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2021年度前期朝ドラ「おかえりモネ」の物語の後半で大きな分岐点となる2019年の大型台風についてのネタバレをしたいと思います。
ネタバレというか、これは実際に起こった台風の影響などを伝えていきたいと思います。
「おかえりモネ」の主人公であり、気象予報になった永浦百音(清原果耶)は、この台風の被害を目の当たりにして、故郷である気仙沼に戻ることを決意します。
気仙沼で百音はいったい何ができるのか!
しかも、一度だけでなく複数回そんな台風がきました。
恐らく「おかえりモネ」ではその事もしっかりと描かれると思います
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朝ドラ「おかえりモネ」のネタバレ一覧
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朝ドラ「おかえりモネ」永浦百音のネタバレ!清原果耶演じるヒロインの生い立ち
令和元年房総半島台風
令和元年台風第15号、アジア名:ファクサイは、2019年(令和元年)9月5日に発生した台風。
関東地方に上陸したものとしては観測史上最強クラスの勢力で9月9日に上陸し、千葉県を中心に甚大な被害を出した。
日本政府はこの台風による被害について、同年8月の大雨とともに同一の激甚災害に指定した。
もちろん家屋だけでなく、ショッピングセンターなどの施設も大きな被害を受けました。
関東としては過去最強クラスの勢力
気象庁によると、台風は小笠原近海を北西に進みながら徐々に発達し、8日21時には神津島付近で再発達し中心気圧955hPa・最大風速45m/sの「非常に強い」勢力であると判定された。
この勢力を保ったまま台風は三浦半島に接近、9日3時前に三浦半島を通過した。
台風の中心は東京湾に抜けて北東に進み、9日5時前には千葉県千葉市付近に上陸した。
台風が「非常に強い」勢力(JTWCの1分間平均風速ではカテゴリー3相当でJTWCではカテゴリー4レベルの風速とされた。)を保ったまま関東の至近距離まで接近するのは非常に珍しく、千葉市付近に上陸するときの勢力は中心気圧960hPa・最大風速40m/sの「強い」勢力であったが、上陸時の勢力は関東としては過去最強クラスとなった。
その後、茨城県水戸市付近で海上に出た台風は、福島県や宮城県を暴風・強風域に巻き込みながら東進した。
令和元年房総半島台風による被害
人的被害
総務省消防庁が12月23日15時00分に発表したところによると、東京都と千葉県での死者3人、埼玉県と千葉県、神奈川県、茨城県での重傷者13人を含む、1都6県で150人が重軽傷を負った。
台風通過時には、東京都世田谷区で50代の女性が強風にあおられて壁に頭を打ちつけたことで死亡した。
台風通過後は、千葉県大多喜町紙敷では、台風による倒木を片付けていた87歳の男性が、切り倒した木の下敷きになり死亡した。
千葉県市原市では本台風の二次災害である市原ゴルフガーデン鉄柱倒壊事故により民家の20代女性が重傷を負った。
埼玉県では、88歳の男性が風に飛ばされ、左足の骨を骨折する重傷を負った。
千葉県九十九里浜の海水浴場では、9日午後に白子町の古所海水浴場に遊びに来ていた17歳の少年2人が海で流され、1人は助かったものの、もう1人は翌日10日、同県九十九里町にある片貝海水浴場に心肺停止状態で打ち上げられているのが発見され、現場で死亡が確認された。
なお当時はまだ波浪注意報が解除されていなかった。
千葉県内では高齢者を中心に、台風被災による停電のため熱中症とみられる症状で死亡した者が相次いだ。
9日朝には印西市の精神科病院「西佐倉印西病院」に入院していた62歳の男性が台風による停電後に死亡し、県は停電と死亡の関係を調べている。
病院によれば自家発電装置は設置していたが不調で動かず電源が確保できなかったという。
翌10日には南房総市で93歳の女性が自宅で死亡し、市原市でも66歳の男性が自宅で死亡した。
13日にも君津市で停電中の特別養護老人ホームに入所していた82歳の女性が死亡した。
千葉県では富里市の80代の男性と南房総市の90代の女性が12月19日付災害関連死と認定された。
また、千葉県では被災して壊れた住宅の屋根を補修する際に転落するなどし、17日現在で3人が死亡し、52人が負傷している。
建物等被害
総務省消防庁のまとめでは、住宅被害は千葉県を中心に7万棟を超えており、このうち9割以上が一部破損である。
千葉県市原市五井のゴルフ練習場「市原ゴルフガーデン」ではボールネットを支える高さ10メートル以上の複数の鉄柱が風圧によって倒壊し、ネットと共に近傍の10戸ほどの家屋に覆いかぶさる形になった。
この倒壊事故では一部の家屋には屋根を突き破る被害も生じ、2人が負傷した。
また、この事故に関して鉄柱の撤去や住民への補償などを巡り被害住民とゴルフ場運営会社との間で紛争となり、東京都江戸川区にある解体業者が鉄柱を無償で撤去したことが全国的に報じられた。
令和元年東日本台風
令和元年台風第19号、アジア名:ハギビスは、2019年(令和元年)10月6日3時にマリアナ諸島の東海上で発生し、12日に日本に上陸した台風である。
関東地方や甲信地方、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらした。
日本政府はこの台風の被害に対し、激甚災害、特定非常災害(台風としては初)、大規模災害復興法の非常災害(2例目)の適用を行った。
また、災害救助法適用自治体は2019年11月1日時点で14都県の390市区町村であり、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)を超えて過去最大の適用となった。
被災者向け避難所が最後に閉鎖されたのは発生翌年の2020年3月23日、福島県伊達市においてである。
台風の接近により、関東甲信地方、静岡県、新潟県、東北地方では、各地で3時間、6時間、12時間、24時間の降水量が観測史上1位を更新するなど、記録的な大雨となった。
これらの地域では台風が上陸する前から活発な雨雲が断続的に生じ、広範囲で強い雨が降り続けた。
特に神奈川県箱根町では、降り始めからの降水量が1,000ミリを超え、10月12日の日降水量も全国歴代1位となる922.5ミリを観測した。
また10月12日の北日本と東日本のアメダスで観測された降水量は、1地点あたり119.2ミリで、比較可能な1982年以降の1日の降水量として最多となった。
気象庁は12日15時30分に大雨特別警報を静岡県、神奈川県、東京都、埼玉県、群馬県、山梨県、長野県の7都県に発表し、19時50分に茨城県、栃木県、新潟県、福島県、宮城県に、13日0時40分に岩手県にも発表した。
半日で13都県での発表は、3日で11府県に発表された平成30年7月豪雨を超え、特別警報の運用を開始して以来最多の発表数となった。
令和元年東日本台風による被害
人的被害
この台風の影響で、洪水や土砂に襲われ亡くなった者が続出した。
死亡した際の状況が判明した64人を毎日新聞が分析したところによると、住宅内で水や土砂に襲われ死亡したのは27人で4割超を占め、少なくとも3割近い17人が車での移動中に死亡したとされている。
もっとも人的被害が大きかったのは福島県で、死者は30名となった。
被害が最大となった理由は、阿武隈川流域での多くの河川の氾濫で郡山市、須賀川市、本宮市、伊達市、白河市などで幅広く決壊したためで、2階まで浸水した家屋も多くあった。
1986年(昭和61年)に「8.5水害」が発生し、その際にも大きな被害があり、1998年(平成10年)から約3年間で800億円以上の予算が組まれ改修されたが、川内村では、雨が降り出した11日午後から13日昼の間のおよそ2日弱、その間に3か月分ほどの雨が降ったことなどがあり、想定を上回る被害となった。
次いで人的被害が大きかったのは宮城県で19名、特に丸森町での死者数は11名に上った。
阿武隈川の支流での破堤や支流の上流での土砂崩れがその要因として挙げられている。
台風通過前には、千葉県市原市で10月12日午前8時ごろに竜巻のような激しい突風が吹いたとみられ、横転した軽トラックの中から男性1名が意識不明で発見され、その後、病院で死亡が確認された。
また同市を管轄する市原市消防局市津消防署の消防車両3台が、竜巻のような突風の影響でフロントガラスが割れ、出場不能になるなどの被害を受けた。
静岡県御殿場市では2人が川に流され、1人は救助されたが1人は行方不明となっている。
12日には群馬県富岡市の内匠で住宅の裏山が崩れ、2棟が全壊した。
これにより男性1名が死亡、住民2人と一時連絡が取れなくなっていたが、13日に死亡が確認された。
同日午後7時ごろに長野県東御市で千曲川にかかる田中橋の近くの道路が陥没し、車3台が転落。
乗っていた人のうち3人は救助されたが、残る3人は行方不明となっている。
また同日23時ごろ、神奈川県川崎市沖合3キロほどの東京湾上で、パナマ船籍の貨物船「JIA DE」(1,925トン)の乗組員が漂流しているのが見つかった。
乗組員12人のうち4人が救助され、7人が死亡、1人が行方不明となっている。
第三管区海上保安本部によると、貨物船は台風のため沖合に停泊していたが、台風接近時に沈没したものとみられている。
この事故で重油が流出し、千葉県富津市のノリ養殖用ブイに重油が付着した。
同じ川崎市では多摩川からのバックウォーター現象によって、右岸支流の平瀬川近くのマンション1階部分が浸水。
これにより男性1名が死亡した。
13日午前10時ごろには福島県いわき市で、浸漬した家屋からの救助のため、消防ヘリコプターにけが人の70代女性を収容しようとしたところ、誤って約40メートルの高さから地上に落下する事故が発生した。
女性は同市内の医療機関に搬送されたが死亡が確認された。
ヘリコプター側のワイヤと救助機材をつなぐ金具がかけられておらず、収容時に隊員が確認を怠ったとみられる。
この事故を受けて東京消防庁は同日午後に記者会見を開き、「活動中の手順を誤った」として謝罪した。
14日午後には、日野市の多摩川河川敷で路上生活者とみられる70代ほどの男性の遺体が発見され、解剖により溺死と判明した。
台風との関連が不明であったため災害関連死には含まれていなかったが、市が警察と協議した結果、関連死として判断された。
なお、河川敷に住んでいたホームレスの被害状況の全容は不明。
建物等被害
2020年4月10日9時時点で全国で96,572棟の住家に被害が確認されている。
住家の全壊3,273棟、半壊28,306棟、一部破損35,437棟、床上浸水7,666棟、床下浸水21,890棟。
公共建物の被害187棟、その他の非住家被害13,769棟。
ダムの緊急放流
相模川水系城山ダムの水量が増えたため、神奈川県は10月12日17時から異常洪水時防災操作(緊急放流)を行うことを予告し、相模原市は流域の住民に避難指示を発令した。
しかし増加が想定よりも低かったため、緊急放流の開始を遅らせることが発表された。
21時に改めて、22時から緊急放流することを発表した。
その後、水量の増加により、予定を前倒しして21時30分より放流を行った。
また花園川水系水沼ダムでも、12日20時50分より緊急放流を実施している。
このほか、利根川水系の下久保ダム、荒川水系の二瀬ダム、鬼怒川流域の川治ダム、川俣ダムでも緊急放流を一時検討していた。
塩原ダムや竜神ダム、高柴ダム、美和ダム、菅平ダムなどでも実施された。
また、福島県南相馬市の高の倉ダムも12日22時過ぎに緊急放流を行い、水無川、新田川で氾濫した。NHKなどでは「北長野地区で氾濫」と発表したが、上高平地区でも氾濫している。
治水効果
災害による甚大な被害の一方、首都圏では、100年に一度の大雨を想定した治水工事の効果が発揮された。
荒川第一調節池や渡良瀬遊水地では史上もっとも多い水を貯留し、首都圏外郭放水路や神田川・環状七号線地下調節池もフル稼働した。
そのほか、高規格堤防で荒川下流・江戸川下流の堤防が、首都圏氾濫区域堤防強化対策(一部は高規格堤防)により利根川中流・江戸川上流の堤防が強化されたことも決壊防止に効果を上げた。
運用開始前だった八ッ場ダムは10月1日に試験湛水が開始されたばかりで、国土交通省によれば最高水位に達するまで3か月から4か月程度かかるとみられていたが、11日未明から13日朝までに累計347ミリの雨が降り、山間部から流れ込んだ水で水位が約54メートル上昇し、ほぼ2日で満水となった。
これからこの規模の台風が毎年くるんじゃないか・・・と思うと、我々の暮らし、生活の場所なども色々と考え直さないといけないかもしれない
この大型台風を目の当たりにした百音は・・・
これだけの大型台風の被害を目の当たりにした百音は故郷である気仙沼に戻ることを決意します。
これまでに得た知識と技術をいかし、何とか故郷の役に立てないかと思ったわけです。
ここで百音は何故故郷にである気仙沼に執着したのでしょうか。
ただの故郷だから?
いや、それは違います。
百音が気仙沼に執着した理由は他にありました。
それはこちらの記事で紹介しています。