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花子とアン

「花子とアン」あらすじネタバレ!再放送の最終回結末ではな(花子)は?

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「花子とアン」あらすじネタバレ!再放送の最終回結末ではな(花子)は?

2014年に放送された朝ドラ「花子とアン」のあらすじやキャストのネタバレ、モデル情報などを1話から最終回、最終話・最終週、結末まで紹介していきたいと思います。

この朝ドラ「花子とアン」は吉高由里子さんが主演を務める朝ドラで、2021年1月25日の午後4時20分から1日2話ずつで全156話が再放送されます。

「花子とアン」は「赤毛のアン」の日本語翻訳者である村岡花子の半生をモデル・原案としたフィクションで、中園ミホさん脚本により制作されました。

初回から最終回までの期間平均視聴率が22.6%を記録。

大ヒットした『あまちゃん』(20.6%)や『梅ちゃん先生』(20.7%)、『ごちそうさん』(22.4%)を超えて朝ドラでは過去10年で最高の記録となりました。

「花子とアン」の舞台背景

『赤毛のアン』に代表されるモンゴメリなどの英米児童文学の日本語訳版を著し、明治から昭和の混乱期に翻訳家として活躍した村岡花子の半生をもとにしたテレビドラマ。

主要な舞台は、山梨県と東京都(大森)で、山梨県が舞台になるのは1997年上期放送の『あぐり』以来となる。

村岡恵理(花子の孫)『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』を原案に、フィクションストーリーとして中園ミホの書き下ろし脚本にて制作。

「花子とアン」あらすじネタバレ!再放送の最終回結末ではな(花子)は?

本作では実在の村岡花子を主人公のモデルとしながらも、彼女と『赤毛のアン』の主人公アンとを重ね合わせ、随所に『赤毛のアン』を彷彿とさせる場面をちりばめるといった脚色がなされている。

また花子の腹心の友として登場する柳原白蓮にもスポットをあてるなど、花子とともに激動の時代を生き抜いた人々も描かれている。

主役を演じる吉高由里子は、前作『ごちそうさん』の杏に続き、オーディションを介さず直接オファーによって決まった(このような形態で決まる朝ドラのヒロインでは、2017年上半期放映『ひよっこ』の有村架純まで現れない)。

人選について、製作統括するの加賀田透は

「オーディションにするか、キャスティング(直接オファー)にするか迷っていた3月頃に、映画『横道世之介』を見て、お嬢様育ちのヒロインを演じた吉高さんがいいのではないかと思った。スタッフも中園ミホさんも満場一致で支持してくれた」

と述べている。

劇中の語りは、美輪明宏が担当する。

加賀田透は、美輪を指名した理由について

「『時空を越えて、過去も未来も自在に旅する人』、それが美輪明宏さんのイメージです。明治・大正・昭和にわたる『花子とアン』の世界に私たちをいざなってくれるのは美輪さんしかいないと思っております」

と述べ、脚本の中園も、劇中の語りの締めの言葉である「ごきげんよう」を使い慣れている人物が他にいないという理由から美輪を指名した。

美輪本人も、2014年4月7日放送の『スタジオパークからこんにちは』において、劇中で表現される当時の時代背景や文化を直接知る世代の人間として自分が語りに適役ではないかと判断し、依頼を引き受けた旨を語っている。

本作出演中に、花子の妹・ももを演じた土屋太鳳が2015年前期の連続テレビ小説『まれ』の主役に、本作放送から2年後には花子の友人の娘・富士子を演じた芳根京子が2016年後期の連続テレビ小説『べっぴんさん』の主役に、いずれもオーディションで決定し、花子の幼馴染・朝市を演じた窪田正孝も含め、後の連続テレビ小説のヒロイン・主人公を本作から3人輩出することとなった。

放送終了後には「花子を一途に思い続けた朝市にも幸せになってほしい」との視聴者の声が多く寄せられ、木場朝市を主役にしたスピンオフドラマ『朝市の嫁さん』が、同年10月18日19:30 - 20:59にNHK BSプレミアムで放送された。

朝市役の窪田は、2020年上期放送の『エール』の主演にキャスティングされ、連続テレビ小説のスピンオフの主役からドラマ本編の主演に起用される初の事例となった。

朝ドラ「エール」のネタバレはこちらから
 

「花子とアン」のロケ地

2013年11月から山梨県などでロケーションが実施された。

ロケ地として山梨県甲府市内にオープンセットを設置して行われたほか、女学校の撮影に博物館明治村(愛知県犬山市)、群馬大学工学部(群馬県桐生市)、東京の街並みにワープステーション江戸(茨城県つくばみらい市)などが使用された。

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朝ドラ「花子とアン」のあらすじ・ネタバレ

1945年(昭和20年)4月の東京大空襲の最中、本作の主人公・村岡花子(旧名・安東はな)は「命より大事」な翻訳途中の Anne of Green Gables の原書を懐に抱え、子供たちを連れて戦火の中を逃げまどっていた。

52歳の花子が命がけで守り抜いたこの原書は、後年『赤毛のアン』の題名で翻訳出版され、日本中で人気を博することになる。

「花子とアン」明治期のネタバレ(第1週~第11週)

山梨県甲府の貧しい小作農家に生まれ育ったはなは、家の手伝いのため学校に通えなかったが、1900年(明治33年)7歳の時、行商人の父・吉平からもらった絵本に強い興味を持ち、父に導かれ尋常小学校に通い始める。

読み書きを習い始めたはなの聡明さに感心した父は、彼女を東京のミッションスクール・修和女学校へ編入させようと動き出す。

家族と周囲に反対され諦めざるを得なくなるものの、はなの本を愛する気持ちは3年の年月を経て母・ふじと祖父・修造の気持ちを動かし、女学校への転校が叶う(第1週)。

女学校へ転校当初、慣れない環境と苦手な英語に囲まれはなはホームシックになるが、課題で不正を犯し外国人教師を傷心させた際に校長から助言を受け、懸命に英語の勉強に取り組む決意をする。

自分が話す英語で外国人教師と和解した喜びは、その後の英語の勉強への励みとなり、本科に進級した5年後には、英語の成績はクラスで一番になるほど優秀になる。

さらに、通訳や英文の翻訳をするほどの実力を付け、英語力を認めた教師たちから、出版社のアルバイトを紹介されたり英語教師への推薦話が持ちかけられ、卒業式では校長の通訳の任務を果たす。

そんな女学校生活で出会った編入当初からの同期・醍醐亜矢子は、友人としてはなを支え続け、本科時に編入してきた8歳年上の葉山蓮子とは当初は反発し合うものの、大文学会の演劇などを通して「腹心の友」となるまでに心を通い合わせ、青春時代を謳歌する(第2週 - 第6週)。

ほどなくして蓮子は葉山家の事情から福岡の実業家・嘉納伝助の元へ嫁ぐことが決まり、反対するはなと仲違いして女学校を去る。

しかし伝助には愛人の子・冬子がすでにおり、蓮子を受け入れない女中らとの関係も悪く蓮子は嘉納家で孤立する。

女学校を卒業したはなは当初希望していた東京の出版社への就職を家庭の事情から諦め、故郷の小学校の代用教員に就任する。

失敗が多く試行錯誤しながら教鞭をとるなか、ある生徒のために創作した童話『みみずの女王』が児童文学賞を受賞する(第7週 - 第8週)。

その後は教職に専念し4年の月日が流れたある日、歌集を出版した蓮子からの手紙に触発され再び筆を執る。

第二作『たんぽぽの目』は、かつてのアルバイト先の編集長・梶原聡一郎の好評を得て出版が決まり、同時に彼が創業する出版社への誘いを受ける。

はなは悩んだ末に、本を作る夢を叶えるべく出版社の就職を決め、東京へ向かう(第9週 - 第11週)。

「花子とアン」大正期のネタバレ(第12週~第20週)

出版社「聡文堂」に転職したはなは、編集者生活の厳しさに直面し落ち込むなか、アルバイト時に知り合った印刷屋・村岡英治と再会する。

彼の計らいで英文の童話を入手したはなは、編集者の仕事と同時に積極的に翻訳に取り組む。

翻訳され「王子と乞食」と題された童話は、創刊する児童文学雑誌に連載されることとなる。

10年ぶりに再会した蓮子から指摘され、はなは英語に取り組む自分を応援し続けてきた英治に恋していることに気付き、思わず彼に告白するが、後に英治が妻帯者であることを知る。

道ならぬと解りながらも彼を忘れられずに悩み、仕事にも影響をもたらしたはなは、帰省し母から励まされ、夢枕に現れた祖父に叱責され、英治への恋心を吹っ切る。

そんななか、妻と死別した英治は、はなの幼馴染み・木場朝市の懇願や妻の遺言を知り、はなとの再婚を決意。

はなの両親を説得し、英治の父の反対を押し切り、2人ははなの故郷で挙式し、神前での誓いではなは「花子」と名乗ることも同時に誓う。

結婚から1年半後には、2人の間に長男・歩が誕生する。

その頃、蓮子は、夫と価値観が合わず失望し籠の鳥の生活を送るなか、たまたま上京した際に社会主義の学生・宮本龍一と出逢い、やがて恋に落ちる。

伝助の存在や身分の格差などで互いに傷つきながらも、密かに愛を育んで行った2人は、花子の出産後に間もなく駆け落ちを果たす(第12週 - 第16週)。

本人達の意にそぐわず、蓮子の絶縁状とそれに対する伝助の反論文が新聞に掲載され、世間を賑わすこととなり、心配した花子は彼女たちの逃亡を支援する。

結局は蓮子が龍一の子を妊娠しているとを知った伝助が身を引き離婚は成立するが、怒りが収まらない蓮子の兄・葉山晶貴により蓮子は実家に連れ戻される。

蓮子は監禁生活を送るなか、男児・純平を出産する(第17週)。

花子が完訳した『王子と乞食』の単行本化が決定し、英治は父から社長就任を言い渡されるなど、おのおのが明るい希望を抱き歩み始めようとしたとき、関東大震災が発生する(第18週)。

震災で英治の弟・村岡郁弥や、多くの物を失いながらも、花子は英治と力を合わせ自社の再建と『王子と乞食』の出版を目指し前向きに動き出す。

やがて女学校時代の仲間や伝助らの協力を得て、花子と英治は出版社を兼ねた印刷会社を立ち上げ『王子と乞食』も出版に漕ぎ着ける(第19週)。

震災を機に蓮子は実家から解放され、姑と同居する形で親子揃っての生活を始める。

龍一は家族のために新米弁護士として働くようになり、後に蓮子と龍一夫妻に女児・富士子も誕生し、家族ぐるみで村岡家と親交を深めて行く。

花子は仕事と家事と子育てに多忙ながらも平穏な日々を送るなか、歩が疫痢にかかり5歳で急逝する。

歩の後を追うことを考えるほど花子は傷心し、仕事を優先したことを自責するが、生前の歩の言葉と英治や蓮子の支えにより気を取り直し、日本中の子供のために、歩にしてやれなかったことをし、素敵な物語を届ける決意をする(第20週)。

「花子とアン」昭和期のネタバレ(第21週~第26週最終週)

数年後、花子と英治は雑誌『家庭』を創刊。

同じ年、蓮子の勧めで、花子はNHKのラジオ番組『コドモの新聞』の語り手の仕事を引き受け、子供を始めとする聴衆たちに親しみやすいと好評を得ることとなる(第21週)。

戦局が激しくなるとともに渡される原稿も次第に軍事色が強まるが、花子は養女・美里をはじめ日本の子供たちに夢を伝えようと原稿選びや推敲に試行錯誤をする(第22週)。

龍一が反戦行為で逮捕されて家族が非難を受けるようになり、蓮子は龍一と同じく軍事国家と闘う決意をするが、反対する花子と口論の末に決別する。

同じ頃、花子は、帰国を決めた恩師の一人・スコット先生から友情の記念として一冊の洋書・Anne of Green Gablesを贈られる。

1941年12月、太平洋戦争開戦と同時に、ラジオ局も戦争関連のニュースを伝えることが主となり、子供たちへの役目を果たせなくなった花子は、9年間務めた番組を自ら降板する(第23週)。

かねてより外国の文化に親しみを持つことから、村岡家は非難を受けるようになり、所有する洋書を隠さざるをえなくなるなか、花子はAnne of Green Gablesは手元に置き翻訳を命がけで続ける(第24週)。

やがて太平洋戦争が終戦。

梶原の紹介で、花子のもとに翻訳作品の原稿依頼が舞い込む。

花子は戦中に書き溜めた翻訳原稿を入稿するが、その時点ではAnne of Green Gablesは作者が著名でないために出版社側から没とされる。

同じ頃、NHKの職員・黒澤から花子に出演依頼が入る。

純平の戦死の原因が花子のラジオでの発言であると蓮子から責められたこともあり、花子は躊躇するが、甲府の両親など花子のラジオ復帰を待つ人々がいることを知り、依頼を承諾し再びラジオで語り出す(第25週)。

その後花子は、出版社にAnne of Green Gablesの翻訳原稿を出版社に持ち込み回るが、採用されることは無いまま6年の月日が過ぎる。

自宅で図書館を営みながら翻訳活動を続ける花子のもとに、出版社から女性向けの翻訳作品の原稿依頼が舞い込む。

花子は再びAnne of Green Gablesの翻訳原稿を提案、出版社の社長に改めて作品を見直され出版が決定する。

タイトルは若者向けを意識し『赤毛のアン』と題され、発行された書籍はとたんにベストセラーとなる。

『赤毛のアン』出版記念式典の当日、数年前に英治が取り寄せた同作の続編Anne of Avonlea(後の『アンの青春』)の翻訳本の出版も決まる。

式典で壇上に上がる直前にも関わらず続編の原書を夢中になって読む花子は、式典での挨拶を終えた後、一目散に自宅に帰り、早速翻訳を始める。

こうして、花子が命がけで守った『赤毛のアン』は、時代が平成に変わったのちも多くの子供たちに読み継がれ、その「想像の翼」を広げているのであった(第26週)。

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朝ドラ「花子とアン」の主なキャスト※ネタバレ含む

安東はな/村岡花子 演:吉高由里子

幼少期:山田望叶

山梨県・甲府の貧しい小作農家の安東家の長女として生まれる。

幼少より想像力が豊かで空想にふけることがたびたびある。

本名は「はな」だが、本人は「花子」と呼ばれることを望んでいる。

酒に弱いうえに酒癖が悪く、酒を呑むたびに失敗を犯している。

父の計らいで学校に行けるようになってから読み書きの才能を見せ始め、10歳で東京の名門・修和女学校に給費生で編入し寄宿生となり、汽車賃を惜しんで5年間一度も帰省せずに過ごす。

当初は英語が苦手で英語の課題が書けずに困り、落第による退学の瀬戸際まで追い詰められ、挙げ句にはスコット先生の恋文を丸写ししたものを提出し、それがきっかけでトラブルが起きるものの、校長と富山の言葉と、スコット先生への謝罪の気持ちにより、英語への情熱を育むこととなる。

女学校時代、何度か退学の危機に直面するが、理解ある教師や友人や家族たちの支えで乗り越える。

一方、英語の成績は本科へ進級した頃には学年一になり、自ら校長の通訳や英文の翻訳をこなしたり、女学校の英語教師へ推薦の話が持ちかけられたりし、卒業式時には学校側から正式に校長の祝辞の通訳を依頼されるまでになる。

本科時代にアルバイト先の出版社・向学館(こうがくかん)で手がけた英文の翻訳が好評を受けたことを機に、翻訳家の道に興味を示す。

その後、向学館での採用が決まるが、帰郷を願う母の気持ちを知り採用を辞退し、故郷の尋常小学校の代用教員になる。

代用教員になって間もない頃、一人の女子生徒との交流をきっかけに初めて「安東花子」のペンネームで書いた童話『みみずの女王』が「児童の友賞」に入選する。

その4年後、2作目の『たんぽぽの目』が初めて本になると共に新たな出版社・聡文堂(そうぶんどう)から社員としての誘いを受け、6年間勤務した小学校を退職して再び東京へ旅立つ。

聡文堂では新刊の児童雑誌『ニジイロ』の編集者として人気作家の宇田川満代に執筆してもらうために頭を下げ、夜中は同誌に載せる英国の小説『王子と乞食』の翻訳に奮闘する。

聡文堂に出入りする印刷屋の村岡英治に恋心を抱くが、実は英治が既婚者であることを知らされ、自分が道ならぬ恋をしていることに気付き、仕事で重大なミスを犯すほど、悩む日々を送る。

その後、先妻を病気で亡くした英治と紆余曲折の末に後妻として結婚。

結婚式において「花子」を名乗ることも神の前で誓う。

結婚後は大森(大田区)に居を構え、息子・歩を育てながら自宅で翻訳の仕事を続ける。

その矢先に友人の蓮子が駆け落ち事件を起こした際には、自ら協力して彼女を甲府の実家に匿う。

その甲斐もなく蓮子が強制的に実家へ連れ戻された後は、苦労の末に蓮子との再会を実現させ、どんな時でも希望を捨てずに生きるよう彼女を励ます。

大正12年9月1日に関東大震災が発生した際には、親の行方が分からない子供たちを半壊状態の自宅に避難させ、彼らをなぐさめようとして、「ナミダさん」という即興の物語を語って聞かせる。

震災で亡くなった郁弥の遺志を継いで『王子と乞食』の単行本を出すことを決めるも、資金面で難航。

翌年、蓮子の前夫・嘉納伝助が訪れた際には、伝助に届いた英語の手紙を翻訳し、蓮子の近況を伝える。

その日の夜から居候するようになった醍醐からクッキーを焼いてお茶会を開くよう提案され、醍醐が招いた女学校時代の友人たちと再会して、ささやかながらも資金の援助を受ける。

さらには伝助の協力で銀行からの融資を受けられることになり、村岡印刷の再建及び『王子と乞食』の単行本の出版が実現する。

その後は全てが順調に進んでいるかに見えたが、震災から3年後、今度は歩がわずか5歳で急病死する悲劇に見舞われる。

周囲からは歩の後を追って自殺するのではないかと心配されるほど悲嘆に暮れ、仕事にかまけて十分に歩と遊んでやれなかった自分を悪い母親だと責めるが、歩が生前に自分は花子を選んで生まれてきたのだと語っていたことを英治から聞かされ、今後は歩への供養として、日本中の子供たちを喜ばせるために一層文筆の仕事に打ち込むことを決意する。

昭和7年にはいくつもの執筆業を抱えながら、英治と協力して雑誌『家庭』を創刊する。

同じ年、蓮子からJOAK(東京放送局)の職員・黒沢を紹介され、子供向け新番組『コドモの新聞』の語り手を依頼される。

当初は断るつもりでいたが、実際にスタジオを見学して、ラジオ遊びが好きだった歩のことを思い出して翻意し、日本中の子供たちのために依頼を引き受ける。

番組では自分の好きな動物関係のニュースを多く採り上げ、子供たちからは「ラジオのおばさん」と呼ばれ親しまれるが、日中戦争が勃発した翌年の昭和13年(1937年)には局から提供されるニュースの原稿がほとんど軍事関係の内容になり、動物関係のニュースを読むことが困難になっていく。

一方、亡くなった歩の代わりに、末妹・ももの娘である姪の美里を養女とし、自分の娘として育てる。

昭和16年、太平洋戦争開戦により否応なく軍事関係のニュースを読まなくてはならなくなる時勢となったことで、「ラジオのおばさん」を辞めることを決意をする。

戦況が進み翻訳が困難になる中、スコット先生からのちの『赤毛のアン』の原作本を贈られ、周囲から「非国民」と呼ばれるなど様々な困難に見舞われながらも、翻訳作業を続け、終戦を迎えた昭和20年(1945年)、ついに翻訳を完成させた。

昭和21年(1946年)1月にはラジオに復帰。

また、スコット先生に原作本をもらってから13年後、ついに『赤毛のアン』を出版し、出版記念会でスピーチをする。

第1回の冒頭における昭和20年(1945年)4月の東京大空襲の時点では、翻訳家として大森に在住する。

劇中では時折、昭和20年における52歳の花子が登場し、彼女が『赤毛のアン』の翻訳作業を進めながら過去の思い出を回想するという形でストーリーが進められる。

安東吉平 演:伊原剛志

はなたちの父。静岡の出身で、仕事のために訪れた甲府でふじと出逢い結婚した。

生糸を東京で販売し、その収益で日用品を買い付け甲府に帰って販売する行商をしているため、年の半分は不在にしている。

理想家で新しい物好き。幼少時に学校へ行くことができず奉公などで苦労した経験から、学問の大切さを痛感している。

はなの良き理解者であり、読み書きに対する強い興味と才能を見抜き、貧しい家の境遇を顧みず、はなを東京の女学校へ入れようと奮闘する。

はなが修和女学校の寄宿舎に入った後も様子を気にかけ、たびたび学校を訪問するが、阿母村でははなの自慢ばかりで他の子供たちを顧みない父親と思われており、特に息子の吉太郎からは強い反発を買う。

行商中に出くわした社会主義運動家・浅野中也の演説に共感する。

浅野から依頼され、彼の思想について書かれた新聞や書物を人々に教えを説きながら行商する「伝道行商」を行うが、浅野が警察に逮捕されたことにより身の危険を感じ、長い旅に出るとはなに言い残して失踪、女学校のはな宛に居場所の記されていない葉書を数回送った後に、はなの卒業後は完全に音信不通になる。

仲間の故郷である新潟の山奥などに逃亡を続ける中で自分は逮捕されないことを知り、4年ぶりに帰宅、吉太郎から自分の留守中に困窮する家族の苦労を初めて聞かされて反省し、以後は借金返済のために元の行商に勤しむ。

行商中に知り合った人妻・サダとの浮気疑惑を持たれ、怒ったふじから家を追い出される羽目になる。

徳丸家や教会で寝泊まりするなか、病床の周造との和解を経て家族のことを託され、浮気は誤解と判明し再びふじに受け入れられる。

以来、周造に代わりふじと共に畑仕事に出るようになり、周造亡き後の仏前にて、行商をやめて家に落ち着き百姓に専念することを誓う。

その後、百姓の生活に変化を求め、百姓仕事の傍ら甲州産のぶどうでぶどう酒を作り全国に広めたいと夢を語る。

村岡英治がはなとの結婚を申し込みに来た際には彼を気に入りつつも、彼が前妻と死別していることに難色を示すが、ふじの言葉で考えが変わり、2人の結婚を認める。

はなと英治の結婚式において、異議を唱える英治の父・平祐に対して「考え方が古い」と不快を述べ、近所の朝市や娘たちや英治の弟・郁弥と共に賛成側に回る。

花子に請われ身を寄せる蓮子が「産気付いた」と勘違いし、リンに電報を打たせる。

関東大震災が発生した際には、花子たちの安否を確認するために東京へ救援物資を運ぶ役目を自ら志願する。

三女・ももが北海道での生活に失望して東京に現れた際には、ももに北海道行きを勧めた自分の甘さに責任を感じ、甲府に連れて帰ろうとするが、それではももが肩身の狭い思いをするだけだと花子に反論され、断念する。

昭和18年(1943年)夏、上京して花子たちに甲府へ疎開するように勧めるが、かよとももから拒否された。

だが、孫娘たちが疎開することになり、片言の英語で話しかけるが花子に諌められる。

戦時中にもかかわらず、密かにぶどう酒を醸造していて、徳丸親子から軍用に供出するよう迫られるが、拒否する。

昭和20年(1945年)。病に倒れたことがきっかけとなり、子供たち全員が甲府の安東家へ戻った日に吉太郎と話し合った末、和解。

彼とぶどう酒を醸造するようになるが、昭和21年(1946年)1月に復帰した花子が語るラジオ放送を聴きながら息を引き取る。

安東ふじ 演:室井滋

吉平の妻ではなたちの母。

夫・吉平とは、甲府で行商中に倒れた彼に出くわし介抱したことをきっかけに知り合い、村を出たことがない自分に見知らぬ地の話題を楽しげに教えてくれる彼に惹かれ結婚した。

貧しい家の境遇にもかかわらず理想ばかりを追い求める夫に振り回されながらも、明るく家庭を切り盛りしている。

学校に通ったことがなく読み書きができないが、本を愛するはなの気持ちは理解している。

はなが10歳の時、家のために頑張ってきた彼女の「多くの本に囲まれたい」夢を叶えるべく、女学校への進学に同意し、反対する周造に夫婦で頼み込む。

はなが上京してからの5年間、送られてくる手紙を近所の朝市に代読してもらい、はなへの手紙も代筆してもらうが、やがて自分でも手紙を書きたくなり、朝市から字を習い始め、平仮名と片仮名の読み書き程度はできるようになる。

蓮子が初めて安東家を訪れた際には、彼女が誰にも言えない悩みを抱えていることを察し、家族同然に温かく受け入れる。

女学校卒業を目前にして東京での就職を希望するはなに対し、表向きは好きなようにすればよいと励ましつつも実際は故郷に戻ってくれることを望み、はなが最終的に帰郷することを知って安心する。

その後、吉平が4年ぶりに帰省し、長年の失踪の理由を知ってあきれつつも、彼が社会的に何の影響力もない小者であるため警察から目を付けられずに済んだことを安堵し、吉平を快く許す。

はなが教師になって4年後には、吉平の恋人を名乗るサダが突如現れたことで憤慨し吉平を家から追い出すが、ほどなく誤解と判明し和解する。

はなが再び東京へ立って間もなく失恋して家に帰って来た時には、彼女に同情しつつも、毅然として彼女が果たすべきことを教え諭し、叱咤激励して彼女を仕事に復帰させる。

英治がはなとの結婚を申し込みに来た際には、二人の様子を見て、自分たち夫婦が周造に結婚の懇願をした姿と重ね合わせて理解し、二人の結婚を認める。

昭和20年(1945年)に、吉太郎の恋人・醍醐亜矢子が吉太郎を追って甲府へ現われ、(彼女が)ずっと吉太郎を待っていることを話す。

吉平の葬儀の後、花子から東京で一緒に暮らさないかと切り出されるが、断った・

村岡英治 演:鈴木亮平

花子の夫。向学館に出入りしている印刷屋・村岡印刷の二代目。

はなが女学校の本科生時代に学校の紹介で臨時アルバイト時に出会う。

はなを褒め言葉のつもりでナマケモノに喩えるが、彼女からは憤慨される。

はなの英語の才能を評価し、急遽依頼した翻訳の謝礼と勉学を応援する気持ちを込めて、彼女に高価な英語の辞書を贈る。

村岡印刷時代は英語は素人であったが、昭和13年、ブラックバーン校長と再会した時には既に流暢に話せるようになっている。

「児童の友賞」の授賞式の場において、はなに対し充分に小説家になれる才能があると励まし、北澤に次いではなを「花子」と呼ぶ。

創業した聡文堂にも日常的に出入りする。

後に聡文堂の社員になったはなと再会した時には、彼女が女学校卒業後、英語からかけ離れた生活を送っていたことを知って驚き、彼女の英語への情熱を取り戻させるために、イギリス帰りの弟・郁弥を紹介する。

また、かつて画家を目指していた腕前を活かし、はなが新しい雑誌『ニジイロ』に掲載する翻訳物の挿絵も彼自身が手掛ける。

その挿絵を気に入った宇田川満代の要望より「銀河の乙女」の単行本の挿絵の作画をはなから持ちかけられる。

一度は依頼を断るが、社長である父・平祐からの「社長命令」でやむなく依頼を引き受ける。

仕事の傍ら、病床の妻・香澄の見舞いに毎日病院へ通う日々を送るなか、はなに対して恋愛感情を抱いていることを蓮子から指摘されて困惑する。

さらに、はなから愛の告白を受け思わず彼女を抱きしめるものの、翌日には、はなに忘れるよう告げる。

一方、はなへの気持ちを見透かした妻から離婚を迫られ、先方の両親との話し合いを経て、不本意ながらも離婚が成立するが、その後も香澄が亡くなるまで病院へ見舞いに訪れ続ける。

香澄の死後は、持ちかけられる見合いも断り、はなとも仕事の取引相手と割り切って接するが、朝市からはなを幸せにするよう懇願されたことや、再婚を認める香澄の遺言を知り、はなとの結婚を決意する。

結婚後は花子と共に息子・歩を育てながら平穏な生活を送るも、蓮子と宮本の駆け落ち事件に巻き込まれ、彼らを匿うために協力するほか、嘉納伝助が現れて宮本と修羅場の状態に陥った際には二人の仲裁を取り持つ。

また、将来新米の父親となる宮本のために赤子の世話の仕方を指南する。

関東大震災の時にはかよを見付けて保護するも、郁弥を助けることができず、自身の無力感に苛まれる。

震災後は、倒壊した自社を再建するための資金を稼ぐために工事現場で働き始めるなど奔走し、花子とともに、震災で暗礁に乗り上げた『王子と乞食』の単行本化を目指し、印刷会社兼出版社を立ち上げる決意をする。

震災の翌年、伝助の紹介で銀行の融資が受けられることになり、小さいながらも自宅の庭に「青凛社(せいりんしゃ)」という名前の新しい印刷会社兼出版社を立ち上げ、郁弥が生前に望んでいた『王子と乞食』の単行本化も実現させる。

大正15年、息子・歩が急死した時には花子と共に慟哭するが、その後は気丈に花子を支えつつ自らも亡き息子のために生きる決意を固める。

昭和7年には花子と協力して雑誌『家庭』を創刊する。

昭和18年(1943年)、戦況が悪化すると共に印刷会社は開店休業状態に。

旭と共に、軍需工場で働き始める。

昭和20年(1945年)。闇市で後の『アンの青春』原作本を入手し、花子に贈るが「「アン・オブ・グリン・ゲイブルズ」が出版される日まで、英治さんが持っていて」と、託された。

終戦から6年後、自宅敷地に小規模な図書館・「歩文庫」を開館した。

村岡花子の夫・村岡儆三がモデル。

木場朝市 演:窪田正孝

幼少期:里村洋

はなの幼馴染みで同級生。はなに恋心を抱いており、彼女に何かと親切に接する。

本が好きで、いつも本を読んでいる小学校時代を送る。

はなが女学校へ転校後、読み書きのできないふじに頼まれ、はなからの手紙を読んで聞かせると同時に、はなへの手紙を代筆する。

はなが女学校へ転校してから5年後、勉強をしたい気持ちを抱きつつ、小学校卒業後は進学せず家業の百姓を継ぐ傍ら、ふじに字を教える役目を新たに引き受ける。

帰省したはなと再会したことをきっかけに、たくさんの本がある教会で読書を始め、独学ながら勉強を再開し、やがて教会の森牧師の勧めで教師になることを決意し、師範学校進学を経て、はなと一緒に故郷の尋常小学校で働くことを決める。

物心つく前に父を日清戦争で失っており、軍人を志望する吉太郎に複雑な感情を抱く。

はなに恋心を抱いていることを安東家のほぼ全員と母に知られているが、肝心のはな本人からは全く気付かれていない。

ももから諭され、意を決してはなに想いを伝えようとするが、結局伝えることは出来ず、出版社へ就職するはなを後押しして見送る。

はなが帰省した時、図書室の窓から英語の辞書を投げ捨てようとするのを制止する。

その年の冬、徳丸武のお伴と称して、はなの様子を見るために上京し、カフェー「ドミンゴ」で英治と初対面し、自分でははなを幸せにしてやることはできない旨を告白した上で、はなの気持ちを真面目に受け止めてくれるよう英治に伝えて甲府へ帰っていく。

その後、はなと英治の結婚式の場で平祐が2人の結婚に異議を唱えた際には、はなに恋心を抱いている立場として彼も異議を唱えるよう母から勧められるが、彼自身は二人の結婚を祝福し、吉平たちと共に賛成の側に回る。

関東大震災が発生した際には、吉平と共に東京へ救援物資を運ぶ役目を志願する。

昭和になり、久々に村岡家を訪れた際には、生徒の綴り方を本にできないか英治に相談するとともに、教師仲間の妹との結婚が決まったことを花子とももに報告する。

「朝市」の名前は『あさイチ』にちなんだものであると、脚本担当の中園が同番組出演時(2014年9月5日放送分)に明かしている。

安東吉太郎 演:賀来賢人

幼少期:山崎竜太郎

はなの1つ年上の兄で安東家の長男。

小学校に通っていたが、勉強が嫌いで学校をやめ、家の農作業の手伝いに専念する。

勉強嫌いが原因で父に疎まれていると思っており、家を出ようと考え、はなが奉公に行く予定だった長野の材木問屋へ自ら行くことを志願し旅立つ。

3年後に奉公を終えて帰宅した後も、吉平とは距離を置き続け、彼が失踪から戻った時には、家族らの苦労を知らず長年家を顧みない無責任さを叱責し、吉平を安東家に必要ないと罵るが、後日軍隊に入営するため旅立つ時には、背後から自分を見守る吉平の存在に気付き、一礼して去って行く。

自ら勉学の道を選んだはなや朝市に対して複雑な思いを抱き、百姓だけで一生を終える境遇に嫌気を感じるなか、甲府の町で陸軍連隊の大行進を目撃したことがきっかけで軍隊に強い憧れを抱き、家族たちの反対を押し切って軍人への道を希望する。

はなが教員になって間もなく徴兵検査に甲種で合格、同年の秋に入営し、2年間の兵役終了後も軍隊に残り、職業軍人を目指す。

入営から4年後には志願して憲兵になり、その翌年には伍長に昇進し、任務として社会主義運動を行う宮本龍一を尾行するなか、偶然訪れたカフェー「ドミンゴ」で、はなとかよと5年ぶりに再会する。

軍人になる前、はなの友人・蓮子に淡い恋心を抱くが、後日、蓮子の婚約を知って失恋する。

数年後、蓮子が宮本と行動を共にする姿を東京で目撃し、蓮子に彼と関わらないよう忠告する。

大正10年(1921年)、花子(はな)の息子である、甥の歩に会うために上京した両親と7年ぶりに再会。両親とは敬語で会話をするようになる。

蓮子と宮本が駆け落ちした際には、宮本が住む下宿屋に潜伏する2人を上司の憲兵と共に見張り、複雑な気持ちを抱く。

その蓮子と宮本の駆け落ちが新聞で報道された際には、蓮子の友人である花子の様子を案じて村岡家に赴き、そこに押しかけていた新聞記者たちを一喝して追い返す。

その際に、蓮子の居場所を知っているのではないかと花子から尋ねられるも否定するが、後日、花子が蓮子と話し合えるように蓮子の居場所を書いた紙を村岡家の玄関の扉にはさんで立ち去る。

花子の息子・歩を非常にかわいがり、歩のために船のおもちゃを作って与える。

大正15年には軍曹に昇進、花子と歩の親子喧嘩を仲裁し、歩のために鉱石ラジオを作って与え、歩を大いに喜ばせるが、それから間もなく歩が急病死し、葬儀の日には歩との思い出の鉱石ラジオを手に慟哭する。

この時にハンカチを差し出して慰めてくれた花子の友人・醍醐亜矢子と想いが通じ、後日結婚を約束するが、上官から結婚の了承を得ることが出来ず、彼女を待たせ続ける

昭和13年には曹長に昇進しており、花子の養女になった姪の美里をかわいがるが、軍用犬にするためと称して連れて行かれた美里の愛犬・テルが二度と帰って来ない運命であることを隠さず美里に話してしまい、彼女を悲しませて英治に謝罪する。

花子が翻訳していたある夜、突然村岡家を訪れ、蓮子の身の回りに変わったことはないかと訊ね、「しばらく蓮子さんとは会うな」と厳命した。

翌日。突然宮本家へ部下を連れて現われ、龍一を逮捕。

このことが原因で、花子と蓮子の友情に亀裂が入る。

昭和20年(1945年)に終戦を迎えると、憲兵だったことで周囲から白眼視されるようになり、村岡家を訪ね花子と再会。

その直後。闇市で醍醐と再会を果たすが、彼女に別れを告げると消息を絶つ。

やがて、父・吉平が病に倒れ、数年ぶりに甲府へ帰り、吉平と話し合った末、長年のわだかまりが氷解。

父からぶどう酒醸造を学ぶなか、亜矢子と結婚する。

安東かよ 演:黒木華

幼少期:木村心結

はなの2つ年下の長妹で安東家の次女。

幼少期、姉の上京後は妹の世話をする。

上の学校へ行くことが叶わない自らの境遇に複雑な思いを抱きつつ、女学校で奮闘する姉を憧れ慕う。

はなが修和女学校に進学してから5年後、生活のために製糸工場へ女工として働きに出る。

過酷な労働ながらも友人の女工と支え合い勤務を続けてきたが、彼女が病気で辞めたことをきっかけに心が折れ、前払いされた賃金分の勤務を果たさず工場から脱逃して女学校のはなを訪ね、寄宿舎にて保護される。

その後、女学校の下働きを経て、外国人教師たちの服を縫う洋服店に見習い奉公に行き、女工時代よりも恵まれた環境で仕事に励む。

しかし、数年後はなが出版社就職で再上京した際には、家族たちに何の連絡もせずに洋服店の仕事を辞め、制服である綺麗な着物への憧れと給金の他にもらえる客からのチップで母に仕送り出来る理由から銀座のカフェー「ドミンゴ」の女給に転職している。

「ドミンゴ」に来店する村岡郁弥から興味を持たれ言い寄られるが、淡泊な対応を続ける。

村岡英治が既婚者であることを偶然に郁弥から聞かされるが、その事実をはなが知れば傷付くと考えて意図的に隠し続け、それがはなの悩みを余計に助長することになる。

英治に失恋したことで仕事に支障をきたしたはなに対し、甲府へ帰省するよう勧める。

はなが結婚することになり、数年ぶりに帰省した際に、製糸工場を逃げて両親に借金を背負わせたことを謝罪する。

蓮子が失踪し伝助への絶縁状が公開された際には、宮本と落ち合う蓮子を目撃したことを花子に知らせる。

大正12年(1923年)9月1日、カフェーで勤務中に郁弥から派手な演出を施した求婚をされ、恥ずかしさのあまりに怒って店から出て行く。

その直後に関東大震災が発生、彼女自身は難を逃れたものの郁弥の死に衝撃を受けて茫然自失の状態になるが、花子に胸の内を吐露した後、東京に残り頑張って生活していく決意をする。

震災後は村岡家に世話になりながら、郁弥を失った寂しさを紛らわそうと昼は食堂で、夜は屋台で忙しく働くなか、蓮子に頼まれ彼女に家事を教える。

郁弥の死から立ち直った後、小さいながらも喫茶店「カフェータイム」を自力で開業し、その2階に住み始める。

北海道の過酷な生活に耐え切れず東京に逃げてきたももが、花子の裕福な生活ぶりを見て妬みの感情を露わにした際には、花子が息子を亡くしていることをももに語る。

太平洋戦争開戦後、雪乃と供に婦人会の活動に積極的に参加するようになる。

昭和20年(1945年)の東京大空襲で、「カフェータイム」が空襲に遭い焼失。

村岡家に身を寄せ、終戦後は闇市で露店を始める。

昭和21年(1946年)、闇市で警察官に追われる浮浪児の姉妹を匿い、引き取ることを決断する。

安東もも/森田もも/益田もも 演:土屋太鳳

少女期:渡邊れいら、幼少期:須田理央、乳児期:黒沢莉愛・奥寺心優・佐藤紅

はなの6つ年下の末妹で安東家の末っ子三女。

幼少期は、はな以外の言うことを聞かず困らせる。

幼少時、兄の吉太郎が軍人を志した際には、家族でただ一人彼を応援するが、吉太郎が徴兵検査に合格して入営する日には、ふじと共に泣いて彼を見送る。

はながふじの気持ちに気付かず女学校の卒業後に東京での就職を希望した際には不満を抱き、ふじが出そうとして出せなかった本音の葉書をはなに送り、彼女に帰郷を決意させる。

幼い頃から朝市に想いを寄せるが、朝市ははなに恋していることを知り失恋、間もなく父が勧める北海道で事業を開拓する森田との縁談を受け入れ、朝市に告白した後に旅立って行く。

数年後、はなの結婚式のために帰省。

英治の父・平祐が息子とはなの結婚に異議を唱えた際、かよ・郁弥と共に賛成側に回る。

結婚後は、過酷な生活を実家に告げずに、夫と共に明るい未来を信じて頑張り続ける。

しかし夫が病臥してからは婚家から見放され、昭和6年の夫の病死後は冷遇される。

翌年の昭和7年に逃亡し、不遇な女性を保護する白蓮の噂を聞きつけ東京の蓮子を訪ねる。

花子と英治の勧めで村岡家に世話になるなか、自分と違い恵まれた生活の花子に妬みの感情を露わにするが、花子は息子の死を機に日本中の子供たちのために仕事するようになったことをかよから知らされ、さらに花子が発するラジオの視聴者の安康の祈りを込めた「ごきげんよう」の言葉を聞き、気持ちが氷解していく。

その後、「カフェータイム」で知り合った益田旭から求婚されて結婚。

昭和8年9月13日に長女の美里を出産するが、間もなく旭が結核を患う。

亡き前夫の看護が満足に出来なかった後悔もあり、転地療養する旭の看病に専念するため、病気をうつさないよう美里を花子に託す。

後に旭は回復し、美里を花子の養女に出し、彼女自身は昭和13年に次女の直子を出産する。

昭和18年(1943年)。甲府に疎開していた美里が、なじめずに一人で東京へ戻ってきたときには思わず彼女を打ってしまう。

このことがきっかけで、花子は美里にももが実の母親であることを打ち明けた。

醍醐亜矢子/安東亜矢子 演:高梨臨

幼少期:茂内麻結

はなの友人で貿易会社の社長令嬢。

両親の海外赴任により、はなと同時期に修和女学校に編入。

同学年で寄宿舎も同室であることから、はなの最初の友人となる。

はなに対しては、奥手な彼女の初恋を応援したり、退学を阻止するために尽力したりと世話を焼く。

しかし、本科生時代に蓮子が編入してきて以来、はなが自分よりも蓮子との関係を優先させるようになり、一時期はなに対して苛立ちを覚える。

幼少時より貿易商の父親から英語を教わっており、編入当初から英語が得意であった反面、掃除は全て使用人に任せていたため、はなと対照的に掃除が大の苦手。

他の多くの生徒たちと同様、容姿端麗で家柄のいい理想的な男性との結婚を夢見ている。

大文学会でロミオ役を演じた後、実家に戻って通学生になり、見合い三昧の日々を送った末、卒業間近に医者と婚約するが、相手に恋のときめきを感じないことを理由に自ら婚約を破棄し、はなの紹介で「向学館」に就職する。

はなが自分を「花子」と名乗っている件については「はなの方があなたらしい」と取り合わず、はなが「安東花子」のペンネームで童話『みみずの女王』を向学館に投稿した際には、雑誌への掲載時に彼女のペンネームを勝手に本名に変更し、「児童の友賞」の授賞式の場で騒動を引き起こす。

その後、出版社「聡文堂」を創業する編集長の梶原に伴って移籍し、同僚になったはなと共に新たな編集の仕事を始める。

占い師の助言を受けて以来、出版社の取引相手である印刷屋の村岡英治に想いを寄せる。

はなが英治に抱擁される現場を偶然目撃したことから、彼女に対してライバル心をむき出しにするようになるが、はなが翻訳した『王子と乞食』のために英治が描いた挿絵を見て、彼のはなに対する想いを悟り、身を引く。

その直後、英治が既婚の事実を隠してはなに思わせぶりな態度を示していたことが発覚し、はなに同情する。

英治が宇田川満代から依頼されて童話『銀河の乙女』の挿絵をうまく描けずに悩んでいた際、英治に助言を与える。

蓮子が宮本と駆け落ちした翌々日、早朝に村岡家を訪ね、新聞の朝刊に蓮子が伝助へ宛てた絶縁状が掲載されていることを花子(はな)と英治に知らせる。

後日、伝助からの反論文を新聞で読んで、蓮子の結婚生活の実態を初めて知り、蓮子の苦悩を最も理解していた花子を改めて「蓮子の腹心の友」と認めると同時に、女学校時代にはなと蓮子の仲に嫉妬していたことを花子に謝罪する。

また、蓮子の波乱に満ちた人生を書にしようと宇田川に執筆を依頼し断られた結果、自ら執筆する決意を固め、蓮子の半生について取材を始める。

蓮子が葉山家に監禁されている最中には、花子と蓮子が再会できるように協力もする。

関東大震災から半年後、蓮子を題材に仕事をすることを家族に反対され、家を出て一時的に村岡家に居候する。

この時、『王子と乞食』の単行本化の資金難に悩むはなに協力し、女学校時代の友人らに声をかける。

大正15年には自らも蓮子の伝記の単行本化を実現させ、後に吉太郎と結婚を約束する。

しかし上官から結婚の了承を得られず吉太郎から別れを告げられるが、いい返事を得られるまで彼を待つとともに仕事に打ち込む決意をする。

昭和7年に青凛社で創刊した雑誌「家庭」では、随筆を寄稿する。

太平洋戦争開戦後、戦地の様子を取材するため、父親の会社を頼ってシンガポールに渡り、帰国の途につく際に船団が米軍からの魚雷攻撃に遭い、戦死を目の当りにする。

帰国後すぐ花子を訪ね、戦争の恐ろしさを語り泣き出した後、自宅に引きこもる。

昭和20年(1945年)には、自宅から出られるようになり闇市で、吉太郎と再会。

互いの無事を喜び合うが、その場で別れを告げられてしまう。

その後、彼を待っていたら「おばあちゃんになってしまう」と危機感を抱き、甲府へ。

安東家で吉平とふじへ「家事は得意ではないがここに置いて欲しい」と懇願。その後、吉太郎と結婚した。

宮本龍一 演:中島歩

かよが女給をしているカフェー「ドミンゴ」の常連客。

四谷区、四谷南町在住。社会主義運動やそれに伴う演劇活動にのめり込む帝大生で、カフェーで学生仲間と共に政治や文化について熱心に談義する。

ブルジョア階級の人間を目の敵にしており、「ドミンゴ」ではなと待ち合わせ中の蓮子に対して挑発的な行動をとる。

しかし、平祐から与えられた蓮子の歌集『踏絵』を読み、籠の鳥である彼女の実状を知るとともに、彼女の短歌に込められた情熱に心を動かされ、福岡の嘉納家に出向き蓮子のもとに押し掛けて、自らが携る演劇の脚本の執筆を懇願する。

以来、脚本作りを通して蓮子と接するうちに、彼女に恋心を抱くようになる。

人目を忍ぶ恋や伝助の存在に傷つきながらも、蓮子と心を通わせていき。

大正10年の夏、全てを捨てて一緒になる覚悟を決めた蓮子との駆け落ちを計画。

後日、蓮子と共に逃走を図る。翌日、蓮子から伝助宛ての絶縁状の郵送を託され、学生仲間たちに投函を依頼するが、その絶縁状は彼らの独断で新聞社に渡り、大きく報道される。

その後は蓮子と共に自宅を離れ、追手から逃れて父の旧友である山川弁護士の自宅に身を寄せるが、そこも追手が迫ったため、妊娠中である蓮子を花子の実家へ預ける。

その後、村岡家に潜伏中に伝助に見付かり大喧嘩となるが、結果として蓮子の妊娠を知った伝助が身を引く。

蓮子が産気づいたと誤報を聞いて甲府の安東家を訪れた際に、嘉納鉱業の番頭から預かった蓮子の宝飾品や伝助からの離婚届を蓮子に渡す。

また、生まれて来る子供のために弁護士を目指して真面目に勉学に励む決意を語る。

蓮子が葉山家に連れ戻された後に、亜矢子から蓮子の出産を教えられ、誕生した長男に「純平」と命名する。

大正12年9月1日、関東大震災で被災した、葉山家へ蓮子を助けに訪れ、1年ぶりに蓮子と再会。

生まれて来た純平とようやく対面を果たし、親子3人で葉山家を後にする。

大正13年春には、華族を除籍された蓮子と正式に結婚。妻子とともに実家に戻り、母・浪子と同居を始める。

かよの屋台で蓮子が前夫・伝助と酒を酌み交わすところを目撃。

衝撃を受けてその場を離れ、ヤケ酒をあおっていたところ、工事現場帰りの英治と遭遇。

酔いつぶれた状態で村岡家へ行き、花子に伝助との一部始終を話していた蓮子に絡むが「今の暮らしに満足している」と打ち明けられて納得する。

なお、この時の台詞で、新米ながらも弁護士として働いていることが本人の口から語られる。

昭和7年、娼妓の雪乃が蓮子に助けを求めてきた際には、弁護士の地位を活用し、蓮子と協力して彼女を宮本家に匿う。

日中戦争が勃発した翌年の昭和13年には、政府の弾圧を覚悟の上で昔の仲間たちと共に反戦運動を行うが、国家に発覚し、吉太郎が率いる憲兵隊により逮捕。

釈放後も周囲から後ろ指差されながらも戦争に反対し奔走する。

昭和20年(1945年)、中国から帰国してすぐに純平が戦死したことで蓮子が白髪になってしまい、悲しみに暮れて歌を詠むことすらしなくなってしまった、その様子を見かねて翌年村岡家を訪ね、「蓮子に会って下さい」と花子に懇願した。

柳原白蓮の三度目の夫となった宮崎龍介がモデル。

嘉納伝助 演:吉田鋼太郎

蓮子の二度目の夫。蓮子より25歳年上。

「九州の石炭王」と呼ばれ、日清・日露戦争に伴う石炭の需要増加の波に乗り一代で巨万の富を築いた成金で、炭坑の運営を中心に様々な事業を展開している。

投資に失敗して破産宣告の危機に瀕した葉山家を救うために蓮子との政略結婚が決行される。

莫大な財力はあるものの、学問や芸術などの教養はなく、言動は蓮子と対照的に粗野で下品である。

また、本人もそれを自覚しており、見合いの席では方言(筑豊弁)を馬鹿にされることを恐れて無言を通すなど、上流階級に対するコンプレックスを抱えている。

蓮子と再婚後、学問のある女は好かないと放言し、蓮子のことは華族の身分と顔に一目惚れして結婚したと断言して、蓮子を激高させる。

一方、蓮子の腹心の友であるはなに直々に面会し、蓮子が上京時に世話になったことを感謝するとともに謝礼の品を送り、初めて飲んだサイダーの味に感動して以来ずっとサイダーが好物である旨を語るなど、はなに対しては義理堅く気さくな面を見せる。

その他にも、蓮子を喜ばせようとして東京中の宝石店を探し回り高価なティアラを買い求めるなど、蓮子を大切に思う気持ちは十分にあり、また若い頃には貧しく苦労していた経験もあって、同じく貧しい平民育ちのはなからは「いい人」と共感を受けているが、蓮子との価値観の違いから生ずる夫婦間の溝は解消されることなく深まり続けていく。

大正10年の夏、仕事で東京へ行く際、花子(はな)の出産祝いに行きたがる蓮子の願いを聞き入れ、彼女が駆け落ちの計画を立てているとは知らずに同伴を許可するが、やがて蓮子が自分をだまして失踪し、さらには蓮子からの絶縁状が新聞に掲載されたことを知らされて憤慨する。

後日、彼自身の蓮子に対する反論文も新聞に掲載される。

その後も蓮子の居場所を執拗に捜し続け、村岡家に隠れる宮本と鉢合わせ修羅場となるが、蓮子が妊娠していることを知ると潔く身を引き離婚に応じる。

蓮子の兄・晶貴から蓮子の髪を慰謝料代わりに差し出され謝罪されるが、受け取りを拒否し、使用人たちに対しても蓮子の不祥事については今後一切不問とするよう命じる。

関東大震災の翌年、英語で書かれた手紙の翻訳の依頼を口実に村岡家を訪れ、再婚した蓮子の様子を花子に尋ねると共に、震災後の荒廃した時勢だからこそ新しい本を求める人は多いことを察し、村岡家が早く印刷会社を再建できるように花子を励ます。

その後、偶然にもかよの屋台で呑んでいる蓮子と再会。

穏やかに酒を酌み交わしながら、互いの至らなかった面を反省して和解する。

この時、彼女が勘定を払おうとするのを「炭鉱王が女に奢らせるわけにはいかない」と拒否するも、自分の稼いだお金で払いたいという蓮子の申し出を受け入れる。

後日、印刷会社再建のための資金を融資してくれる銀行を花子に紹介する。

柳原白蓮の二度目の夫で、九州の炭鉱王と言われた伊藤伝右衛門がモデル。

葉山蓮子/嘉納蓮子/宮本蓮子 演:仲間由紀恵

はなの本科生時代にやって来た編入生で、葉山伯爵の異母妹。趣味は短歌で、与謝野晶子を敬愛し、歌人として「白蓮(びゃくれん)」を称する。

はなとは同じ学年だが年齢は8歳上。

寄宿舎における自分の世話係としてはなを指名して以来、彼女と深く関わっていく。

先代伯爵と愛人の芸者との間に生まれる。

乳母に育てられ、14歳で政略結婚によって子爵家に嫁ぎ、16歳で出産するがその子供を取り上げられた生い立ちを持ち、家族の愛情を知らずに生きてきた。

揉め事を起こし離縁された後、酒に溺れ何人もの男性たちと遊び歩いたと噂されており、体裁を重んじる兄から疎まれ「幽閉」される形で修和女学校に編入する。

編入当初は、級友や教師に対し高飛車かつ自由奔放に振る舞うが、はなとは、彼女に葡萄酒を勧め酒乱騒動を起こさせ退学寸前へと追い込み、兄への嫌がらせを込めて『ロミオとヂュリエット』のヂュリエット役を演じた大文学会での葛藤と和解を経て、「はなちゃん」「蓮さま」と呼び合い文学を語り合う「腹心の友」となる。

はなの翻訳家としての才能を最初に見出したと自称し、将来翻訳家になった時のペンネームを「花子」にするよう提案する。

しかし後日、兄が強引に進める嘉納伝助との縁談を、表向きは「自ら望んだ」と偽り、伝助が福岡に創設される女学校の経営に関わることに唯一の希望を抱き、結婚に反対するはなと決別する形で福岡に嫁ぐ。

再婚後、聞かされなかった夫の実態が次々と明らかになり愕然としながらも、伝助と義娘の冬子に上流社会の礼儀作法を教え込もうと奮闘するがうまく行かず、女中たちからも疎まれ、嘉納家の中で孤立を深めていく。

さらに、創設される女学校については、伝助は出資のみで運営には関わらないと知り、理想の女学校を作りたい蓮子の夢は砕け散る。

次第に政略結婚の現実を知り自棄になるとともに、芸術や文学に理解の無い伝助への当てつけに頻繁に自宅でサロンを開くようになる。

はなの「児童の友賞」受賞から4年後、「歌集が売れればお金になる」と伝助を説得し、伝助の出費により自著の歌集『踏絵』を出版。

処女作以来執筆活動の様子が無いはなに痺れを切らし、『踏絵』の本を同封した手紙を彼女宛に送る。

後日、それを受けて奮起したはなから『たんぽぽの目』の本を送られて喜ぶ。

再婚から10年後、上京する機会を得て、カフェー「ドミンゴ」ではなと再会。

彼女と英治の様子を見て、無意識ながらも相思相愛同士と気付き、それぞれに助言をする。

また、同じ日に出逢った宮本とは、後日に演劇の脚本の執筆を依頼されたことを機に接近し、彼に恋慕するようになる。

しかし、宮本との密会の場であった「ドミンゴ」に伝助が現れたことで、宮本との関係を伝助に感付かれそうになり、宮本を知り合いではないと否定してしまう。

後日、宮本から別れを告げる手紙を送られて動揺し、彼のために全てを捨てて一緒になる覚悟を示す返事の手紙を書く。

数日後、嘉納家を直接訪問した宮本と再会し、互いの気持ちを確かめた上で、二人で駆け落ちを成功させるための計画を実行。

大正10年の夏、花子(はな)の出産祝いにかこつけて、仕事のために上京する伝助に同行し、隙を見て宿から抜け出し、宮本と駆け落ちを果たす。

翌日、伝助に宛てて絶縁状を書き宮本に郵送を頼むが、その絶縁状は彼女の意に反して新聞に公開される。

この事件について本来無関係の花子を巻き込んだことに罪悪感を抱き、花子が話し合いに来た時には面会を拒絶したが、花子は蓮子にだまされたことを怒っているのではなく、蓮子が花子に会いに来ないことを怒っていると知り、花子に謝罪する。

その翌年、宮本との子供を宿すが、隠れ家に追手が迫ったため、花子の勧めで甲府の花子の実家に身を隠す。

その間に伝助から離婚が承諾されるが、そのことに憤慨し安東家に踏み込んだ兄により強引に連れ去られていく。

兄の命令により髪を切られた上、葉山宅で監禁生活を送る中、男児・純平を出産するも、生まれてすぐに引き離されてしまう。

大正12年に発生した関東大震災で被災した際、葉山家へ現われた宮本と1年ぶりに再会を果たし、宮本・純平と共に葉山家から抜け出す。

大正13年には、華族から除籍され平民となる。

宮本と正式に結婚し、姑・浪子と同居を始めるが、立ち居振る舞いや家事が不得手なことで嫁いびりに遭うようになったことを機に、かよに頼んで家事を習う。

たまたま上京していた伝助と偶然再会し、かよの屋台で酒を酌み交わしながら互いの至らなかった点を反省して和解した後、正式に別れを告げる。

また、そんな二人の様子を見かけ誤解した宮本に「今の暮らしに満足している」と告げる。

その後、大正15年には娘・富士子が生まれる。

花子の息子・歩が急病死した際には、誰よりも早く村岡家に駆けつけて花子と悲しみを共にし、彼女の心に寄り添う内容の短歌を多数作って送る。

昭和7年の時点では、自叙伝を出版して映画化され、青凛社が創刊した雑誌「家庭」において公募した短歌の選者を務める一方、男女同権を社会に訴える内容の記事を雑誌に掲載し、多くの女性たちの共感を集める。

また、福岡在住時代からの知人である黒沢に、ラジオの新番組の出演者として花子を推薦する。

その後間もなく、娼妓の雪乃が自由を求めて遊廓から脱走し、助けを求めてきた時には、姑の反対を押し切って彼女を宮本家に匿うことを決める。

以来、北海道から逃げてきたももを含め、苦しい境遇から逃げて来る女性たちを保護するようになる。

昭和13年、戦争を賛美する宇田川や長谷部たちに対し違和感を感じ、以来彼女たちと距離を置く。

龍一が中国との和平工作に加担し憲兵に逮捕され、自身も家族を守るために軍事国家と闘う姿勢を貫くが、家族を守るためには「長い物には巻かれろ」と考える花子と対立し、決別することとなる。

昭和19年(1944年)、学徒出陣で出征していた長男・純平が一時帰省した際、ぶどう酒を飲んでいたが花子からもらった物だと覚り、彼女と没交渉になっている事を明かした。

昭和20年(1945年)。終戦を迎え、「純平が帰って来る」と期待していたが、官報が入り「8月11日に戦死した」事を知り、ショックを受け一晩のうちに髪が白髪になりまるで老婆のような姿になってしまう。

このことをかよから聞いた花子が7年ぶりに宮本家を訪れた際、「あなたのせいよ」と悲しみをぶつける。

昭和21年(1946年)。龍一に懇願された花子が1年ぶりに訪れた際、「純平を送り出す時に、『武運長久をお祈りします』と言ってしまったの」と打ち明け、涙ながらに花子と和解した。

そして、花子の勧めでラジオに出演し、平和を訴えた。

村岡花子と親交があった歌人の柳原白蓮がモデル。

作中では準主人公の位置付けがされており、彼女が出演する回のクレジットでは、必ず彼女が最後の紹介(トメ)となっている。

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