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朝ドラ「エール」第10週47話のあらすじとネタバレを紹介していきます。
第10週の47話では、裕一(窪田正孝)は高梨一太郎(ノゾエ征爾)が書いてくれたのは『船頭可愛や』という詞に曲をつけます。
これが今度こそ売れるか!
いや、廿日市(古田新太)に採用してもらえるか!?
それでは第10週47話について紹介致します。
この出会いを裕一は活かせるのか!?
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朝ドラ「エール」第10週47話のあらすじ
木枯(野田洋次郎)が自身のヒット曲「酒は涙か溜息か」を作詞した高梨一太郎(ノゾエ征爾)を裕一(窪田正孝)に紹介するために連れてくる。
高梨は裕一の「福島行進曲」を聞いて、自分の詞の「船頭可愛いや」に曲をつけてほしいと頼みに来たのだ。
一方、音(二階堂ふみ)は記念公演に向けて稽古に励むが、なかなかうまくいかない。
居残りでひとり練習をしていると、環(柴咲コウ)が現れコツをアドバイスして音を励ます。
朝ドラ「エール」第10週47話のネタバレ
廿日市が選んだ芸者歌手の藤丸は、本名が沼田松子という、げた屋の娘でした…!
想像と違いとまどう #福島三羽ガラス でしたが、驚きの美声を披露しました🎵✨#朝ドラエール#窪田正孝#中村蒼#山崎育三郎#井上希美 pic.twitter.com/EeLVGmOEK9
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 2, 2020
高梨一太郎(ノゾエ征爾)が書いてくれたのは『船頭可愛や』という詞だった。
裕一(窪田正孝)はこれを気に入り、帰宅後すぐに曲作りに没頭する。
「お疲れさま。一息入れたら」
お茶をいれてきた音(二階堂ふみ)に、裕一は意気込みを語る。
「さすが高梨先生だよ。せっかく木枯(野田洋次郎)がつないでくれだ縁だし、頑張んないとね」
「うん。楽しみにしとる」
「音のほうは、稽古どう?」
「うーん。難しいね・・・正確に歌うことと、表現をすることを両立させるって、なかなか大変」
「技術に関しては、意識しなくても自然にできるようになるまで、繰り返し練習するしかないがもね。頑張って」
「そうだね。そうだよね。ありがと、裕一さんもね」
だが翌日の稽古でも、音は演出家の黒崎から注意されてばかりいた。
稽古が先に進まないため、出演者の中には不満そうな者もおり、音は焦りを感じる。
放課後も一人レッスン場に残って自主練習をしていると、双浦環(柴咲コウ)がやってきた。
「息を吸うタイミングが、そもそも違うのよ。ここ。このタイミングで」
環は楽譜を指して、じきじきにアドバイスをくれた。
「ここの高音は、つむじを意識して。天井から引っ張られる気分で。同時にのどを開いて」
言われたとおりにしてみると、高音がきれいに出た。
「そう!それ」
さらに環は、自分がパリで『椿姫』の舞台に出演したときのレコードを音にくれた。
「よかったら参考にして。本場の舞台を直接見るのがいちばん勉強になるんだけどね。できれば海外で」
「本場のオペラ・・・見てみたいなぁ・・・。夫の留学についていきたかったんですけど、留学自体がなくなっちゃって」
「確か・・・ご主人は国際作曲コンクールで賞を取られたとか」
「今はコロンブスレコードの赤レーベルで、専属作曲をしています。環先生は、流行歌なんてお聴きにならないですよね」
「そんなことないわ。いい音楽なら何でも好きよ。」
「子供の頃は長唄を歌っていたし。ご主人は、どんな曲を出されているの?」
「それが・・・まだ一枚しか出せてなくて・・・実力は確かなので、後はきっかけさえあればと思ってるんですけど」
「そうね。きっかけは大事。あなたはそれをつかんだんだから、無駄にしないようにね」
「・・・はい!頑張ります!」
裕一は、『船頭可愛や』の曲を書き上げ、廿日市(古田新太)に譜面を見せた。
作詞家が高梨一太郎だと知ると、廿日市は即座に採用を決めた。
このころ、芸者がレコードを出すのが流行しており、廿日市は『船頭可愛や』も、よさそうな芸者を探して歌ってもらうと言う。
「もし売れなかったら、君もう要らないから。契約金も返済してね。一括で」
「えっ、ち、ちっと待ってください・・・」
「待ちくたびれたよ。この二年、君、全く利益出してないのよ?」
それを言われると、裕一は何も言い返せない。
肩を落として去ろうとする裕一に、廿日市はくぎを刺した。
「今度は脅しじゃねーぞ。本気だからな」
鉄男(中村蒼)は、東京で生計を立てていくために屋台のおでん屋を営むことにした。
元の店主が故郷に帰るというので、鉄男が引き継ぐことにしたのだ。
「好きなどぎ詞も書げるし、時間も融通利くがら・・・」
店に飲みに来た裕一と久志(山崎育三郎)に、鉄男はそう話した。
三人で話すうちに『船頭可愛や』のレコーディングが決まったという話題になり、芸者に歌ってもらうことになったと裕一が言うと、久志も鉄男も興味津々で身を乗り出してきた。
「どこの芸者だ?向島が新橋か?」
「裕一はもう会ったのが」
二人はレコーディング当日にも録音室にやって来た。
どんな美女が現れるのかと思いきや、やって来たのは化粧気のない、地味な女性だった。
「どうも、沼田松子です・・・じゃなかった、ええっと・・・藤丸です。よろしくどうぞ」
本物の芸者に頼むとギャラがかさむため、廿日市は下駄屋の娘である松子に、「藤丸」という名の芸者として歌うよう依頼していた。
「どうせ顔なんて見えないし、いいでしょ、芸者ってことにしちゃえば」
いざ歌い始めると、藤丸の歌唱力はすばらしく、裕一たちは圧倒された。
ところが『船頭可愛や』のレコードは、『福島行進曲』と同様、売れなかった。
コロンブスレコードは、同時に発売された別の曲に力を入れており、『船頭可愛や』はろくに宣伝されなかったのだ。
それでも廿日市は容赦なく、秘書の杉山にこう告げた。
「宣伝なんかしなくたって、いい曲なら売れるでしょ。」
「あいつとの契約は終わり。借金も返してもらう」
借金の総額は今でいうと2000万円くらい!どうなる古山家!
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【前回の振り返り記事】