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「リモラブ」全話ネタバレ!最終回結末と見逃し配信・無料動画配信視聴情報

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「リモラブ」全話ネタバレ!最終回結末と見逃し配信・無料動画配信視聴情報

朝ドラ「あさが来た」に出演していた波留さんが主演を務める日本テレビ水曜ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」の1話から最終回結末までのあらすじ、ネタバレや無料動画、見逃し配信を見る方法について紹介していきたいと思います。

ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」には、「あさが来た」の波留さん以外にも、「スカーレット」で話題になった松下洸平さんも出演していて、放送される度に話題になっています!

それでは先ず、先ずは「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」を見る方法からどうぞ。

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ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」全話のあらすじネタバレ

仕事一筋で恋愛をしたことが無い産業医の大桜美々(波瑠)が、SNSを通して恋愛していく物語。

美々は産業医として社員の健康を守るために日々邁進しているものの、恋愛は二の次にしてきた。

そんな彼女があるきっかけでSNS上の相手と知り合いになる。

まだ相手の素性は知らないが、実は同じ社内にいる人で・・・!?

ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」1話のあらすじ・ネタバレ

半年前・・・。

鐘木パルプコーポレーション“通称カネパル”の産業医、大桜美々(波瑠)は、新型ウィルスの脅威の中、全社員1129人の健康を管理する忙しい日々を送っていた。

新人看護師の八木原(髙橋優斗)を連れ、社員のマスクや手洗いの不備を見つけては、厳しく注意する。

高熱にも関わらず、仕事のために出勤した営業部の岬(渡辺大)を帰宅させる美々。

「命より大事なものがありますか」

当初は美人すぎる産業医と評判の美々だったが、今や健康管理室の独裁者と言われていた。

人事部で残業していたのを美々に注意された朝鳴(及川光博)と青林(松下洸平)、五文字(間宮祥太朗)が噂する。

「彼氏とかいないんですかね?」

「いないだろあれは。ぼっちだぼっち」

恋愛から遠ざかる美々には、上から目線で男を食べものに例えるクセがあった。

しかし、自粛下の生活で「一人でも平気」の気持ちに変化が・・・。

精神科医の富近(江口のりこ)からストレス解消にと薦められたオンラインゲーム上で会話した人物に恋をしてしまう。

ところがなんとその相手が社内にいるとわかり・・・。

ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」2話のあらすじ・ネタバレ

SNS上で恋した相手「檸檬」が、八木原(髙橋優斗)だと勘違いし、大恥をかいた美々(波瑠)。

相手が誰だかわからない恋愛なんて理解できないという八木原に、「今は2次元の相手に本気で恋する時代なんだから」と強気に言い張る。

そして5か月後の10月・・・。

美々のハンドルネーム「草モチ」と、「檸檬」とのSNS上だけでのやりとりは、相手を知らないまま順調に続いていた。

ある日、青林(松下洸平)から意味深に食事に誘われる美々。

青林が「檸檬」?ところが青林と営業部の我孫子(川栄李奈)のあるシーンを目撃してしまいその疑いは否定された。

そんな中、美々はSNSのあるやりとりをヒントに社内の健康診断のデータの中から該当人物を探す。

結果、一致した朝鳴(及川光博)、岬(渡辺大)、五文字(間宮祥太朗)は美々の特別健康診断をうけることに。

しかしそれは、「檸檬」がした話と一致する相手を探し出すという裏の目的のためだった。

ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」3話のあらすじ・ネタバレ

「檸檬」の正体は、朝鳴(及川光博)でもなかった。

美々(波瑠)はスマホに残る、「檸檬」とのやりとりを居酒屋で愛おしく振り返る。

そんな中店員の栞(福地桃子)が、五文字(間宮祥太朗)が「檸檬」ではないか?と言い出す。

美々に惹かれてると言っていたらしい。

驚く美々の前に、なんと五文字が現れ「僕が檸檬です」と宣言、美々にSNSをやめ、ちゃんと彼女になってほしいと告白する。

半信半疑ながらも檸檬=五文字を受け入れる美々。

日曜日、初デートを体験する美々と五文字。

一方、青林(松下洸平)は我孫子(川栄李奈)のスマホにかかってきた着信相手の名前を見てショックをうける。

業を煮やした栞は彼氏の八木原(髙橋優斗)と五文字を美々の家に連れてきて、ダブルデートをすることに。

ところがその先には、美々の恋が裏切られる衝撃的な出来事が待っていた・・・。

ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」4話のあらすじ・ネタバレ

美々(波瑠)と五文字(間宮祥太朗)が一緒にいる時に「檸檬」から連絡が。

その後のSNSでのやりとりで「檸檬」のエピソードに見覚えのある美々は、正体が五文字でなく、青林(松下洸平)だと知る。

「檸檬は青林だったんだ・・・」

そしてSNSのことで青林が我孫子(川栄李奈)に責められているところに遭遇する美々。

元気がない青林を朝鳴(及川光博)は、診察の為に富近(江口のりこ)の元へ連れていく。

青林は、彼女に体だけの付き合いの男性がいたことで悩んでいた・・・。

一方恋愛順調な八木原(髙橋優斗)は、栞(福地桃子)の父に交際の許しをもらいに行く。

そんな中、青林の父親の菊太郎(山崎一)が、息子の彼女に会うため上京する。

しかし、既に我孫子との仲は終わっていて・・・。

実は青林は、「草モチ」が送ってきた写真が、社内で撮ったと察し、相手は美々ではないか?と疑問を抱き始めていた。

ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」5話のあらすじ・ネタバレ

カネパル産業医の美々(波瑠)は会食での参加人数の上限を4人までと決める。

ところが、営業部が新入社員との懇親会を計画していたらしく参加人数が15名と判明、美々の制止で中止になるが・・・。

青林(松下洸平)をどうしても意識してしまう美々。

「青林だけはイヤだった・・・はずなのに・・・」

そして「心の中には檸檬さん、あなたがいます」と送信して・・・。

その頃、青林と五文字(間宮祥太朗)は、お互いの恋愛がダメなことを嘆いていた。

美々は自分が「草モチ」だと青林にわからせようと決意。

八木原(髙橋優斗)を利用してまで挑もうとするが・・・。

そんな中、朝鳴(及川光博)の息子の保(佐久間玲駈)を富近(江口のりこ)達と、美々の家で預かることになった。

しかし来るはずの五文字の代わりに来たのは青林で・・・。

ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」6話のあらすじ・ネタバレ

ついに美々(波瑠)は、「檸檬」に自分の正体を明かすメッセージを送る。

「やればできるじゃないですか」と八木原(髙橋優斗)は喜ぶが、「檸檬」青林(松下洸平)からの返信がない。

焦る美々は「私が草モチです」と面と向かい改めて告白。

しかし青林はその事実を受け入れずまさかの拒絶をしてしまう。

ひとり部屋で涙する美々。

そんな中、朝鳴(及川光博)と富近(江口のりこ)は屋台で一緒に飲んで、急接近していた。

やがて美々は青林の性格のとある一面を目の当たりにし、心動かされる。

決死の覚悟で青林を食事に誘って・・・。

ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」7話のあらすじ・ネタバレ

美々(波瑠)と青林(松下洸平)はなんとか相思相愛の仲になった。

幸せ一杯の美々。

だがどこかぎこちない2人の接触を見た八木原(髙橋優斗)は

「美々先生は、イチャコラするのが嫌いなんです!」

と青林に余計なことを言う。

未だSNSで話す二人を「現実世界でないと愛は育たない」と心配する朝鳴(及川光博)。

そんなすれ違いの付き合いの中、出張のため新型ウィルスの検査を受けることになった青林は、

「もし検査結果が陰性だったら」

「僕と」

と途中までの意味深なメッセージを送る。

「濃厚接触をしてください、そういうこと?」

私に近づかないのに?と混乱する美々。

濃厚接触の覚悟をして、出張帰りの青林を自宅に呼ぶが・・・。

ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」8話のあらすじ・ネタバレ

初めて打ち解けた会話ができた美々(波瑠)と青林(松下洸平)は、順調な日々を送っていた。

この日々がずっと続いてほしいと思う美々は富近(江口のりこ)から恋愛を終わらせないために結婚があると聞く。

それなら「結婚・・・してもいいかなァ」

そんな中、朝鳴(及川光博)に出世コースへの異動の話が舞い込む。

一方、八木原(髙橋優斗)もいよいよプロポーズをすることになり・・・。

青林の父が幼馴染との結婚をまとめるため再び来るという。

美々は青林が昔、好意を抱いた幼馴染に嫉妬する。

しかしやって来たのは叔母の典子(石野真子)だった。

美々を恋人だと紹介する青林だったが、典子は幼馴染との話を断るための嘘だと疑う。

そんな結婚をめぐる騒動の中、ストレスを溜めた美々にある異変が起きる。

ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」9話のあらすじ・ネタバレ

ここ最近の「無理」にストレスを感じた美々(波瑠)は、いろいろ抱え込むのを止めようと決意。

正直に打ち明けた青林(松下洸平)からは優しく受け止めてもらい安心する。

しかし、実際のところ、青林は美々のストレスを知り動揺していた。

五文字(間宮祥太朗)から「ちゃんと気づいてあげてる?」と先に注意もされていたのだ。

八木原(髙橋優斗)がプロポーズを拒否された。

実はそこには、将来に関する問題があって・・・。

一方、出世話のあった朝鳴(及川光博)も、自身の将来に関する決意を固めるのだった。

そんな中、青林が「双子座流星群を見に行こう」と美々をキャンプに誘った。

五文字から、そのシチュエーションはプロポーズが目的なのでは?と言われ期待する美々。

だがその先には二人の関係を揺るがす最大の危機が待っていた・・・。

ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」10話最終回のあらすじ・ネタバレ

すれ違ってしまった美々(波瑠)と青林(松下洸平)。

そんな中、美々のリストラ話が浮上、岬(渡辺大)を中心に反対の署名活動が行われる。

一方富近(江口のりこ)は、朝鳴(及川光博)の息子が、「新しいお母さんはいらない」と言っているのを知らされた上、朝鳴から別れを告げられる。

八木原(髙橋優斗)は栞(福地桃子)と改めて結婚について話し合う決意をする。

お互い分かり合いたいと思う美々と青林。

しかしそう思えば思うほど、なかなか分かり合えずにことごとくズレていく。

そうこうしてる内にクリスマスがやってきて・・・。

二人はクリスマスまでの間、口では言いにくい時に、3回までSNSで会話してもいいと決めたルールに従い、「草モチ」と「檸檬」に戻ってお互いへの想いを語り始める。

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ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」全話のネタバレ・感想

強い性格な産業医、大桜美々(波瑠)が、自粛生活の中で心境の変化があり、ストレス解消のためにオンラインゲームにハマっていく・・・するとそこで恋をしてしまう。

しかもその相手は社内の人物だった・・・という物語のスタートですが、産業医がどこまで医師として動くのかは分かりませんが、鐘木パルプコーポレーション“通称カネパル”の専属・・・というような感じなのでしょうか。

つまり、会社がリモートになると、産業医もリモートになる・・・ということでオンラインゲームに耽って恋に落ちてしまう・・・。

普段強い性格な美々が恋をしてしまった相手というのは、朝鳴(及川光博)と青林(松下洸平)、五文字(間宮祥太朗)のうちの誰なのか・・・はたまた、まさかの新人看護師の八木原(髙橋優斗)か!?

八木原は彼女がいるし違うかもしれませんが、青林と五文字は独身。

朝鳴は既婚ですけど、別居中で離婚に向けている(既に離婚した?)そして息子の保がいる。

保とは同居しているのかどうかは不明です。

美々(波瑠)が5カ月もメッセージのやり取りを続け、恋心を抱いていた檸檬を捜索するべく、尿酸値5.29の男性を集めた「特別健康面談」が開かれる。

職権濫用し、あらゆる手で檸檬を特定しようとする美々の恋はもはや止めることができない。

第1話で檸檬と勘違いされた八木原(高橋優斗)は檸檬であることを否定し、美々の恋に協力することに。

特別健康面談では、トンカツこと朝鳴部長(及川光博)、ビーフジャーキーこと五文字(間宮祥太朗)、豚骨ラーメンこと岬(渡辺大)、海苔の佃煮こと深杉(今井隆文)の4名が集められ、美々の考えた質問に答えてもらうことで檸檬を炙り出す。

面談の結果からは朝鳴部長が檸檬だということになる。

美々ははじめ、その事実を受け入れられずに檸檬に別れを告げるが、その後、檸檬から届いた長い返信に心を動かされる。

檸檬を忘れられないと朝鳴部長の元に走るやいなや「私が草モチです!」と絶叫する。

だが、この結果は美々の勘違いだった。

なんと真の檸檬は、青林(松下洸平)だったのだ。

5カ月間の自粛中に、彼女である我孫子沙織(川栄李奈)の影響で檸檬嫌いを克服していた青林は、沙織から草モチ(美々)とのメッセージのやり取りをやめるよう迫られていた。

優しい青林はそれに同意し、美々の切り出した別れを了承、最後のお別れのメッセージを送ったのだ。

檸檬の最後のメッセージから伝わる真摯な姿、優しさ、暖かさが、青林の会社での実直な様子と重なり、彼が檸檬とわかっても合点がいく。

さらに青林は今回、密かに美々に思いを寄せる五文字の恋をサポートするために美々を食事に誘ったり、沙織とは未だに手も握らない仲という純情さも見せ、“誰にでも誠意のある人物”だということが色濃く描かれた。

美々が現実の恋愛にもがく様子と、青林(松下洸平)の複雑な想いが描かれる。

居酒屋「おと」で事の顛末を聞いていた五文字は、咄嗟に「僕が檸檬です」と嘘をついて美々に交際を申し込む。

どうしても檸檬と付き合いたかった美々は快諾し、2人は晴れてカップルになった。

はじめこそ浮かれていた美々だが、五文字との会話はなかなか盛り上がらず、その上デートの行き先や服を決めたり、相手のスケジュールに合わせるとなれば、自分の好きな動画配信の時間にも間に合わない。

美々はそんな現実を「めんどくさい」と感じてしまうように。

そんな美々たちのために八木原(高橋優斗)と栞(福地桃子)はお家ダブルデートを計画。

その甲斐あって2人は徐々に良い雰囲気になっていくのだが、五文字といるところに檸檬からメッセージが入ったことで、美々は五文字の嘘に気づいてしまう。

一方、美々から好意を持たれていることさえ知らない本物の檸檬こと青林は、付き合っていた我孫子(川栄李奈)にセックスフレンドがいたことにショックを受け、癒しを求めるかのように草モチ(美々)にメッセージを送る。

青林と美々の距離が徐々に近づいてきた。

第4話では、鍛えられた肉体や、パジャマ姿、腹巻をして父親(山崎一)と岩手弁を話す姿など、会社での姿とはまた違った青林(松下洸平)の様子が垣間見られる。

ビールを背中から浴びるという失態のせいでスラックスに上半身裸という男らしい姿を見せたかと思うと、ベッドの上で両足を揃え両手でスマホを打つ青林は、広いスペースに小さく丸くなり愛らしさを見せる。

さらに父に勧められたお揃いの腹巻で「あったげえ~」と笑顔を見せるシーンでは、青林の朴訥とした魅力がさらに顕著に示された。

そもそも青林というキャラクターは、“腹巻をする男に悪い人はいない”と心から思わせるような素直さを持っている。

こうして青林は、父子家庭で育ったことや出身が岩手であることを初めて草モチに明かし、お互いのパーソナルな会話も弾むようになった。

一方の美々(波留)も、徐々に青林との心の距離を縮めていく。

五文字とのデートの時はこっそり帰って一人で観ていた「インド飯ジャーニー」の写真を青林には送るなど、オープンに接している様がうかがえた。

だが美々も青林も積極的に誰かの心を揺さぶろうという考えはない。

お互いに顔も知らないままチャットを楽しめたのも、実は穏やかで平穏な関係を壊さないようにと細心の注意を払って接していたからだろう。

だから美々は檸檬の正体に気付いても先に進もうとはしないし、青林も檸檬として草モチと接する中で、強引に正体を探ろうとはしないのだ。

そうこうしているうちに、自分のペースに持っていくのが上手い五文字に、美々の気持ちが動かされないかが気になるところ。

なにしろ美々は、五文字への気持ちが0ではないことを示唆している。

檸檬を青林(松下洸平)だと知りながら、自分が草モチだと言い出せない美々(波瑠)。

檸檬と草モチの正体に勘付いた五文字(間宮祥太朗)は、そっと2人の関係をアシストしようと試みる。

第5話では、くっつきそうでくっつかない、絶妙な距離感で恋愛を繰り広げる2人の様子が描かれました。

「リモラブ」はドラマの設定からも、今の “コロナ禍”をきちんと反映しています。

キャストはマスクをし、産業医の美々は飛沫を気にし、密であることに注意を払う。

しかしそのことが原因で、美々がお得意先への接待を中止にさせてしまい、営業部だけでなく人事部にまでフォローしてもらう事態に発展してしまった。

さらにこのことが発端となり、朝鳴部長(及川光博)の息子・保(佐久間玲駈)を預かりBBQをするも、コロナ禍の影響で会話もできず、保はあまり楽しめなかった様子。

第5話ではこうした世間のリアルな現状がより濃く反映され、“今”の人間関係の難しさや、“今”だからより心温まるSNSでの恋愛事情などが描かれています。

こうしたシビアな現実を突きつけながらも、最後まで笑顔で観ることができるのも「リモラブ」の魅力ですね。

例えば、八木原(高橋優斗)と栞(福地桃子)が、電話での言葉足らずな会話とSNSの写真を理由にケンカをしてしまうものの、仲直りの際にはいつもの決め台詞「かわいいぞ、コノヤロー!」が飛び出し、愛らしさに拍車をかける。

さらには美々と青林がかくれんぼ中のクローゼットの中でいい雰囲気になり、まさにキス寸前と思いきや、青林は美々のホクロをゴミと勘違いしてとろうとしただけだったなど、ベタすぎるコントのごとく笑えるシーンをこれでもかと挟んでくる。

しかし美々を演じる波瑠の類稀ない表現力や一人芝居の力量、プライドと恋に揺れ動く様が秀逸で、決してただふざけているだけの作品では終わらせない土台の強さを持っていた。

さらに青林を演じる松下もまた、綺麗な手と長い指でスマホを包み、実に愛しそうにメッセージを打つ。

こうした描写にも、青林が真摯に“草モチ”と接していることが滲み出ており、SNSでの恋もなんだか良いものだと心を温かくさせてくれますね。

「リモラブ」は登場人物も一人ひとりの個性が丁寧に作り込まれており、キャラクター同士の関係性に惹かれてしまうほどの没入感を持っています。

実際に五文字と青林の「ごもちゃんあおちゃん」コンビは可愛さに胸を鷲掴みにされる威力を持ち、2人のシーンになるたびに笑顔になれます。

ようやくお互いの正体に気づいた青林(松下洸平)と美々(波瑠)。

美々を想っていた五文字(間宮祥太朗)は今や2人のキューピッドに、考えすぎてしまい先に進めない青林を、美々の方がリードする意外な一面も見られ、2人は晴れて交際をスタートした。

第6話では、SNSからこぼれだした気持ちが「檸檬」と「草モチ」の関係を越えて、青林と美々を結びつける。

“受け止め男子”というパワーワードが飛び出した第6話は、今まで以上に青林の魅力が詰まった放送回となった。

青林の隠れた才能であるマルチリンガルであることや、誰かの話を親身になって聞く優しさ、先のことまで真剣に考える誠実さ、そして極め付けは壁ドンする男気まで見せる。

まさに“あおちゃん無双”な状態。美々はそんな姿を目の当たりにし、改めて「檸檬」ではなく「青林」に惹かれていった。

特に五文字の語る青林の魅力は、誰もが思わず頷いてしまう内容だったろう。

「聞いてくれるだけで癒される」というその魅力は、五文字だけでなく美々の心をも魅了した。

それは2人がこれまで続けてきたメッセージのやりとりである。

青林はメッセージの中で、いつでも美々の日常を受け止めていた。

そして美々は、そんな青林に癒され、次第に頑なな心を溶かしていくことになる。

人は、なにか問題が起きた時に、直接解決しなくとも、話を聞いてもらうだけで癒され、パワーをもらえるものだ。

五文字が語っていた、いじめられていた過去の話や、美々の世間話など、それを聞いて青林は何か解決策を提案することや、具体的なサポートをしてくれるわけではない。

しかし五文字にとっても美々にとっても、青林がただ2人の心の中の問題を、時に涙ぐみ、時に笑い飛ばし、そして静かに “受け止めて”くれたことに意味がある。

華やかで器用な男ではないが、青林にしかできない素晴らしい魅力だろう。

そんな様子を優しい笑顔で演じる松下自身からもまた、“受け止め男子”らしい落ち着きやぬくもりがにじみ出ている。

美々は、青林に対して「あなたの命より大事なものになりたい!」とはっきり気持ちを伝える。

そして青林の気持ちを聞くために八木原(高橋優斗)カップルから学んだ「壁ドン」を駆使して詰め寄ったのだ。

強い愛があふれんばかりの美々の行動には思わず応援せずにはいられなかっただろう。

さらにそのあと、青林が「壁ドン返し」で応戦。

6話まで結ばれなかったもどかしい2人の恋がついに実った瞬間に、熱い気持ちがこみ上げる。

作品も中盤に差し迫り、ストーリーが大きく動き始めた。

これまで、「檸檬」と「草モチ」の物語が中心であった『#リモラブ』だが、やっと青林と美々として2人が向き合うようになった。

さらに、朝鳴部長(及川光博)と富近先生(江口のりこ)にも新たな恋の予感が感じられ、ますます本作から目が離せない。

あの我孫子(川栄李奈)との恋愛でさえ、なかなか進展しなかった青林が、美々とどう「濃厚接触」するのか。楽しみに見守りたい。

交際をスタートさせた青林(松下洸平)と美々(波瑠)だったが、お互いにSNSでのやり取りからなかなか“卒業”できずにいた。

だが、八木原(高橋優斗)や富近先生(江口のりこ)のサポートもあり、2人は徐々に心の距離を縮めていく。

第7話では、「人と向き合う」ことにが真摯に描かれた。

大阪出張のために新型ウイルス感染の有無を検査することになった青林。

五文字(間宮祥太朗)はすかさず、この検査で陰性だったら美々と“濃厚接触”できるのではないかと吹き込んだ。

しかし青林は、けじめをつけるまでは前に進まないという。

五文字はそんな青林の背中を押すつもりで「僕が横取りしちゃうよ」と言ってしまった。

青林はどこかその言葉が引っかかっている様子。

さらには、八木原が青林に「美々先生はイチャコラするのが嫌いなんです」などと耳打ちしたことで、2人の関係にはいまだにどこかぎこちなさが残る。

SNSでは気負わずにやりとりできているのに、面と向かってスキンシップを取ったり、盛り上がる会話をするほどには打ち解けられていなかった。

しかしそんな現状を打破するべく、富近先生や八木原は積極的に恋愛の楽しさや人との向き合い方を諭すのであった。

やがて、美々と青林はSNSを使った会話から卒業し、面と向かって話すことを決意する。

出張から帰ってきた青林はそのまま美々の家に寄り、お互いについて知っていく中で一緒に青林の実家に挨拶に行くことを提案した。

さらに青林は、五文字のことを気にかけながらも、“けじめ”をつけるまで“濃厚接触”はしないと美々に話す。

そして自分は、手を繋いで寄り添えるだけで幸せだと伝えるのであった。

恋愛作品において、一線を越える場面を描くことは重要視される。

それは時に、お互いの愛の深さを表現するものであり、時には気持ちのすれ違いを描いていることもあり、さらには望まないかたちで一線を超えてしまう描写もあるだろう。

そんな中、『#リモラブ』では青林が

「男の人みんながみんな、濃厚接触することがゴールだと思ってるとしたら、そんなことないですよ。少なくとも僕は手を繋いで寝るだけでメッチャ幸せだったりする」

と“身体の関係にこだわること”に一石を投じた。

青林にとって、恋愛をする上で重視するのは心の距離だ。

SNSを卒業するために送ったメッセージにも、隣に並んでイルミネーションを綺麗だねと言いたい、一緒に並んで美味しいものを食べたい、富士山もインドのヘンテコ動画も一緒に並んでみたい・・・と溢れるほどの思いで、美々をもっと知りたい、理解したいと伝えていたのだ。

“受け止め男子”の青林は、美々のことをしっかりと知って、全てを受け止めてくれる優しさこそが魅力なのだろう。

時にその真っ直ぐさが相手に伝わらず、美々を混乱させたり悩ませてしまうが、それでも2人は徐々に心を通じ合わせてきた。

クライマックスで手を握り合うシーンでは、正に性愛を超えた結びつきとして、改めて愛の本質に触れることの重要性が感じられた。

私たちはそこで、刺激的なシーンだけがときめきをもたらすものではないことに気づかせられる。

相手の気持ちを尊重しながら、ゆっくりとお互いの距離を縮め、愛を深め合う尊さを『#リモラブ』は教えてくれる。

手を繋いで寝た日から、自然と仲を深め合っていた美々(波瑠)と青林(松下洸平)。

しかし突然、青林の地元・岩手にいる“ゆきちゃん”の存在がクローズアップされる。

さらに、ゆきちゃんとの結婚話は「季節のご挨拶」の如く実家から何度も持ち上がるという。

第8話は、大人の恋愛がぶち当たる壁「結婚」に焦点があてられた。

富近先生(江口のりこ)から、恋愛を終わらせない方法として

「結婚という形に変えて成就させればいい」

と聞いた美々と八木原(高橋優斗)は、それぞれのパートナーとの結婚を意識し始める。

しかしそんな矢先、八木原は栞(福地桃子)の父から呼び出され、結婚してほしいと頼まれるのであった。

後輩の八木原に先を越されそうになった美々は、ますます結婚に対して焦りを覚える。

しかし当の青林から“結婚”の話題が出たかと思うと、それは自分ではなく実家から勧められているゆきちゃんという女性との縁談であった。

ゆきちゃんは

「雪だるまみたいにぷっくぷくで鈴の音みたいにコロコロとよく笑う」

女性だそうで、青林とは幼なじみであり初恋の相手でもある。

さらに岩手から青林の父親の代わりにやってきた叔母の典子(石野真子)が突然、美々の家に上がり込むと、青林と似た者同士のゆきちゃんはお似合いだと猛プッシュ。

だが青林は

「自分とあんまり似てないから、自分と違うから、会うたびに惹かれるし、会うたびにもっと一緒にいたいって思う」

と美々の魅力を訴え、なんとか典子から理解を勝ち取るのであった。

前半は2人の仲睦まじい様子が描かれ、服屋でバイトしていたから服をたたむのがめちゃくちゃうまいこと、前髪を縛ったときのおでこがつるんとしていることなど、美々が今まで知らなかった青林の他愛もない一面を知ったり、料理を作って一緒に食べたり、日常の中でかけがえのない時間を過ごしていた。

こうした愛を育む様子のみずみずしさが実にリアルに描写されており、観る者までが自然と幸せで満たされるような温かいシーンが続く。

美々はいつしか「インド飯ジャーニー」をひとりで見ることに物足りなさを感じていた。

しかし一転、後半は恋愛のシビアさも滲ませた。

叔母からの執拗な“ゆきちゃん推し”を目の前で繰り広げられた美々は、思わず

「これは男の人を食べ物に例え、自らをフランス料理だといい気になっていた天罰だ」

と心の声を漏らす。

だがここで青林の口から出たのが、

「立場とか職業とか見た目とか、そういうの関係なく、SNSで1人の人間として出会ってやりとりして」

「会いたいなーって・・・どんどん、すっごく、めちゃくちゃ好きになってると思う。だから他の人は考えられない。結婚は彼女以外考えられない。僕にとってはフランス料理じゃないし!大桜美々だし。お似合いかどうかは僕が決める」

の言葉だった。

まさに男を食べ物に例えていた美々とは対照的に、人をひとりの人間として好きになるという青林の言葉は、美々だけでなく私たちの心にまでじんわりと安心感を届けてくれたことだろう。

こんな風に丸ごと受け止めてもらうことが、どれだけ心地よいものかを改めて気づかされる。

そしてまた、数々の温かさに心を満たされることこそが、本作に没入してしまう所以だろう。

心が満たされた後には、我々も彼らから学び、考えるきっかけを与えられ、そしてまた前を向こうと強く思える。

本音が言えず、すれ違いが続いてしまった美々(波瑠)と青林(松下洸平)。せっかくキャンプに行き、双子座流星群を見たのに、いい雰囲気になれずに帰ってきてしまう。

第9話は、好きだからこそ言えない本音に焦点が当てられる。

好きだからこそ、湧き起こる感情がある。

嫉妬をしてしまったり、期待しすぎて落ち込んでしまったり。

美々と青林にもそんな些細なすれ違いが積もってしまった。

青林とずっと良好な友人関係を築いていた五文字(間宮祥太朗)も、美々への想いを立ちきれないせいか、美々と青林の関係に介入してしまい、途端に友人関係もギクシャクしだす。

これまでずっと仲睦まじく過ごしてきた「あおちゃんごもちゃん」だけに、この亀裂には胸が痛む思いだ。

ことの発端は五文字が

「楽しそうにはしてるんだけど、どっか無理してるなって。あの人、そういうところあるでしょ」

と美々との水族館デートの思い出を語り、美々が辛い思いをしているのではないかと心配したことだった。

「あおちゃん、ちゃんと気づいてあげてる? だめだよ、もっとしっかり受け止めてあげないと」

と語る五文字に、青林は“受け止め男子”の面目にかけて

「僕たち、うまくいってるから」「ごもちゃんが思ってるより、ずっと、僕は彼女のこと良くわかってるよ」

と言い返してしまう。

しかし、美々の頭の“まるのすけ”(という名の円形脱毛症)のことを聞いた青林は、それがストレスのせいと知り、密かに胸を痛める。

さらに美々は、青林のことがもっと知りたくて“檸檬2”こと五文字とSNSでのやりとりを始める。

内容こそ青林について話していただけで、うしろめたく思うようなことはなにもないのだが、五文字のスマホの画面に表示された草モチからのメッセージに気づいてしまった青林は気が気じゃない。

第9話での2人は、この“本音”を言えないが故のすれ違いが積み重なり、結婚の話にまで飛び火してしまう。

せっかくプロポーズをする気でいた青林も、ロマンチックなキャンプデートにも関わらず口数は少なく、モヤモヤとした気持ちを抱えたまま、結局何もせずに帰ってきてしまった。

そして、とうとう美々と青林は衝突する。

貯め込んだ本音は、きつい言葉となって口から飛び出す。

松下は後半から、優しい笑顔や“受け止め男子”らしいおっとりとした様子を封印し、思い悩んだ表情やトゲのある視線を美々に送る。

不機嫌そうな様子は、あまりにリアルで、観ているこちらも緊張感とうしろめたさで心臓がヒヤリとしてしまうほどだ。

一方の波瑠も、結婚の話が思うように進まず焦る気持ちを、涙目で切々と訴える。

これまでのラブコメから転じてのシリアスなシーンはこの2人だからこそ視聴者を引き込み強い説得力を持たせるのだ。

結婚に悩んでいるのは美々たちだけではない。

八木原(高橋優斗)や朝鳴部長(及川光博)もまた、キャリアと結婚の板挟みに悩み、前に進めずにいた。

朝鳴に至っては、社長室室長のポストを蹴ってまで富近(江口のりこ)や息子の保(佐久間玲駈)と過ごす時間を優先したにも関わらず、

「新しいお母さんなんていらない」

という保の本心を知ってしまい複雑な表情に。

さらに八木原は、栞(福地桃子)の父(西堀亮)が八木原を含めた3人で「おと」を切り盛りしたいと思っていることを知ってしまい困惑する。

幼い頃からの夢だった看護師という仕事を手に入れ、夢を叶えた八木原にとって、それを手放すのか結婚を選ぶのかは酷な選択だった。

優しかった『#リモラブ』の世界は、最終回目前にして突然、不協和音を奏で出した。

魅力的で愛に溢れたみんなを見てきただけに、なんとか全員に幸せになってほしいと感じてしまう。

誰もが後悔しない、優しい未来に期待したい。

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