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なつぞら

「ネメシス」8話9話の無料動画・見逃し配信の無料視聴方法は?

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「ネメシス」8話9話の無料動画・見逃し配信の無料視聴方法は?

朝ドラ「なつぞら」に出演していた広瀬すずさんが主演を務める日本テレビのドラマ「ネメシス」の8話、9話のあらすじやネタバレ、キャスト情報や無料動画や見逃し配信を見る方法について紹介していきたいと思います。

このドラマ「ネメシス」は初回視聴率は良かったものの、ドラマの内容は・・・物足りなさもありそうですが、最終回目前です!

ドラマの放送が進むにつれて、過去に放送された放送回をもう一度見たい・・・と思うのはドラマ好きとしては当たり前の感情ですよね?

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・未満警察ミッドナイトランナー
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・おっさんずラブ
・この男は人生最大の過ちです
・トリック
・中学聖日記
・白夜行
・おじさんはカワイイものがお好き。
・カルテット
・Nのために
・MOZU
・きのう何食べた?
・凪のお暇
・あなたの番です
・シロでもクロでもない世界でパンダは笑う
・親バカ青春白書
・鬼滅の刃
・ハイキュー
・呪術廻戦
・犬夜叉
・TIGER&BUNNY
・おそ松さん
・ひぐらしのなく頃に
・NARUTO
・BORUTO
・僕のヒーローアカデミア
・銀魂
・無限の住人
・弱虫ペダル
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・Re:ゼロ
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・バケモノの子
・ピアノの森
・君に届け
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ドラマ「ネメシス」8話、9話のあらすじ・ネタバレ

超大豪邸で起きた《磯子のドンファン殺人事件》、目撃者がたくさんいるのに“犯人がいない”《女子高怪奇殺人事件》、証拠も目撃者も何も無い《天狗殺人事件》などなど、超難解なトリックが仕掛けられた事件をアンナと風真はどうやって解決していくのか!?

そんな2人の目的は、突如失踪したアンナの父を探す事。

一つひとつの事件を解決し、父に繋がるヒントを見つけ出そうとする度に、新たな謎が生まれてしまう。

そして、全ての謎を解く鍵は、闇に葬られた《20年前の“ある事件”》にある事を知る・・・。

《一話完結の事件》と《20年前の謎》が複雑に織りなす、全10話の物語。

一話一話の事件を解決することで、20年前の謎の断片が明らかになっていき、最終回に向けて衝撃の展開を迎えます。

事件と謎が複雑かつ巧妙に絡み合う、極上ミステリー・エンターテインメントの誕生!!

ドラマ「ネメシス」8話のあらすじ・ネタバレ

『20年目の告白』

ついに明かされた〈カンケン=菅研究所〉の正体――。信頼していた大和猛流(石黒賢)が、〈カンケン〉側の人間だったと知りショックを受ける風真尚希(櫻井翔)だったが、それ以上にショックを受けたのが美神アンナ(広瀬すず)。自身が父・美神始(仲村トオル)の手によって、世界初の≪ゲノム編集ベイビー≫として生まれてきたことを知らされ、「全部話して!」と風真と栗田一秋(江口洋介)に詰め寄る。これまでの天真爛漫さは無くなり、見たこともないような険しい表情のアンナを前に、2人は全てを語り始める…そこで語られる衝撃の真実とは……!?

アンナの並外れた天才ぶり、高すぎる身体能力……そして、これまで風真の陰でしかその天才的な能力を発揮してこなかったそもそもの理由など、2人から語られるこれまでの疑問の答えを聞くたびに、1話から全部見直したくなること間違いなし!
すべての謎がひとつずつ明らかになるごとに、鳥肌が止まらない!

第1話~7話に至るまで、すべての回に伏線が緻密にはりめぐらされており、アンナがからかい半分で言っていた「風真さんの昔やってましたシリーズ」(*風真の華麗な職歴)にさえこれほど切ない意味があったとは、誰が想像しただろう?

これまで風真と栗田が、どんな想いでアンナと共にいたのか。時に過保護なまでにアンナを守ろうとしていた2人の真意を知った時、あの賑やかだった【探偵事務所ネメシス】の3人が、全く違って見えてくる。

そしてすべてを知ってしまったアンナの胸中たるや。既に多くの“チームネメシス”という頼もしい仲間もでき、皆に愛されているアンナ。だが最愛の父=始との思い出さえ信じられなくなったアンナは、すべてを拒絶し固く心を閉ざしてしまう。

アンナが初めて見せる魂の慟哭、やり場のない怒りは風真と栗田にまっすぐ向けられ、ついに【ネメシス】はバラバラに!?
だがここに来てまだ肝心の始の行方は分かっておらず、ラスト2話でどのような展開を迎えるのか…全く予想出来ない……。

7話の時点で、完全に予想の斜め上を行っていたが…8話の最後から、もはやこれまでの『ネメシス』とは全く違う作品にも思えるさらなるネクストステージに突入。〈Season最終章〉の扉がいよいよ開く――!もうこれ以上、アンナを哀しませないで!!!

〈カンケン=菅研究所〉の大和猛流(石黒賢)の暴露により、ついに自身が、父・美神始(仲村トオル)の手によって、世界初の≪ゲノム編集ベイビー≫として生まれたことを知ってしまった美神アンナ(広瀬すず)。

【探偵事務所ネメシス】の探偵・風真尚希(櫻井翔)と、社長の栗田一秋(江口洋介)は、「知っていることを全部話して!」とアンナに詰め寄られる。風真、栗田から語られた内容は、これまで我々視聴者が疑問に感じていた全ての“答え”だった…。そもそも、何故、アンナが影で推理し、風真が探偵として振舞っていたのか?風真が過去にあらゆる仕事をしていたのは何故か?【20年前の事件】と【19年前の事故】の関係は?これまでの全話が繋がっていた事が明らかとなる!

1話:病院で生まれたばかりの赤ん坊=アンナを抱いて、「俺はこの秘密を一生守る。この子も……」とつぶやいていた始の、強い決意に満ちた表情。この赤ん坊はどのようにして生まれたのか?

【栗田探偵事務所】から【探偵事務所ネメシス】へと姿を変えたのは何故か?

2話:兄(窪塚愛流)の行方を探してほしいと依頼してきた妹(田牧そら)。この兄妹は児童養護施設「あかぼしの家」の出身者で、【19年前の事故】で始と水帆(真木よう子)と共に車に同乗していた芽衣子(山崎紘菜)も「あかぼしの家」で育っていた。

3話:風真が八景島シーパラダイスでイルカの調教師をしていたという、意外な職歴が明らかに。(他にも宅配業者、塾講師、マジシャン、土木作業員など)。風真が数々の仕事を転々としてきた切ない理由とは?

4話:「デカルト女学院」という名前に栗田が強く反応。後に菅容子(今村美乃)の出身校であったことが分かるが、学内を調査しようとした栗田を先回りして妨害したのは誰なのか?

5話:ポンコツ探偵だったはずの風真が、遺伝子工学の専門的な知識を持っていたのは何故なのか?

6話:凪沙(真木よう子・2役)が取材していた“人体実験”を虚偽報道として揉み消すようにタジミン(柿澤勇人)に指示した烏丸(宇野祥平)とそのボディーガード・志葉(板橋駿谷)の存在とは?

7話:正体が明らかとなった大和猛流の本当の狙いとは?

そして始は、今現在一体どこにいるのか?

またオープニングで一見デザインフルに登場する“二重螺旋”も、DNAが生細胞中でとっている立体構造であり、アンナが推理する際に画面に現れるAGTCの英文字もDNAの塩基配列だ。

ついに明かされる『20年前の事件』…20年前に一体何があったのか?そして、アンナ出生の秘密――すべてを知ってしまったアンナは、その事実に耐えきれるのか?

魂の慟哭と裏切りが錯綜する、悲しい衝撃に満ちた第8話!そして、アンナに最大の危機が訪れる!

ドラマ「ネメシス」8話のネタバレ・感想

いよいよドラマ自体が佳境に突入した『ネメシス』(日本テレビ系)。5月30日に放送された第8話は全体を通して、普段のエピソードでいうところの“真相解明の時間”。

「20年目の告白」(入江悠監督の『22年目の告白 ー私が殺人犯ですー』を想起させる)というエピソードタイトルの通り、これまで張り巡らされてきた伏線やすべての謎はもちろん、大和(石黒賢)の背後にいる真の黒幕が明らかになる。残り2エピソードのクライマックスに向かう前に、ミステリーとしての本領発揮といったところだ。

自分が父である始(仲村トオル)の研究によって生み出された世界初の“ゲノム編集ベイビー”であることを知ってしまったアンナ(広瀬すず)は、ネメシスに帰ってくるや栗田(江口洋介)と風真(櫻井翔)を屋上に呼びつけ、すべての説明を求める。

20年前に始の研究室で達成された実験と、凍結したはずの受精卵の紛失。その1年後に起きた事故と、代理母である美馬芽衣子(山崎紘菜)から産まれたアンナを守るために始は日本に帰ることができなかったこと。

すべてを知ったアンナは、「全部私のせいだよね」と研究データが入ったネックレスを叩きつけ事務所を飛び出してしまうのだ。

これまで小出しにされてきたすべての事柄が一気に語られるとなれば、いつにも増して膨大な情報量が凝縮されていることは言うまでもない。

重要な部分を挙げれば、アンナを産んだのは芽衣子だが、代理母であるため遺伝子的な母親は研究のために卵子を提供した水帆(真木よう子)であること(アンナの特殊な味覚は水帆から受け継がれたものであることがわかる)。

その芽衣子は菅研による実験対象として、始の研究室から盗まれた受精卵を産むための代理母として監禁され、そこから逃れて始たちに助けられたこと。“20年前の事件”という言葉がありながら、回想される事故のシーンがずっと19年前だったことの辻褄も合う。

また、凪沙(真木よう子)がかつて報道してもみ消された事件が菅研絡みであることからもわかる通り、他にも数年にわたって複数の女性が同じように監禁されているということも判断できよう。

そして終盤で、自身が“真の黒幕”であることを語り出したのは、大方の予想通り朋美(橋本環奈)であった。たしかに、これまでの事件を振り返ってみたとき、“遺伝子”というキーワードを求めた第1話から、第2話では芽衣子の育った施設、第4話では菅容子(今村美乃)の出身校と、なんらかのかたちで20年前(ないしは19年前)とのリンクが見受けられる。

しかし朋美の初登場回である八景島を舞台にした爆弾事件の第3話に関しては、風真がイルカの調教師をしていたという過去を除いてそのようなものは描かれていなかった。

しかもアンナと朋美が出会ってすぐ、アトラクションのなかで朋美は突然アンナの名前を呼び、そこで初めて自分の名前を名乗るシーンがあった。どこか不自然なこのやりとりは、アンナの名前をあらかじめ知っていたということだったわけだ。

アンナの前で裏の顔を見せた朋美が明かしたのは、自分が菅容子の娘であり、菅容子がすでに亡くなっているということ。始の研究データをねらっていること以外、真の目的がまだ見えていない菅研。

この(予想の範疇といえども)充分に意外性のある黒幕の存在は、物語を大いに面白くしてくれることだろう。

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ドラマ「ネメシス」9話のあらすじ・ネタバレ

『女神たちの決戦』

親友だと信じていた四葉朋美(橋本環奈)が、最大の黒幕だったことが判明した衝撃の第8話。しかも四葉朋美は偽名で、彼女の本名は菅朋美!

朋美はあの菅容子の娘で、《菅研究所=カンケン》の現在の所長であり、デカルト女学院(第2話)の出身者でもあったのだ。

皮肉なことにそれぞれ拉致監禁された身で再会することになった、美神アンナ(広瀬すず)と父=始(仲村トオル)。大好きだった父、会いたくてたまらなかった父との再会が、これほど辛い意味を持つものになるとは――!

だがここにきて、〈カンケン〉内で共闘していたかに見えた朋美と大和猛流(石黒賢)との間に、微妙な温度差があることに気付く。何としてでもアンナのネックレスのデータが欲しい2人だが、朋美の本当の目的は?

そしてアンナと朋美が、命を賭けた“ナイトツアー”で再び激突する!

鮮やかな伏線回収からの、最後のクライマックスへ向けてさらなる仕掛けが待つ嵐のような第9話。

すべてが繋がったことにゾクゾクする快感を覚えると同時に、あんなに愛らしかった朋美が氷のような冷たい表情を浮かべた別人に豹変する姿はもはや恐怖でしかない。

何より風真尚希(櫻井翔)や栗田一秋(江口洋介)と明るく笑い合っていた面影は一切なくなり、生きる希望さえ失って見えるアンナの無気力な表情に胸がかきむしられる……。

確かに始は踏み込んではいけない“神の領域”を侵し、アンナという天才を創り出してしまったのかもしれない。だがアンナは19歳の女性でもある。

この残酷で重すぎる真実をたった1人で背負うには、あまりにも若く無防備だ。

「自分は生まれてはいけない存在だった」――そう思い込むアンナの心は至極まっとうだし、父の愛情さえ信じられなくなった今、自身のアイデンティティは完全に失われつつある。

だが忘れてはいけなのは、風真、栗田をはじめとする【チームネメシス】の存在。

アンナは自分でも気づかないうちに多くの仲間ができ、皆から愛されている。

それはアンナが≪ゲノム編集ベイビー≫だからではなく、美神アンナというやや破天荒で最高にキュートな1人の19歳の女性に、皆が魅了されたからに他ならない。

それがどんなに貴重で幸せなことか、どうかアンナに早く気付いてほしい……!

その頼もしい仲間たちを、究極の“人たらし”でもある風真が招集するワクワク感!

探偵としてはポンコツかもしれないが、人としては最高にあたたかい風真の魅力が爆発する。特濃で個性バラバラな【チームネメシス】がアンナのためにひとつに団結する姿は、あの名作映画『オーシャンズ11』を彷彿とさせる高揚感があると言うのはほめ過ぎだろうか?

最後の最後まで予定調和なんて一切無視!の【ネメシス】の死闘を見届けるのは、もはや我々視聴者の使命なのだ!

ついに判明した菅研究所=カンケン最大の黒幕!

その正体は美神アンナ(広瀬すず)が親友だと思い込んでいた大学生=四葉朋美(橋本環奈)。朋美の本名は”菅朋美”で、カンケンを立ち上げた菅容子(今村美乃)の娘だったのだ!

20年前、アンナの父=立花始(仲村トオル)と共にゲノム研究に取り組んでいた大和猛流(石黒賢)も、いまやカンケンの中心的存在。菅容子に誘われるままカンケンに参加し、世界初の≪ゲノム編集ベイビー≫=GE10.6の受精卵を始の研究所から盗み出したのも大和だった。

しかしGE10.6を着床させた代理母=美馬芽衣子(山崎紘菜)が出産直前でカンケンから逃亡し、始に救いを求めてきたことからあの【19年前の交通事故】が起こる。

この事故により、GE10.6の受精卵の提供者でもある神田水帆(真木よう子)と、芽衣子は死亡。だが芽衣子は死の直前に、最後の力を振り絞って赤ん坊(=アンナ)この世に生み落としていった――。

【探偵事務所ネメシス】の探偵=風真尚希(櫻井翔)と、社長の栗田一秋(江口洋介)からすべてを聞かされ、その残酷な真実の姿に耐えきれず事務所を飛び出すアンナ。

その際、怒りに任せて引きちぎったネックレス……始からもらった大事なキューブ型のネックレス……の中には、アンナにまつわる膨大な量のデータが保存されていた。

風真はネックレスを大事に保管するが、カンケンの手先である屈強なボディガード=志葉(板橋駿谷)の手によって力ずくで奪われてしまう。

傷心のアンナは朋美の正体に気付くのが遅れ、そのままカンケンに拉致監禁。

あらゆる細胞、血液を採取される。そして隣の監禁部屋にはやつれ切った父=始の姿が!

あれほど探し求めていた父との対面のはずが、すべてを知った今、父の愛情も信じられなくなっているアンナは素直に再会を喜ぶことはできない。そんな2人を、今までとは別人のような冷酷な表情で見つめる朋美――。彼女の真の目的は!?

その頃【探偵事務所ネメシス】ではアンナを救い出すため、風真が“七人の侍”ならぬ“八人の侍”を招集しようとしていた!

あぶな“過ぎる”刑事=タカ&ユージ(勝地涼&中村蒼)コンビ、スピード狂で実は腕のいい医者=上原黄以子(大島優子)、孤高の道具屋=星憲章(上田竜也)、天才AI開発者=姫川烝位(奥平大兼)、自称・中国の雑技団5軍出身の料理人=リュウ楊一(加藤諒)、美しきコンフィデンスマン=緋邑晶(南野陽子)、【19年前の事故】で姉を失ったジャーナリスト=神田凪沙(真木よう子)。

すべてはアンナのために――!【チームネメシス】が命を賭けてカンケンに立ち向かう!

ドラマ「ネメシス」9話のネタバレ・感想

朋美(橋本環奈)が黒幕であることを知ったアンナ(広瀬すず)。朋美の本名は菅朋美。栗田(江口洋介)たちが追い続けていた菅研究所の菅容子(今村美乃)の娘であり、すでに亡くなった容子に代わって現在は菅研究所の所長を務めているというのだ。

そして拉致されたアンナは、目が覚めた研究所で半年ぶりに父・始(仲村トオル)と再会する。一方で、志葉(板橋駿谷)に襲われた風真(櫻井翔)は、研究データが保存されたアンナのネックレスを奪われてしまうのである。

いよいよ大詰めの第9話。研究所に監禁されたアンナは、膨大な研究データを得るために必要な暗号を解こうとする朋美と「ナイトツアー」の勝負に挑み、朋美と大和(石黒賢)の目的が異なることを見破る。

また、ワンテンポ遅れて朋美が黒幕であることに気が付いた栗田と風真は、アンナと始を救出するためにチームネメシスのメンバーを招集。

公権力であるタカ&ユージ(勝地涼&中村蒼)から、元詐欺師の緋邑(南野陽子)に至るまで、それぞれの個性と能力がフルに活かされた総力戦こそ、このドラマでもっとも待っていた展開といえよう。

そんな各キャラクターたちの“伏線回収”ともいえるようなクライマックスのかたわらでは、これまでの各エピソードのなかで描かれてきた些細な出来事もすべて伏線として回収されていく。例えば今回の見せ場のひとつになっている「ナイトツアー」。

アンナと朋美が仲良くなって間もない第4話冒頭、事務所の屋上で一緒に「ナイトツアー」をして朋美が勝つシーンが描かれる。そこで朋美はアンナにネックレスのことを訊ねていたわけだが、今回の説明によればその時点で朋美はアンナが「GE10.6」だと知らなかったという。

それでも、その時と同じように朋美に敗れてしまうアンナ。

また、第3話で2人が出会った八景島シーパラダイスのシーン。アンナが朋美に友達になってほしいと言う直前に水槽を眺めながら朋美が呟く生物の宿命についてのセリフや、第4話の事件現場になったデカルト女学院(朋美もこの学院の出身だと明らかになる)で栗田が得たテープレコーダーに録音されていた菅容子の肉声。

そこで語られていた、遺伝性大脳変性症が朋美にも遺伝しているということ。さらには同エピソード終盤のアンナの誕生日のシーンでの朋美の微妙な表情もすべて、いくつもの点が一本の線で結ばれる。

これはもう一度第1話から復習しておきたくなってしまう情報量の多さだ。

そして「最大の武器は誰とでも仲良くなれること」と語る風真の呼びかけによって集まった、チームネメシスの“七人の侍”。なによりも星(上田竜也)をジャック&ベティの地下から呼び出したのだから、その人脈の強さは本物であるとよくわかる。

風真の20年が実を結んだ後半の展開と、心の中でいつものやり取りをする風真とアンナ。シビれっぱなしのまま向かう、最終回という名の“真相解明の時間”には、どんな結末が用意されているのだろうか。

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