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朝ドラ「エール」第9週43話のあらすじとネタバレを紹介していきます。
第9週の43話では、希穂子(入山法子)と鉄男(中村蒼)の過去の出来事が解ります。
希穂子と鉄男はどうなってしまうのか・・・そして女給として学び続ける音は!?
それでは第9週43話について紹介致します。
それもまた仕方ない・・・というかなんというか・・・まぁ~読んでみて!
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朝ドラ「エール」第9週43話のあらすじ
記念公演の最終選考に向けて、男女の機微を実践で学ぼうと、男女の社交場であるカフェーで一週間の臨時雇いで働くことにした音(二階堂ふみ)。
音の夢に協力したくてカフェーで働くことを許した裕一(窪田正孝)だったが音のことが心配で仕方がない。
たまたま古山家にやって来た鉄男(中村蒼)に頼み込んで、様子を見に行ってもらう。
ところが、音と一緒に働いている希穂子(入山法子)を見た鉄男は・・・。
朝ドラ「エール」第9週43話のネタバレ
なんと女給の希穂子は、福島で鉄男がお付き合いしていた女性でした。
鉄男には決められた相手がいると知ってしまい、身を引いたようです。#朝ドラエール#中村蒼#入山法子#斉木しげる#春花 pic.twitter.com/itwwZLWr0f
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) May 26, 2020
この日の夜、音(二階堂ふみ)はカフェーで機嫌の悪い客の席を担当することになった。
「おい、何もたもたしてんだよ。早くしろよ」
せかされながら酒のグラスを渡すと、一口飲んだとたんに客がどなりだした。
「なんだこの酒は!こんな薄い酒が飲めるか!」
そして客は、グラスの酒を音にひっかけた。
「何するんですか!」
「ガタガタ言うな、女給の分際で。お前ら、客に口答えできる身分じゃ・・・」
そこまで言われたところで音は耐えきれなくなり、やり返した。
グラスの水を客にかけたのだ。
その後は、控え室でママからこっぴどく叱られた。
「まったくとんでもない跳ねっ返りだわ。何考えてるの!」
そこに、希穂子が入ってきた。
「あの、音江さんをあまり責めないであげてください。私たちも悪かったんです。機嫌の悪いお客様を、まだ不慣れな彼女一人に任せてしまって・・・ごめんね、音江さん」
「・・・あ、いえそんな・・・こちらこそ、すみませんでした」
希穂子の優しさに、音は胸を打たれ、店内に戻ってから改めて礼を言った。
「さっきはありがとうございました。・・・私、すぐ感情が表に出ちゃうんですよね・・・もっと大人の対応しなくちゃって思うんですけど、なかなか・・・」
「でも、そこが音江さんのチャームポイントかもね」
女性らしく穏やかな希穂子は、自分にないものを全部持っていると、音は感じた。
「私が男なら希穂子さんみたいな人を好きになりますね・・・」
「まぁ光栄」
「実は私・・・恋愛の機微を勉強したくて、入店したんです。希穂子さんは、お客さんを好きになったことありますか?」
「うーん・・・ここではないかな」
「別のところではあったんですか?」
「さぁ、どうだったかしら」
ママが音に指名が入ったと知らせに来たため、話はそこまでになった。
「お待たせしました!」
指名客の席に行くと、なんとそこには鉄男(中村蒼)がいた。
「わ。本当に女給さんになってる」
休暇で東京に来たという鉄男は、古山家を訪ね、音を心配する裕一(窪田正孝)に代わって様子を見に来ることになったのだと言う。
「なら一緒に来ればいいのに」
「そうもいがねぇだろ、男どしては」
遅れて希穂子も席に来ると、鉄男の顔色が変わった。
希穂子のほうも鉄男を見て絶句している。
「・・・どしてこごに・・・ずっと捜してだんだ。なんで急にいなぐなった。希穂子。ちゃんと説明してくれ」
「お話しすることはありません」
去ろうとする希穂子の腕を鉄男がつかんだ。
希穂子があらがい、二人がもめているとボーイが飛んできた。
「おい、何やってんだ」
騒ぎに気付いた周りの客たちがざわつく中、音は、感情的になっている鉄男を必死でなだめた。
その後、鉄男と希穂子は古山家の居間で話をした。
裕一と音が席を外し、二人きりになると、鉄男はもう一度、いなくなった訳を希穂子に尋ねた。
「・・・田舎にいるのが、嫌になったからです。・・・村野さん、ご結婚されるそうですね。おめでとうございます」
「結婚なんかしねえ!あれは向ごうが勝手に・・・」
「ご挨拶もなしに上京してしまったことはお詫びします。でも私からお話しすることはありませんので」
鉄男が止めるのも聞かず、希穂子は出ていってしまった。
音は希穂子の後を追い、バンブーに誘った。
コーヒーを飲みながら事情を聞くと、鉄男とは福島の料亭で仲居をしていたときに出会い、つきあっていたのだという。
ある日、その料亭に、鉄男が、勤め先の新聞社の社長・堂林と共にやって来た。
堂林は、娘の仁美も連れてきていた。
「村野君。君は仁美をどう思ってんのがね」
答えに詰まっている鉄男に、堂林はこう続けた。
「僕はね、村野君。うぢの会社を、ゆぐゆぐは君に任せだいど思ってんだよ」
そんな会話を、希穂子はふすま越しに聞いてしまったのだ。
音と希穂子がバンブーにいる頃、古山家では、裕一と鉄男が酒を飲みながら話していた。
「縁談なんてもんじゃねえ、一方的な話なんだ。俺は承知してもいねぇし、折を見で断るつもりだった」
だが、希穂子は鉄男の前から消えた。
東京に行ったらしいと聞いて、鉄男はたびたび上京し、あちこち捜し歩いていた。
「・・・優しい女なんだ。貧しい家に育って、今も病気の親抱えで苦労してんのに、けなげで明るくて・・・。」
「彼女どいっと、ねじくれだ気持ぢがすーっと消えで、素直になれる。こんなごど初めでだ」
二人で公園でデートをしたときの写真を見つめながら鉄男はつぶやいた。
「福島に連れで帰りでえ。希穂子と一緒になりでえんだ」
だが希穂子のほうは、音にこう言っていた。
「結局、ご縁がなかったのよ。今はただの知り合い。それだけよ」
希穂子と別れて音が帰宅すると、鉄男が泥酔してひっくり返っていた。
「最低だ・・・俺がグズグズしてっから、希穂子に見限られだんだ。俺はどうしようもねえばがだ・・・。うおおおおお!きほこー!」
大暴れする鉄男をなだめるのに苦労して、裕一と音はその晩、ろくに眠ることができなかった。
翌日、授業前で音がおおあくびをしていると、和子が訪ねてきた。
「またカフェーの仕事で夜更かし?」
「ううん。ゆうべは主人の友達が泊まりに来とって。酔って暴れて大変だったの」
「え・・・主人?まさか音さん、結婚・・・してるの?」
「あれ、言っとらんかったっけ」
「嘘でしょ!?」
潔子も仰天して、大きな声をあげた。
「人妻で学生で、カフェーの女給ってこと!?」
その声が耳に入ったらしく、離れた席にいた千鶴子が、音の方を振り返った・・・。
しかも、やっぱり時代もあるし・・・何もかもを欲しがる欲張りな女!?
音ぉぉぉぉぉ!!
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【前回の振り返り記事】