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朝ドラ「エール」第10週46話のあらすじとネタバレを紹介していきます。
第10週の46話では、裕一(窪田正孝)のデビュー作『福島行進曲』のレコードは全く売れないし、木枯(野田洋次郎)は移籍の話があるしで、裕一の周りでは色々とありそうです。
そして、音(二階堂ふみ)は音で、環(柴咲コウ)とのの『椿姫』の練習が始まります。
それでは第10週46話について紹介致します。
今回の試練もうまく乗り切れるか!?
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朝ドラ「エール」第10週46話のあらすじ
音楽学校の記念公演に向けて、「椿姫」の稽古がはじまった。
千鶴子(小南満佑子)と主役あらそいのすえに選ばれた音(二階堂ふみ)は、双浦環(柴咲コウ)から自分に足りない技術を死ぬ気で磨くように激励される。
ある日、古山家に鉄男(中村蒼)が訪れる。
裕一(窪田正孝)と一緒に「福島行進曲」をつくった鉄男は、作詞家になる夢をかなえるために、思い切って新聞社の仕事を辞めて福島から上京してきたのだ。
朝ドラ「エール」第10週46話のネタバレ
いよいよ「椿姫」のお稽古がはじまりました。
音のレッスンへの気合もさらに高まっています🔥久志とレッスン室にて📷✨#朝ドラエール#二階堂ふみ#山崎育三郎 pic.twitter.com/41E3JUwpU1
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 1, 2020
裕一(窪田正孝)のデビュー作『福島行進曲』のレコードは全く売れなかった。
その結果に裕一が落ち込んでいるところに、鉄男(中村蒼)が大きな荷物を抱えて古山家を訪ねてきた。
なんと新聞社を辞め、福島の家も引き払って上京してきたのだという。
「副業は禁止だの、縁談断んなら左遷だの、いろいろ言われで面倒になってな。」
「所帯を持つあでもなぐなったし、この機会にやりでえごどやろうど思ったんだ」
「そう・・・よぐ決断したね。一緒に頑張ろ」
「ああ。それで早速なんだげど、コロンブスレコードに紹介してもらうごどでぎねえが?詞見でもらうだげでもいいんだ」
「あ・・・うん・・・」
音(二階堂ふみ)はといえば、学校の記念公演に向けて『椿姫』の稽古が始まり、やる気と希望に満ち溢れていた。
演出家の黒崎達治の下で稽古が始まると、双浦環(柴咲コウ)が監修に入る事が発表され、音は感激する。
初日の稽古のあと、音は環に決意のほどを伝えに行った。
「環先生。あの・・・よろしくお願いします。私、頑張ります!」
「・・・そうね。かなり頑張らないと厳しいでしょうね」
戸惑う音に、環はこう続けた。
「あなたが選ばれた理由は二つ。一つ目は、夏目さんが選考会でベストを尽くせなかったこと。」
「二つ目の理由。夏目さんがベストを出せなかったのは、選考会でのあなたの気迫に動揺したから。」
「・・・あの時のあなたの歌には、荒削りだけど人の心を揺さぶる何かがあった。」
「審査員は、あなたの可能性に懸けてみようと考えたの」
「・・・ありがとうございます」
「だからといって、お客様に未熟なものを見せるわけにはいかない。あなたに足りない技術を、これから死ぬ気で磨きなさい。期待してるわ」
「・・・はい!」
環の言葉を受けて、音は自宅でも呼吸法や発声の訓練に励み始めた。
鉄男は、東京で知り合いの下宿に住むことを決めた。
裕一は、廿日市(古田新太)に紹介しようと鉄男をコロンブスレコードのサロンに連れていった。
ところが廿日市は、鉄男の名前を聞くよりも先に怒りだした。
「誰を紹介したいって?ただでさえ君みたいな不良債権抱えてんのに、これ以上面倒見られると思う?」
「『福島行進曲』だって、結局ちっとも売れなかったじゃない。大体さ、あの歌詞、意味わかんないじゃない。トランプって何よ。福ビル?さっぱりわかんないよ。」
「作詞家の仕事、なめてんじゃないの?」
「あ、あの・・・村野鉄男君です・・・『福島行進曲』の・・・」
ようやく裕一が鉄男を紹介すると、廿日市はあからさまに見下した態度を取った。
「あ~。何、君がトランプくん?」
「あんた、福島ばがにしてんのが!」
「してねーよ。地方小唄ならもっとわかりやすい言葉で作ってくれなきゃって話だろうが」
「あんたがわがっかどうがなんて関係ねえ!歌は聴いでくれだ人のもんだ!」
こんな男の世話にはならないと、鉄男はサロンから出ていき、裕一は慌てて後を追った。
「鉄男君、ご、ごめん!あ、あ、あの人、もどもどああいう人なんだ。」
「曲のよしあしより、売れないものには価値がないって考え方で・・・」
廊下で鉄男をとりなしていると、木枯(野田洋次郎)が通りかかり、裕一に声をかけてきた。
「ちょうどよかった。話があったんだ」
その後、裕一と鉄男、木枯の三人は、屋台のおでん屋で酒を飲んだ。
鉄男は、木枯が作曲した『酒は涙か溜息か』が大好きだと言い、出会えたことを喜んでいた。
「『福島行進曲』もよかったですよ。いい歌詞ですよね。しみました」
木枯から、廿日市の言う事は気にする必要はないと言われ、鉄男は感激する。
「そういえば、話ってなに?」
裕一が尋ねると、木枯は意外なことを口にした。
「ああ・・・。実は、移籍することになった。『テイコクレコード』に誘ってもらったんだ」
コロンブスレコードより報酬がいいのだと、木枯は裕一の耳元でささやいた。
「テイコク、いいですね。あの、もしご迷惑でなげれば、今度、詞見でいただげませんか」
鉄男が頼むと、木枯は快諾した。
「やった・・・!」
小さくガッツポーズをする鉄男の傍らで、裕一はため息をつく。
「・・・木枯君はすごいなぁ。僕は何やってんだろ・・・」
「心配無用。いずれ、必ず、君はコロンブスを背負う作曲家になる」
おでん屋を出て鉄男と別れ、二人きりになると、木枯が裕一に言った。
「鉄男君、いいやつだな。羨ましい。」
何が羨ましいのか、鉄男にはわからない。
「俺、友達いないから」
「ぼ、僕は木枯君のこと、友達だと思ってたげど」
「・・・サンキュ」
「テイコク行っても、たまに会おうよ」
「ああ。・・・そうだ、もう一つ話があったんだ」
“もう一つの話”とは、裕一に人を紹介したいということだった。
後日、木枯は、カフェーで裕一と高梨一太郎(ノゾエ征爾)という人物を引き合わせた。
「『酒は涙か溜息か』の作詞をしてくれた先生だ」
「あなたが古山さん、やっとお目にかかれました」
高梨はにこやかに挨拶をし、裕一に、自分の詞に曲をつけてほしいと頼んできた。
『福島行進曲』を気に入って裕一のことを木枯に尋ねてみたところ、海外で受賞歴もある天才だと聞かされ、ぜひにと思ったのだという。
裕一が快諾すると、高梨はその場で原稿を取り出した。
「実はもう書いてきちゃいまして・・・」
出逢いが人生を彩る!
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