ巴は、『週刊少年マキシマム』の編集部に乗り込み、あらゆる手段で自分が蟹釜ジョーであることを主張。

誰もが簡単には信じられないといった様子だったが、これまでの伏線が全て回収された『SEIKAの空』最新話が編集者たちの心を変える。

編集長の生馬(角田貴志)のアイデアにより、最終話までのプロットを遺した蟹釜ジョーの意志を引き継ぐ優秀なアシスタント“蟹釜ジョニー”としてオジ巴は連載を続けることとなった。

また、マサオの息子・優太郎(窪塚愛流)にも真実を告げることに。

優太郎は桃地と同じく『SEIKAの空』の大ファンであり、憧れの漫画家と奇妙にも結ばれた関係に大興奮。

久しぶりに幸せそうな息子の姿を見た妻・帆奈美(MEGUMI)もなんだか嬉しそうだ。

そんな優太郎と帆奈美を、体をくれたマサオの代わりに金銭的・精神的にもサポートしていくと決意したオジ巴。

田中家はもともと不仲ではあったが、そこには家族を大切に思うが故のすれ違いがいくつもあった。

しかし、マサオの心だけが失われたかもしれない今、仲直りすることもできない。

自分のことだけではなく、そんなマサオの家族を気遣う巴の優しさが色んな人たちを繋いでいく。

きっと普通なら、誰も“入れ替わり”なんて信じてくれないだろう。

けれど強さと優しさを兼ね備えた巴には、人を味方につけるパワーがある。

「天才だって普通の人間だって、みんな夢敗れながら生きてんのよ!」

アシスタントになって漫画家を目指したい優太郎と、情けをかけず冷たくあしらう巴。

みんなが先生みたいな天才じゃないと優太郎をかばう桃地だったが、巴のその言葉にハッとさせられる。

世の中には、驚くほどの才能を持った人たちがたくさんいる。

天才漫画家、天才ミュージシャン、天才科学者、天才画家……。

私たちは彼らを前に挫折し、時に羨望や嫉妬から陰性感情を抱くことも。

けれど、いくら才能を持っていたってプラスαの努力がなければまた新たな才能に追い越されてしまう。

巴もまた、プレッシャーの中で命を削るように面白い漫画を生み出し続けてきた。

そんな巴の恋人として、どんな時も味方でいると決めた桃地は、ある時スーパーゆめはなの清美(阿南敦子)がSNSに愚痴を書き連ねるところを見てしまう。

アカウント名は“マディウォーター”。蟹釜ジョーの度が過ぎたアンチだった。

“ゲキレツPeach”こと桃地はSNS上で猛反撃するが、思わず清美がいる前で口に出してしまい、気まずい雰囲気が流れる。

しかし、実は清美自身も『SEIKAの空』の大ファンであり、蟹釜ジョーがどんどん有名になり遠い存在になってしまった寂しさから批判していたのだ。

桃地は清美の複雑な思いをくみ取り、オタク仲間として関係を再構築する。

普通の人間と天才。相反する人生を歩んできた巴と桃地は、キャベ次郎とモヤオたち勇者のように互いの足りないところを補いながら様々な奇跡を起こしてきた。

巴の母・妙(岸本加世子)や高見沢をはじめとした『週刊少年マキシマム』の編集者、マサオの家族にも事情を理解してもらい、ほぼ以前と変わらない日常を送る2人。

その一方でオジ巴は何かに急かされるように漫画を描き、ついには倒れてしまう。

しかも、良い雰囲気になり、ついに桃地がキスしようとした瞬間、オジ巴はマサオに戻ってしまった。

ついさっきまで“麻生フィルター”がかかっていた井浦が、「誰だ? お前」という一言で我々がよく見たいつもの井浦に変わる。

あの可愛らしい雰囲気は何処へやら。第1話で転んだ桃地に舌打ちしたり、飛行機の中でふてぶてしい態度を取っていたマサオの冴えないおじさん感を一瞬にして取り戻す。

次週第7話では、不安定に入れ替わるオジ巴とマサオを一人で演じる井浦の変幻自在ぶりが見ものとなるだろう。

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ドラマ「あのときキスしておけば(あのキス)」7話のあらすじ・ネタバレ

「巴さんが好きです」

やっとその言葉を口にした桃地のぞむ(松坂桃李)は、ベッドの上でオジ巴(井浦新)に覆いかぶさり、ついにキスを………しようとしたその瞬間。

オジ巴の口から思いもよらない言葉が飛び出す。

「誰だ、お前。」

そのまま突き飛ばされ、ベッドから転げ落ちる桃地。

「ここは沖縄なのか?」「俺は死んだのか?」とうろたえるオジ巴の姿を見て、脳裏にある事実が浮かび上がる。

まさか、田中マサオ(井浦新・二役)が、帰ってきた…?

動揺のままに肩を掴み、「巴さん!蟹釜先生!」と叫ぶ桃地の剣幕に慄いたマサオは、その腕を振りほどき、裸足のまま巴(麻生久美子)の家から逃げ出してしまう!

あの日、自ら命を絶とうと沖縄に向かっていたと思われるマサオ。

いま彼に死なれてしまったら、二度と巴には会えなくなってしまう――!?

焦った桃地は、なぜかライバル・高見沢春斗(三浦翔平)、そしてマサオ本人をよく知るエグゼクティブ真二(六角慎司)を呼び出し、共にマサオを探すため、夜闇を走りだす――。

ほどなくして発見されたマサオは、またも突然、オジ巴に戻る…!

マサオの魂はオジ巴の中で生きている――だとすればこの先、どうなってしまうのか?

不安を抱いたオジ巴は、とにかく『SEIKAの空』を書かなくては、と執筆作業に没頭しはじめる。

一体何をきっかけに“巴とマサオ”は入れ替わるのか。

桃地と高見沢は“入れ替わりの法則”に思案を巡らせるが、答えは出ぬまま時は過ぎてゆき…。

次第に増えていく「マサオ」としての時間――。

マサオには帆奈美(MEGUMI)、優太郎(窪塚愛流)という家族がいて、幸せを願わねばならならないとわかりつつも、葛藤する桃地。

そんなある日、『SEIKAの空』の連載に穴が空くことを懸念した高見沢と木之崎眞(藤枝喜輝)は、なんとか「オジ巴」に戻って来てもらうべく、一縷の望みをかけて、なぜかマサオを銭湯に連れ出し…!?

これは神様がくれた奇蹟…?

迫るタイムリミット、僕と彼女に残された時間は、あと僅か。

最後に、君に伝えたいことがある――。

果たして、桃地と巴は、あのとき出来なかった“キス”をすることができるのかー?

ドラマ「あのときキスしておけば(あのキス)」7話のネタバレ・感想

“先生”ではなく、“巴(麻生久美子)さん”が好きだと告白し、ようやく初めてのキスをしようとした桃地(松坂桃李)。

だがその瞬間、オジ巴(井浦新)の魂は巴から田中マサオに戻ってしまう。

第7話は、巴と桃地の別れが予感させられる切ない回となった。

飛行機事故に巻き込まれ、まさか自分の身体の中に数カ月もの間、他の誰かの魂が入っていたなんて露ほどにも思わないマサオは「ここは沖縄か?」「俺は死んだのか?」とパニックに。その動揺のまま、裸足で家から逃げ出してしまうマサオ。

彼が自ら命を絶とうと沖縄に向かっていたことを知っている桃地は後を追いかけ、助っ人としてすべての事情を理解している高見沢(三浦翔平)と、マサオと親友だったエグゼクティブ真二(六角慎司)を呼び出す。必死の捜索の末に発見されたマサオは、またもや自殺を試みている様子。

しかし、彼の心にまだ残っている巴の魂が死を拒否したのか、マサオはふたたびオジ巴に変わる。心から安堵する桃地と高見沢だが、この日から巴とマサオの魂の入れ替わりは不安定に訪れるのだった。

次に入れ替わりが起こったのは、マサオの妻・帆奈美(MEGUMI)のフラダンス教室にて。今回の騒動をきっかけにマサオの抱えていた苦しみ、そして彼を愛しているという自分自身の気持ちに気づいた帆奈美。感動の再会を果たし、寄り添いながら自宅に帰る2人の姿を桃地は複雑な心境で見つめる。その姿がまるで捨てられた子犬のように切ない。

自分に残されている時間があとわずかだとしたら、どうするだろうか。会いたい人に会いにいく? 好きなものを好きなだけ食べる? それとも行ってみたかった場所に旅行する?きっと多くの人は仕事なんか放り出して、自由気ままに過ごすだろう。

そして自分がこの世界からいなくなることを想像して、取り乱しもするだろう。

しかし、巴は最後まで“蟹釜ジョー”として、ファンのため、アンチのため、自分の作品を待ってくれているすべての人のために漫画『SEIKAの空』を猛スピードで描き上げようとする。その表情に憂いはあっても、迷いはない。

それどころか、帆奈美や優太郎(窪塚愛流)のためにマサオを叱咤激励するメッセージを自らの腕に残す。強さと優しさを兼ね備えた女性、それが桃地の敬愛する巴だ。

桃地もそんな彼女の姿を目の当たりにして、田中家の幸せを願う気持ちと、永遠にマサオの姿であったとしても巴と一緒にいたいと願う気持ちの狭間で揺れ動いていた。高見沢と“入れ替わりの法則”を探る一方で、マサオはどんどん家族と絆を深め、「生きてて良かった」という気持ちを抱いていく。

巴を愛する人間と、マサオを愛する人間。両者の幸せを同時に叶えることはできない。“半分こにできたらいいのに”、そう切に願う桃地と帆奈美の気持ちが痛いほど伝わってくる。

一人で葛藤を抱える桃地の心を救ったのは、スーパーゆめはなで働く郷田(猫背椿)の言葉だった。自分より悲しい人はいっぱいいると言う桃地を、郷田は悲しさを誰かと比べるなと諭す。

桃地は優しい。誰よりも他人の気持ちがわかる“いいヤツ”だから、巴をはじめ、恋敵だった高見沢も、巴の母・妙(岸本加世子)も、嫌味ったらしいエグゼクティブ真二も、蟹釜ジョーのアンチだった水出(阿南敦子)も、みんな桃地を好きになり、強力な仲間になってくれた。

だけど桃地が自分を犠牲にしてまで他人に愛情を注ぎがちなこと、そして今、「巴とずっと一緒にいたい」という一番大事な気持ちに蓋をしてしまっていることを郷田は見抜いたのだろう。

「桃地は愛されてるから大丈夫。仲間もいるから大丈夫。思ったようにやればいいよ」

背中を押された桃地は誰かのためではなく、自分のためにオジ巴の元へ走る。残された時間を『SEIKAの空』を描く時間に使いたいから別れてほしいという巴の優しい嘘にも、もう惑わされたりしない。

強さと優しさ、そして親しい人にしか見せない巴の弱さを全身で受け止め、愛してると告げる桃地の前で、巴は泣きじゃくる子供のような姿に戻る。夕焼けに照らされ、初めてのキスをする2人。

こんなに美しいキスシーンは見たことがない。

“あのときキスしておけば”という桃地の後悔から始まった、奇跡の時間。願わくば、どちらも不器用で優しい桃地と巴の幸せな時間がこのまま続きますように。

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ドラマ「あのときキスしておけば(あのキス)」最終回のあらすじ・ネタバレ

「好きです、好きです、愛しています」

ついにプロポーズを果たした桃地のぞむ(松坂桃李)は、輝く夕日の中、そのまま唯月巴(麻生久美子/井浦新)と初めてのキスを交わす。

あのとき出来なかったキスー。

しかしこれが、桃地がオジ巴に会った“最後の時間”となった――。

そんな事実には露ほども気づいていない桃地は、スーパーに戻り、キスを果たしたことを『スーパーゆめはな』の仲間たちに報告。

大はしゃぎする面々、その事実はあっという間に高見沢春斗(三浦翔平)にまで伝わり…?

そんなある日、高見沢から『SEIKAの空』が最終回まで一気にアップされていると電話が入る。

気づけば最後にキスをしたあの日から、オジ巴は現れず、ずっと田中マサオ(井浦新)のままだという事実に気づく桃地。

浮かれた気分は一転、嫌な予感がよぎった桃地は慌てて巴の自宅へ向かうが、そこに巴の姿はなく、部屋はきれいに片付けられていて…?

一方その頃、妙(岸本加世子)や高見沢、東源出版の生馬(角田貴志)のもとに、突然ハイテンションなオジ巴が現れて…。

なぜ彼女はおじさんになって、この世に舞い戻ったのか…?

すべての秘密がいま、明かされる。

「巴さんに会いたい…!これでお別れなんて嫌だ…!」と奔走する桃地。

別れはいつも突然で。

ごめんねも、ありがとうも、大好きも。伝えたくても伝えられない―そんな日は突然やってくる。

あのとき愛していると伝えておけば―。

果たして、桃地と巴が迎える恋の結末はー?

奇跡の愛の物語、ついに完結―。

ドラマ「あのときキスしておけば(あのキス)」最終回のネタバレ・感想

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