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半分、青い。

「珈琲いかがでしょう」5話6話7話最終回の無料動画・見逃し配信の無料視聴方法は?

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「珈琲いかがでしょう」5話6話7話最終回の無料動画・見逃し配信の無料視聴方法は?

朝ドラ「半分、青い。」に出演していた中村倫也さんが主演を務めるテレビ東京のドラマ「珈琲いかがでしょう」の5話、6話、7話、最終回のあらすじやネタバレ、キャスト情報や無料動画や見逃し配信を無料視聴する方法について紹介していきたいと思います。

このドラマは人気漫画の実写ドラマ化作品なのですが、主演を務める中村倫也さんが本当にハマり役と話題です!

ドラマの放送が進むにつれて、過去に放送された放送回をもう一度見たい・・・と思うのはドラマ好きとしては当たり前の感情ですよね?

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・逃げるは恥だが役に立つ
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・初めて恋をした日に読む話
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・カンナさーん!
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ドラマ「珈琲いかがでしょう」5話、6話、7話、最終回のあらすじ・ネタバレ

「あなたの為の珈琲を・・・幸せを運ぶ移動珈琲物語」

いい香りに誘われて向かったその先に待っていたのは、素敵な移動珈琲屋さん。

店主が淹れる珈琲は、一杯一杯、丁寧に、誠実に、心を込めて淹れられ、なんだか気持ちがほんのりほぐれるような、そんな味。

そのお店はあなたの街にもやってくるかも・・・?

ドラマ「珈琲いかがでしょう」5話のあらすじ・ネタバレ

「ほるもん珈琲」

ぺい(磯村勇斗)が目の前に現れ、ワゴン車の中で青ざめる青山一(中村倫也)。

しかもカフェで再会した垣根志麻(夏帆)が、車まで青山を追いかけて来てしまう。

青山の元仕事仲間だと自己紹介したぺいは、「静かなところで3人で話そう」と提案する。

だがぺいの目的は青山を花菱(渡辺大)のもとへ連れていくこと。

垣根を巻き込みたくない青山だが、垣根は保険だと逃がそうとしない。

青山の運転で移動中、垣根から青山の前職について尋ねられたぺいは、「強いて言えば清掃業」と答える。

そして血や泥にまみれながら“清掃業”をしていた当時について語り出す。

「初恋珈琲」

ある理由でぺいは花菱(渡辺大)らから殴る蹴るの暴行を受けることに。

自分の真っ赤な血を見ながら、小学校時代の初恋の相手が背負っていた、真っ赤なランドセルを思い出す。

少年時代のぺい(込江大牙)が恋心を抱いたのは、席替えで隣同士になったひとみだ。

家が貧しく父親に暴力を振るわれ、早くも人生に絶望していたぺいにとって、ひとみは天使だった。

そんな折、ひょんなことから、ひとみの家で手作りの珈琲ゼリーをごちそうになる。

苦くて甘くて冷たくて…それはぺいにとって初恋の味だった・・・。

一方青山は、垣根に珈琲にハマるきっかけになった、ホームレスのたこ(光石研)との出会いを打ち明ける。

ドラマ「珈琲いかがでしょう」5話のネタバレ・感想

「珈琲に出会えたとき、世界が変わった気がしました」。

夢中になれるもの、生きがいと呼べるもの、どうしようもない日々から引きずり出されるほど没頭できるもの……。

たった1杯の珈琲が、誰かにとってはそれが人生を変える分岐になる。

これまでも甘くて苦い様々な人生を描いてきた『珈琲いかがでしょう』(テレビ東京系)では、ついに謎多き青山(中村倫也)の、そして執拗に青山を追っていたぺい(磯村勇斗)の生き様が紐解かれる。

現在の甘い眼差しと過去の厳しい表情を使い分ける青山と、絶望と愛嬌をあわせ持つぺい。

そんな2人を演じる中村と磯村が、演技力でぶつかり合う珠玉の1話となった。

今回淹れられたのは、原作漫画に沿った「ほるもん珈琲」とドラマオリジナルの「初恋珈琲」だ。

裏社会で汚れ仕事を引き受けていた青山とぺいのコンビ。

手にかける人を「ほるもん(放るもん)」だと教わり、ゴミとして次々に始末していった。

「ほるもん」と「ほらんもん」。彼らにとって、その差はよくわからない。

ただ、言われるがままに仕事をする日々。

きっと、いつかは自分も「ほるもん」と呼ばれる側になる。いや、もうすでに社会からはゴミだとみなされるクズなのかもしれないという悲しみを胸に秘めながら。

しかし、ぺいにとってはそんな底辺とも言える生活の中でも、青山に出会えたことが一つの希望だった。

いろいろなものが欠落し、光が一つも差さないような、常軌を逸した真っ黒な目の青山に「一生ついていく」と痺れたことも。

しかし、青山のその目は珈琲と出会ってから徐々に変わってしまう。

ぺいもホームレスのたこ(光石研)が淹れた同じ珈琲を味わったはずだった。

青山の人生を変えたという珈琲を。しかし、ぺいには自動販売機の珈琲と、たこの珈琲との違いがわからない。

同じように底辺の日々を過ごし、同じように社会のはみ出しものとして生きていくんだと思っていた青山が救われ、置いてけぼりにされたぺい。

自分だけが救われなかった。それは、救いが見えなかったときよりも、よっぽど残酷な現実だ。

「この人、ミョーなカルト宗教にハマって。“珈琲”っつう宗教」というぺいの言葉に、改めて青山の変わりっぷりと、ぺいの寂しさがにじみ出る。

自分にはわからなかったものに夢中になる青山を見て、ぺいがどれほどその存在を遠くに感じてしまったのかを。

ドラマオリジナルの「初恋珈琲」を描くことによって、ぺいという人となりがより浮き彫りになっていった。

青山を逃がすために自らの血を流すことにしたぺい。意識が朦朧とする中、その真っ赤な血を眺めながら初恋の「あの子」のランドセルを思い出すのだ。

「赤」は、ぺいにとって小さな愛を感じた象徴の色なのかもしれない。

「あの子」の家に呼ばれて、一緒に食べた手作りの珈琲ゼリー。その上に乗っていた真っ赤なさくらんぼは、「あの子」が愛情をたっぷり受けて育ってきた証だ。

親に殴られて育った自分には、やっぱり珈琲ゼリーのおいしさはわからない。

憧れて少しでも近づきたくて、でも近づくほどに自分との生まれの違いを見せつけられて。恋をした喜びと叶わない想いの寂しさを行き来した初恋。

それが決定的になったのが、時を経て再会したときだった。ブラック珈琲を「美味しい」といって飲む「あの子」と、大人になってもそのうまさがわからないぺい。

すでに裏社会に足を踏み入れていたぺいにとって、その時間は純粋に初恋が実らなかったという事実よりも、育ちの悪さが生んだ分岐の大きさ、その残酷さを実感させるものだったのだろう。

そんな物悲しいぺいの顔を見逃さなかったのは、青山だった。そして「寂しさが紛れる」と言って差し出したのは、赤いイチゴのイラストが施されたイチゴミルクだ。

ぺいがこれまで青山を追いながら飴をなめるシーンを思い出す。青山が去り、憎しみや怒りよりも、寂しさが彼を包んでいたという切なさと同時に。

自分と同じところで沈んでいくはずだった青山を連れて行ってしまった真っ黒な珈琲。

青山の金髪は、いつの間にか黒髪となり、自分とはもう随分遠く離れた生活を送っているのがわかる。そして、最もぺいにとって屈辱的だったのは、その青山の淹れた珈琲によって自分以外の人たちが「救われている」という事実だったのではないか。

冷たい世の中で数少ない愛を感じられた「赤」と、何度も絶望しながらそれでも“救われたい”と渇望してきた「黒」。

ぺいの中にある印象的な2色は、どこか鮮血とどす黒く固まるかさぶたにもかさなる。もしかしたら、青山をかばうために自ら足を刺して流したぺいの赤い血は、ぺいができる最大限の愛情表現だったのかもしれない。

そうして青山の危機を助けることで、初めて「救われた」感覚を得られたのではないか。

誰かにきっかけをもらい、何かにハマることだけが「救われる」タイミングではない。きっと青山も、美味しい珈琲と出会ったからではなく、そのあと多くの人にそれを提供したからこそ「人生が変わった」「救われた」と思えているように。

「自分が誰かの役に立った」という喜びこそが生きがいであり、人生の醍醐味なのだろう。

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ドラマ「珈琲いかがでしょう」6話のあらすじ・ネタバレ

「たこ珈琲」

垣根志麻(夏帆)が淹れた珈琲を味わいながら、青山一(中村倫也)は珈琲の道に進むきっかけとなった、ホームレスのたこ(光石研)との出会い、そして青山が珈琲を淹れながら各地を巡っている本当の理由を打ち明ける。

たこの淹れた珈琲に魅了され弟子入りを懇願した若き青山。

その申し出を受け入れたたこは、ただ単純に「珈琲を美味しく淹れる」だけではない、青山自身に足りていない何かを気づかせるための修行を始めるのであった。

今まで自分が過ごしてきたヤクザな世界とは真反対な、穏やかな日常を過ごしたり、ちょっとしたシアワセに気づくような日々を送る青山。

珈琲の腕前が上達していくのと比例するかのように、青山の中でも小さな変化が起き始めていた・・・。

とある雨の日、青山がいつものようにたこの家にいくと、そこには寝込んでいるたこの姿が。

たこの淹れた珈琲を飲む青山は「いつか俺も誰かに美味しい珈琲を淹れることができるんだろうか」と問いかける。

するとたこは青山に一番必要で大事なものが何なのかを語り始めるのだが・・・。

垣根を家まで送り、ぺい(磯村勇斗)から託されたメモを手掛かりに、本当の目的を果たすべく車を走らせる青山。

最終地点に辿り着いたと思ったその時・・・。

ドラマ「珈琲いかがでしょう」6話のネタバレ・感想

「でもね、私あんたのことを今大切に思ってるよ……どうしたね? 怖いのかい?」

青山(中村倫也)が、なぜ珈琲の移動販売を始めたのか。行く先々で、多くの人の心を救ってきた珈琲を、どのように淹れられるようになったのか。『珈琲いかがでしょう』(テレビ東京系)第6話では、その秘密が明らかにされる。

語られたのは、青山が人生で初めて誰かに大切にされた思い出だった。自分を大切にされるという経験が、誰かを大切にしたいという願いが、そして日々を大切にできる心の余裕が、珈琲を単純な飲料という概念を超えて、心まで潤すアイテムへと変えるのだ。

ホームレス生活をしている、たこ(光石研)の淹れた珈琲の美味しさが忘れられず、その秘訣を教わろうと、彼のもとを通うことにしたかつての青山。だが、その初回のレッスンは、川のほとりで釣り糸を垂らすことから始まる。

これのどこが美味しい珈琲の淹れ方に繋がっているのか、さっぱりわからない青山を、たこは「哀れだね~」と同情する。「珈琲を味わうってことはさ、こうやってのんびりと穏やかなひとときを幸せだなって感じることにも似てるってこと」と言われても、青山は「幸せ?」と、やはりピンとこない。

青山にとって珈琲は、暴力的な仕事のあとにとりあえず飲むものだった。頭と心を空っぽにして人を殴り続ける時間。そこから少しだけ自分を取り戻すための、儀式のような珈琲だったのかもしれない。しかし、決してのんびりと穏やかなひとときとは言えない空間で、その味は泥のようにまずいものだった。

青山を兄貴と慕うぺい(磯村勇斗)は、仕事中の青山を「常軌を逸した真っ黒な目」「いろんなもんが欠落している」「何も映らない」と表現した。その瞳から抜け落ちたものは「大切」にするという想いそのものだったのだろう。自分自身のことも、目の前にいる人のことも、大切になんて思っていては、体も心も痛くてやってられないから。

でも、本当は青山もぺいも、どこかで「大切にされる」「大切にする」関係性への憧れを捨てきれずにいたのではないか。それはぺいが失恋のあとに青山からもらって以来、寂しい気持ちを紛らわすために飴をなめるようになったのもそう。その小さな優しさが嬉しかったから。

そして2人が食べるホルモンが、もともと「放るもん」として捨てられるものだったという説を聞いて、より食欲が増したのもそう。価値がないと烙印を押されたものでも、こうして活躍できる場があるという希望を感じられたからではないか。

そして青山にとって、たこの珈琲がこれほど眩しく見えたのは、たこ自身がホームレス、つまり自分と同じように社会から放り出された側の人間だと思ったから。それでも「ゴミでも丁寧に磨けばたいていのものはどうにかなる」と小粋にポップに楽しそうに生きるたこの姿に、自らもこのどうしようもない日々を抜け出すことができるのではないかと、可能性を感じたからに違いない。

「美味しい」も「幸せ」もわからない日々を変えたい。とっくに諦めていたと思っていた憧れや希望が、あの珈琲を飲んだことで、引き出された。それは「自分の人生を生きたい」という、青山の本能を呼び覚ます1杯だったのだ。

考えてみれば、私たちの人生は「大切」を繋いで成り立っている。例えば、外食ひとつ取っても、誰かが大切に育てた食材を、誰かが大切に運び、誰かが大切に調理した結果、ようやく私たちの口まで届く。

珈琲豆に至っては遠い国から温度、湿度、酸素、光と様々な天敵から守りながら、慎重に運ばれてくるもの。ベストな焙煎レベルを模索し、丁寧に豆を挽く。そして豆の様子をじっくりと観察しながら、そーっとお湯を注ぐ。

じわじわとお湯が染み渡り、繊細に膨らんでいく珈琲豆を前に「この子たちの声を聞いて」とたこが言う。だが、自分の声に耳を傾けてくれた人なんていなかった青山には伝わらないのがもどかしい。

大切にされた記憶のない青山に、珈琲を通じてその意味を伝えていくたこ。その日々は、青山の真っ黒な目に少しずつ光を差すものだった。「美味しくなれ」と願いながら淹れる珈琲は、それを飲む人が「幸せになれ」と願うことと同じ。珈琲を淹れているとき、青山もこの「大切な想い」のリレーをつなぐ1人であることを知ったのだ。

しかし、それは同時に怖いことでもあった。大切なものができるということは、それを失うリスクを背負うということ。自分を大切に思えば、今と同じ生活を続けることには耐えられなくなる。大切な人ができるほど、その人に何かがあったときに心が押しつぶされそうになる。

これまで考えなくてよかったことが、一気に青山の頭の中に押し寄せる。でも、その耐え難い味を知るからこそ、川のほとりでする釣れない釣りに幸せを感じることができるというものなのかもしれない。

そして、多くの苦味を引き受ければ、その味を活かす珈琲を淹れることもできるようになる。「あんたと私じゃ年数が違う」と笑った、たこが言いたかったのはそういうことなのではないだろうか。

そのたこの遺志を継ぐ形で、青山が始めたのが『たこ珈琲』の移動販売だった。そこで垣根(夏帆)をはじめ、自分を大切にすることを忘れそうになっている人に向けて珈琲を淹れてきた。その最終ゴールは、たこが愛し続けた奥さんの居場所。だが、あと一歩のところで青山は捕まってしまう。

その追っ手の正体は、かつて青山が抜けた組のぼっちゃん(宮世琉弥)だった。青山に捨てられたと思い、その愛情の反動により大きな憎しみを抱いていた。もしかしたらこの再会は、たこが「まだ美味しい珈琲を必要としている人がいる」と言っているのかもしれない。ぼっちゃんの「大切にされたい」を、今の「大切にする」を知った青山なら受け止められるのではないか。そう期待しながら、来週もこの時間を待ちたい。

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ドラマ「珈琲いかがでしょう」7話のあらすじ・ネタバレ

「ぼっちゃん珈琲」

青山一(中村倫也)は、ようやくたこ(光石研)の親戚宅の前にたどり着くが、あと一歩のところでぼっちゃん(宮世琉弥)に拘束されてしまう。

ワゴン車に連れ込まれ、夕張(鶴見辰吾)の運転でどこかへ移動中、ぼっちゃんは青山が面倒を見てくれた幼い頃のことを振り返り始める。

当時10歳だったぼっちゃん(長野蒼大)の面倒を見ることになった青山は、ぼっちゃんが学校でいじめられていることに気づく。

給食に出てくるコーヒー牛乳もいつも取り上げられてしまい、一度も飲んだことがないという。

父親がヤクザの二代目(内田朝陽)であることを武器にすればと助言するが、ぼっちゃんはヤクザが大嫌いだと一蹴。

自分の力でクラスの底辺から脱出するため、いつかコーヒー牛乳を飲むため、毎日苦手な逆上がりの自主練をしていた。

そんなぼっちゃんの覚悟を知った青山は、逆上がりの練習に付き合うように。

さらに組の抗争によって連れ去られそうになった時には颯爽と救い出し、眠れない夜にはコンデンスミルクをたっぷり入れたコーヒー牛乳で喜ばせた。

次第にぼっちゃんにとって、二代目がかまってくれない寂しさを埋めてくれる青山が、強くてかっこいいキャラクター“とらモン”のような存在となっていく。

「ずっとそばにいる」という約束も交わすが、その直後、約束を裏切る出来事が起きる・・・。

ドラマ「珈琲いかがでしょう」7話のネタバレ・感想

「眠れない夜は眠くなるまで寝なけりゃ良いんですよ」

珈琲に青山(中村倫也)を奪われたのはぺい(磯村勇斗)だけではなかった。青山があと一歩のところでたこ(光石研)との約束を果たせるかと思われたその時、彼を拘束したのは過去に足を洗った組のぼっちゃん(宮世琉弥)だった。

青山の右手のグローブの秘密も明かされた『珈琲いかがでしょう』(テレビ東京系)第7話「ぼっちゃん珈琲」。

母親を亡くし、組の二代目の父親はいつも仕事に忙しく、学校でもいじめられっ子のぼっちゃんの面倒を見ることになったのがかつての青山だった。いつしかぼっちゃんの中で青山はどんなときでも自分の側にいてくれて守ってくれる、たった1人のヒーロー“とらモン”となった。

ぼっちゃんは「こんな大きな家で1人で寝るのが、1人でご飯を食べるのがいつもいつも怖い。ひとりぼっちが怖い」とこぼす。でも、ぼっちゃんは知らないのだ。

愛を渇望できるということは、1人が寂しいと思えることは、裏を返せば“誰かと一緒にいた温かさ”を知っているということであり、“誰かに大切にしてもらえた記憶”があるということだ。

そんな経験など一切持ち合わせていないどころか、たこに“誰かに大切に想われるのが怖いのだろう”と見抜かれていたのが、かつての青山だ。

ただ、ぼっちゃんにも同情の余地はある。日頃から大人にばかり囲まれ、ある意味上下関係のしっかりとした組織の長のせがれだということで、様々な人から距離を取られてきたのだろう。

“丁重に扱われる”ことは、相手と自分の間に常に壁があることを見せつけられる行為でもあるわけで、“三代目”になることを当然のように求められ、弱音など吐けなかったのだろうし、無邪気に父親を独占し甘えることさえ叶わない。

父親に“自分だけのたった一人の父親”でいてほしいと願うことさえできず、何人もの大人の男を従える威厳ある“組長”という姿の父親がデフォルト設定とくれば、自ずと嫌でも“自分だけの父親”ではないのだと思い知らされる。父親が無事に帰って来てくれるのかを不安に思いながらなかなか寝付けない日々。10歳の少年にとってはなかなか特殊な環境でハードモードだ。

また、ぼっちゃんの場合、“一度知ってしまったが故の喪失感”もあるのだろう。母親や青山に大切にされた記憶があるからこそ、そんな存在が何の前触れもなく自分の目の前からいなくなってしまったとき、愛情が、やり場のない悲しみや怒りが憎しみに変わってしまったのだろう。

母親のときには彼女の病気が良くなるようにと何度も何度も祈ったのに願いを聞き入れてはくれなかった神様を。そして、青山の場合には本当だなんてつゆとも思わず、何気なく自分が言った指切りの約束を一方的に果たして去った青山自身を。

また、自分がどんなに欲しても手にできなかった(と思っている)父親からの絶大な信頼を得て、さらにはそれでもなお、その父親からの信頼を手放してでも進みたい新たな居場所まで見つけた青山が心底羨ましく許せなかったのだろう(実際には、父親は青山にぼっちゃんの様子をよく聞いているようだった)。

青山がいなくなり、父親は組同士の抗争で亡くなり、その噂が学校で広がるなり、また周囲は皆、手の平を返したように、彼の言いなりになった。ただただ彼を恐れて。面倒に巻き込まれないように。適度な距離をとろうと。自分が標的にされないように。

彼は同世代からも丁重に扱われることに慣れてしまったのだ。自分の見せかけの力を誇示することで、束の間失くしてしまった大切なものの存在を忘れられ、気を紛らわせられたのだろう。これが不幸の始まりだ。

ねじれにねじれてしまったぼっちゃん役を演じたのは宮世琉弥だ。磯村勇斗と共演した『恋する母たち』(TBS系)で演じた蒲原繁秋役で知名度を一気に上げた。エリート弁護士だが凄まじく選民意識の高い父親に反発し、自身も超進学校に通いながらも退学、ラッパーとしての活路を見出していく、かなり波乱万丈な高校生役を熱演した。

いつだって家にいる時は家族とろくに会話もせずにヘッドホンを耳につけて外界との関わりを遮断していたような彼が、ラップ落語との出会いで覚醒していく姿を静かにとても自然にみずみずしく体現していたのが印象的だった。

「ゴール一歩手前で振り出しに戻る。あともう一歩だったのにって志半ばなのが良いんじゃない。報われないラストの方がたくさんの人に名作扱いしてもらえるよ」と不吉な発言をぼっちゃんが繰り出していたが、次週いよいよ最終話。

今の“大切にすることもされることも知った”青山は、黒くてドロドロしたものに絡め取られてしまったぼっちゃんとどう対峙するのか。たことの約束を果たせるのか。どうかラストにはほっと一息つけるような展開を堪能できますように。

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ドラマ「珈琲いかがでしょう」最終回のあらすじ・ネタバレ

「暴力珈琲」「ポップ珈琲」

ぼっちゃん(宮世琉弥)が執拗に青山一(中村倫也)を追っていたのは、信頼していた青山の裏切り行為に対する報復だった。

垣根志麻(夏帆)やぺい(磯村勇斗)を巻き込んでまで追い詰めようとするが、暴力ですべてを制するようになったぼっちゃんに、青山は「そのやり方で手に入れたコーヒー牛乳はおいしかったか」と問いかける。

ぼっちゃんの脳裏に蘇ったのは、同級生を脅して好きなだけコーヒー牛乳が飲めるようになったのに、なぜかまったく味がしなかった頃の記憶…。

さらにこれまで沈黙を貫いていた夕張(鶴見辰吾)が、見かねて裏切りの真相を語り始める。

青山が大金と共に姿を消した裏には、息子を思う二代目(内田朝陽)とのある固い約束があった。

時を経て事実を知ったぼっちゃんは…。ついに最終回。

青山は「奥さんと同じ墓に入りたい」と願っていた、たこ(光石研)の願いを叶えることはできるのか?

ドラマ「珈琲いかがでしょう」最終回のネタバレ・感想

「そりゃ、傍から見れば、ど底辺の生活でも、せっかくなら、彩りってものが欲しいじゃないの。どうせなら、小粋にポップに生きたいからね」

たこ(光石研)が生前残した言葉に隠された、たこの秘密が明かされた『珈琲いかがでしょう』(テレビ東京系)最終話。この作品を通して描かれたのは月並みな言葉に集約してしまうが“人はひとりじゃない”、そして“人が人を大切に想う気持ちは伝播し巡り巡る”ということなのではないだろうか。

黒くてドロドロしたものに飲み込まれてしまった三代目組長・ぼっちゃん(宮世琉弥)はずっと自分はひとりで寂しかった、自分には人から愛される才能がないと訴えるが、実際には父親である二代目(内田朝陽)が常に気にかけていたのはぼっちゃんのことであり、その裏には正に“命がけの愛情”があったように。

“愛情”とは何もわかりやすく目に見える形あるものばかりではない。夕張(鶴見辰吾)のように、二代目の遺志も三代目の慢性的な満たされなさも、青山(中村倫也)がいなくなった真相も知りながらも、“最適なタイミング”が来るまで真実はそっと自分の胸に閉まったまま近くで見守り続けるのもまた愛だ。

“親に捨てられた者同士”ずっと一緒に暮らしていたのに急に青山に置いていかれたぺい(磯村勇斗)にとっては、強い愛ゆえにどうにか彼を憎み続けることでしかその面影を自分の中から追い払えなかったように。これもまた“愛情”の表出の仕方のひとつである。

ホームレスのたこ(光石研)には実は妻・幸子(市毛良枝)と彼女との間にもうけた息子がいたばかりでなく、そもそもたこに珈琲の淹れ方を教えたのは幸子だったこともわかる。

親族に勘当されてでも一緒になることを選んだ2人だったが、元々病弱だった幸子の体調が悪化し、その治療費のためにたこは彼女の両親に頭を下げ、そして自分は何も言わず彼女の前から姿を消す。これもまたたこから幸子と息子への“愛情”ゆえのことだ。

幸子の唯一の楽しみだったたこを想って淹れる珈琲が、たとえ離れ離れになった後もたこの周囲に人を常に呼び寄せ、彩を与え続け、そして青山との出会いをもたらし、たこの遺骨を自分の元に届けさせ、たこの夢を叶えさせた。何なら、元々は幸子の夢だった「移動珈琲販売店を営む」という夢までもたこから青山に受け継がれ実現している、この壮大で果てしない“人が人を慈しむ気持ちの伝播”に静かな感動を覚えると同時に気が遠くなりそうにもなる。

まるで珈琲を淹れる際に静かに螺旋状に湯を落としていくようなその途切れることのないサイクルに息を呑むようなうっとりとした美しさと落ち着きと恍惚感を覚えるような感覚だ。そんな奇跡を、青山、ぺい、垣根さん(夏帆)の3人で共に眺められている今まさにここにある“奇跡”にも、各々に色々なことがあった過去から現在地点までがピタリと繋がり落ち着くべきところに収まっていくさまを目の当たりにさせられた。

たこの遺骨を砕いた破片を入れた珈琲を幸子が飲んで言った「これでたこさんは私の一部です」に、青山は涙目ながらもしっかりと笑顔を見せたが、この瞬間に青山も自身の壮絶な過去と今の自分を改めて飲み込み引き受けたのではないだろうか。

「暴力珈琲」ではぼっちゃんの目を覚まさせるために体当たりで臨むシーンでは瞬時に青山の目の漆黒さが深みを増し鋭い光まで宿っていたが、もはや中村の域までいけば黒目の大きさまで変えてしまえるものなのか……と恐れ慄いた。その後の「ポップ珈琲」ではそんな青山の一面がスーッと溶け出ていくような、今の青山と矛盾なく融合していく“毒抜き”のような経過が見られたように思う。

これまで珈琲の味がわからなかったぺいが青山の珈琲を口にして初めて思わず笑顔になる。それを訝しげに見つめ返した後に青山が言う「おい、たこジジイ、最高にポップじゃねぇか」のラストは、これまで悩める様々な人の人生を否定せずそっと後押しし続けてきた青山が、遂に初めて自分自身の人生を丸ごと肯定し、自分の背中を押した瞬間だったように思えてならない。

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スピンオフドラマ「珈琲もう一杯いかがでしょう」も配信中

オリジナルストーリー『珈琲”もう一杯”いかがでしょう』では、ベールに包まれたぺい(磯村)による、ドラマ本編の続きの物語で、青山や垣根(夏帆)、そして青山が行く先々で出会う人物たちも登場する。

ドラマ本編の各話放送終了直後より「Paravi」で配信される予定。

オリジナルストーリーでは、池田テツヒロが全編の脚本を執筆し、本人役として出演も果たす。

池田テツヒロ(脚本)のコメント

「『珈琲いかがでしょう』のアナザーストーリーを書かせていただけるお話をいただき、正直、躊躇(ちゅうちょ)しました。だって『珈琲いかがでしょう』が好きすぎるから。しかも原作で描かれているムネキュンでムネアツでハラドキな展開の、その前やらその後のオリジナルストーリーを書かせていただけるなんて、光栄を通り越して恐れ多いじゃないですか! だから躊躇したのです。

だけど、このお仕事を他の脚本家に任せるのはもっと嫌だったので、恐れ多くもやらせていただくことにしたのです。『珈琲いかがでしょう』そして、中村倫也、磯村勇斗、夏帆ちゃんファンのひとりとして、夢中で脚本を書き上げました。皆さまに喜んでいただけましたら、幸せです」

コナリミサト(原作)のコメント

「池田テツヒロさんの脚本の『珈琲“もう一杯”いかがでしょう』が面白くて毎回新作が届くのを楽しみにしていました。原作の小ネタを補完してくれていたり珈琲豆知識もてんこ盛りです。

私も未開拓だった青山や平や垣根達のキャラの掘り下げが出てくるのですが何ひとつ解釈違いがなかったです。このままマンガ化したいと思いました。笑」

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