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朝ドラ「あさが来た」に出演していた波留さんが出演するフジテレビの月9ドラマ「ナイトドクター」の8話、9話、10話、最終回のあらすじやネタバレ、キャスト情報や無料動画や見逃し配信を見る方法について紹介していきたいと思います。
この「ナイトドクター」は内容が「コードブルー」に似ていると言われていましたが、放送回が進むにつれて、緊急性よりもナイトドクターの内面的な部分が多く描かれ、当初の「コードブルー」に似ているという感想も徐々になくなってきています!
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ドラマ「ナイトドクター」8話のあらすじ・ネタバレ
#ナイトドクター 第7話
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朝倉美月(波瑠)は成瀬暁人(田中圭)が里中悟(古舘佑太郎)から脳外科に移るよう誘われている姿を見てしまう。
美月が話を聞くと、成瀬は素直に脳外科の高梨英樹部長(益岡徹)からも脳外科医を目指すよう勧められていると話した。
だが、成瀬は八雲徳人院長(小野武彦)や本郷亨(沢村一樹)がナイト・ドクターとして受け入れてくれたことに恩を感じ、決めかねている。
高岡幸保(岡崎紗絵)と深澤新(岸優太)の部屋に行った美月は、成瀬の事情を話してしまう。
すると幸保はナイト・ドクター制度存続の危機だと美月より慌てだす。
美月に影響を受けた幸保は今の仕事にやり甲斐を感じていたのだ。
その夜、勤務に就いた幸保は成瀬を気遣い始める。
幸保は成瀬を引き留めようと懸命なのだ。
そんな時、くも膜下出血の患者が運び込まれた。
成瀬は進んで執刀にあたるが、通常の動脈瘤ではないため手術を断念。
手術の様子を見ていた深澤や桜庭瞬(北村匠海)はショックを受ける。
何より諦めざるを得なかった成瀬の衝撃は大きい。
桜庭はこれを機に成瀬が脳外科に移るのではないかと美月たちに話す。
成瀬は患者の手術を高梨に頼みに行く。
だが、高梨は留守で、居合わせた里中が執刀することになった。
帰ろうとする成瀬に、本郷は脳外科に行くことを迷っているなら自分は止める気もないし、背中を押す気もないと告げた。
休暇の美月は心美(原菜乃華)に誘われたダブルデートで、岡本勇馬(宮世琉弥)、深澤とキャンプに向かう。
その頃、成瀬は転科を真剣に考え始めていた。
ドラマ「ナイトドクター」8話のネタバレ・感想
「同じ場所で同じように働いているからといって、全員が同じ方向を向いているとは限らない」。
前回のエピソードでナイトドクターの現実と理想を語った本郷(沢村一樹)が呟いたこのセリフ。チームの団結という面ではネガティブに捉えることができる一方、決してそうではないポジティブな意味もあるのだということが、第8話は提示する。
今の仕事=ナイトドクターを続けながら、それぞれの夢を叶える。それはこのドラマの主題である「働き方改革」の理想にも通じる部分があるといえよう。
後輩の里中(古舘佑太郎)から脳神経外科に誘われ、心が揺れる成瀬(田中圭)。そんななか、運び込まれてきたくも膜下出血の患者の手術の執刀にあたるが、普通の脳動脈瘤でないことに気が付き手術を断念。
しかもその患者を里中が引き継ぐことでさらにショックを受けてしまう。一方、心美(原菜乃華)の提案でダブルデートに繰り出した美月(波瑠)と深澤(岸優太)。
そこで楽しそうにしている心美を見ながら、深澤は美月に、心美の病気を治すための研究をするためにはナイトドクターを辞めなきゃいけないと悩んでいることを明かすのだった。
成瀬の場合は「脳外科に行きたい」という気持ちと「ナイトドクターの仲間たちへの想い」や「本郷への恩」。また深澤の場合は医者としても人間としても成長の機会を得られる「ナイトドクターとしての経験」と「長年目指してきた医者としての最大目標」。
2人の登場人物が、“どちらかひとつ”という天秤に悩む様子が描かれた今回のエピソード。結論から言えばラストの屋上シーンで桜庭(北村匠海)が言う、「やりたいことをひとつに絞る必要はない」という言葉に尽きる。
劇中には何度か、“スペシャリスト”という言葉が登場する。特定の分野における専門性に長けた、いわゆるプロフェッショナルであるゆえ、一見するとそこを目指すためにはひとつのことを徹底的に極めていなければならないという呪縛があるように思えてしまう。
マルチな医者である救急医は、専門性を持たない“なんでも屋”という話も然り、終盤で成瀬が手術を中断する患者が料理の道を極めた“スペシャリスト”であることも然り、そこには“どちらかひとつ”への呪縛と、それを成し遂げた存在への畏怖の念が表されている。
しかしその患者が目を覚まし、ナイトドクターたちへの感謝の気持ちを伝えられた八雲(小野武彦)が言う通り、すでにナイトドクターチームの面々は朝まで患者の命をつなぐ“スペシャリスト”であることに違いない。
そして屋上でそれぞれが語る目標のように、いくつもの“スペシャリスト”になることだって不可能ではないし、それもまた人生に必要不可欠な「選択肢」というものだ。
そもそも働き方改革は、働きやすさやQOLの向上といった漠然とした目的以前に、労働者にとって「選択肢を増やす」ためのものでもある。
選択肢があるからこそ、極められるものは無限に存在しているのだ。
ドラマ「ナイトドクター」9話のあらすじ・ネタバレ
#ナイトドクター 第8話
ご視聴ありがとうございましたー🔥9話は
衝突する5人‼️
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来週もお楽しみに🩺#波瑠 #田中圭 #岸優太 #北村匠海 #岡崎紗絵 #フジテレビ #月9#9話8月30日夜9時放送
— 【公式】「ナイト・ドクター」フジ月9✨9話8月30日(月)放送🌙 (@nd_fujitv) August 23, 2021
朝倉美月(波瑠)は、深澤新(岸優太)と彼の妹で病院の外出許可を得た心美(原菜乃華)、岡本勇馬(宮世琉弥)とキャンプを楽しんだ。
しかし、病院に戻った心美の容態が急変。
緊急手術で安定はしたが、間もなく退院も望めそうな時に起きた心美の異変に深澤は衝撃を受ける。
数日後、美月が高岡幸保(岡崎紗絵)、桜庭瞬(北村匠海)たちと心美の心配をしていると、本郷亨(沢村一樹)が深澤の休職を告げる。
深澤は心美の面倒をみなければいけないので仕方がないと言う成瀬暁人(田中圭)に幸保と桜庭は賛同。
美月は深澤の看病疲れを心配し、仲間たちに心美の見舞いに行くことを提案する。
次の日、美月たちが心美の見舞い行くと何やら深澤と揉めている。
心美が臓器提供ドナーの登録がしたいと深澤に同意を頼んで揉めていたのだ。
深澤は心美のドナー登録に大反対。
さらに揉める兄妹だが、成瀬は二人が話し合って決める事だと美月たちと病室を出る。
目の前で繰り広げられたドナー提供問題に美月と桜庭の心境は複雑だ。
そんな夜、病院近くで総合格闘技の試合があり、負傷した選手たちが次々に運び込まれるため美月たちは大忙し。
美月と幸保がようやく休憩していると深澤が来た。
そして、深澤は美月に心美を説得して欲しいと頼む。
だが、美月は母親がドナーだったことを話して断った。
仕事に戻った美月たちと入れ替わりに桜庭が来る。
桜庭にも心美のことを話す深澤。
心美の死を待っている人がいると思うとゾッとすると言う深澤に、桜庭は思わずつかみかかってしまった。
ドラマ「ナイトドクター」9話のネタバレ・感想
第1話の終盤で、美月(波瑠)の忘れ物を受け取った桜庭(北村匠海)は、その中に自分がかつてドナーに宛てて書いた手紙を見つける。
そして桜庭にフォーカスが当てられた第3話では、成瀬(田中圭)がひょんなことから美月の母親の心臓が桜庭に移植されていることを察知するのである。
こうしたちょっぴり出来すぎているようにも思えるドラマチックな偶然は、深澤(岸優太)と妹の心美(原菜乃華)の間で生じた臓器提供の意思表示をめぐるやり取りが加えられることで物語上の必然へと変化する。
第9話で描かれたのは、これまでちょっとずつ描かれてきた“臓器提供”というテーマの延長線上にある物語だ。
しかもこれは、前回までのエピソードで描かれた「働き方改革」をめぐる物語のなかで掲げられた、「選択肢を増やす」というアンサーにも通じている。
医師も病人も、誰しもが誰かを救うことができるし、誰かの希望になることができる。
ドラマが終盤へ向かう直前に提示されるこのメッセージは、本作において極めて重要なものに違いない。
容態が急変した心美を心配し、しばらくの間ナイトドクターの仕事を休んで看病にあたることにした深澤。
おせっかいな美月の提案でチーム全員揃ってお見舞いに訪れると、ちょうど深澤と心美は言い争いをしていた。
それは心美が臓器提供ドナーの登録をしたいと、家族である深澤に同意のサインを求めたからだった。
ドナー登録に猛反対し、病室を追い出されてしまう深澤。医局にやってきて桜庭に愚痴る深澤だったが、自身がレシピエントであることを隠している桜庭は、深澤の言葉に思わず激昂してしまうのだ。
「日本臓器移植ネットワーク」のホームページによれば、現在日本国内で移植を待っている人の数は15097人。
今年7月までに移植を受けた人数はわずか163人であり、例年300~400人が臓器移植を受けているというのが現状である。
日本初の心臓移植手術から30年が経った1997年に脳死後の臓器提供が可能になる「臓器移植法」が施行され、その後2010年に「改正臓器移植法」が施行。
いずれも本人の意思(もしくは拒否の意思がない場合)と家族の承諾によって臓器提供が可能となり、本人の意思を示す手段として臓器提供意思表示カードはもちろんのこと、現在では保険証から免許証のような携行する機会の多い身分証に意思を記入する欄が用意されている。
とはいえそうした土台が整えられているとはいえ、ドナーとなる人の家族が複雑な心境を抱くことは決して否定されるべき感情ではない。
今回の劇中の深澤のように、たった1人の家族が死をイメージしていることに耐えられない、ましてや自分がその家族の病を治そうと努力してきたとあればなおさらである。
ストーリーの流れとしては美月の母親の話を知り、桜庭がレシピエントであることを知り、心美がネガティブな考えではないことを知り、そして誰かが臓器提供と同じように意思をもって提供した献血によって患者の命を救う経験を通して、深澤はひとつの結論を見出すというふうに描かれていく。
どんなきっかけがあるにせよ、心美の意思と深澤の意思がそれぞれ存在し、互いを必要とする者同士が互いの意思や考えを話し合い、それぞれを尊重しあって導き出される答えには、必ずしも正解があるとは言い切れないが、決して不正解はない。
もちろんそれは、提供する・しないにかかわらずだ。そして今回で深澤兄妹が見出した選択は、深澤の目標とする心美の病気を治すということへの自信へと繋がる。
普段は頼りない深澤が、医師としてだけでなく兄としても成長していく姿が浮かび上がったことで、やはりこのドラマの中心にいるのは深澤なのだと改めて感じることができよう。
ドラマ「ナイトドクター」10話のあらすじ・ネタバレ
#ナイトドクター 第9話
ご視聴ありがとうございましたー🦖10話は
突如襲う、停電‼️
無事に朝を迎えられるのか⁉️↓10話予告🎥https://t.co/mIn97Kev5J
来週もお楽しみに🚑#波瑠 #田中圭 #岸優太 #北村匠海 #岡崎紗絵 #フジテレビ #月9#10話9月6日夜9時放送
— 【公式】「ナイト・ドクター」フジ月9✨10話9月6日(月)放送🌙 (@nd_fujitv) August 30, 2021
“どんな患者も受け入れる”。そんな『あさひ海浜病院』の、朝倉美月(波瑠)の理念が崩れる。
その日、美月が受けたホットラインは、星崎比呂(泉澤祐希)からの胸部大動脈解離が疑われる男性の収容依頼。
男性は発症から2時間以上経過していると星崎は訴えるが、本郷亨(沢村一樹)は美月に断るよう告げた。
星崎が連絡している場所からでは搬送中に患者の命がなくなってしまう。本郷の判断に美月も従わざるを得ない。
次に美月が応じたのは高所転落による女性の受け入れ。
女性はすでに予断が許さなれない状態だ。深澤新(岸優太)や高岡幸保(岡崎紗絵)は病院まで保たないと思うのだが、本郷は15分以内に運べるかと美月に促す。
美月が救急隊員に尋ねると可能と答えたため、本郷は受け入れを許可。
しかし、女性は搬送時間をオーバーして病院に到着。本郷は珍しく救急隊員を怒鳴りつける。
美月、成瀬暁人(田中圭)たちが総力で治療にあたるのが、女性の命を取り留めることは出来なかった。
一人は受け入れられず、一人は間に合わず…立て続けに思い知らされた虚しさに、美月は幸保の腕の中で涙を流す。
勤務明け、本郷は桜庭麗子(真矢ミキ)、八雲徳人(小野武彦)に呼び出される。
麗子はナイト・ドクター制度が救急救命センターの収益を上げていないなどと話し、理事会で決定したナイト・ドクター制度の今後の方針を本郷に告げた。
次の夜、美月はシフト通りの休日。深澤たちはいつものように患者を受け入れている。
そんな時、雷雨で『あさひ海浜病院』一帯が大規模停電になってしまった。
ドラマ「ナイトドクター」10話のネタバレ・感想
どんな患者でも受け入れるという、ナイトドクターチームが追求してきた“理念”。
しかし、その前に立ちはだかる限界。「受け入れられない命もある。受け入れたところで救えない命もある」。
第10話は、これまで掲げてきた“理念”が空虚な“理想”に成り果てないためのナイトドクターたちの葛藤と選択が、緊急時の逼迫する状況とともに淡々と描かれていく。
約2時間たらい回しにされた患者の受け入れをすることができず、また次に運び込まれた患者も助けることができず無力感に苛まれる美月(波瑠)。
その翌日、美月がシフト通りの休みであった夜に、台風の接近と雷雨が重なりあさひ海浜病院の周辺一帯が停電になってしまう。
自家発電に切り替わったものの、電気の復旧の見通しは立たず節電の必要に迫られる。
するとそこに、自家発電設備を持たない近隣の病院から、人工呼吸器を必要とする患者や透析患者など、電力を使った医療機器が命綱となっている患者の受け入れ要請が相次ぐのである。
偶然にも放送日が、北海道全域にブラックアウトを引き起こした胆振東部地震からちょうど3年を迎えた日であること。
また昨今台風や豪雨などの自然災害が頻繁に起きていること、そして何よりも新型コロナウイルスによって人工呼吸器を必要とする人々が大勢いる現状に、都市部を中心とした医療現場のひっ迫状況。
劇中のあらゆる事象が現実と重なり合うなかでも、なにかひとつのトピックに照準を絞って深掘りすることはせず、ただひたすら“命を助ける”という一点だけに注力する姿でひとつのエピソードが構成されるのは、医療ドラマのセミファイナルとして相応しい選択に思える。
リソースが圧倒的に不足している“医療崩壊”の状況下で求められる、他の病院からの受け入れ要請に「断れば全員死ぬかもしれない」とダイレクトな言葉をもって受け入れを決断する成瀬(田中圭)。
自分たちの能力や現状で稼働可能な機器や、病院内のあらゆる場所を使ってでも受け入れ態勢を整えるナイトドクターや看護師たち。
休みでも駆けつけ、初療室の指揮をとる美月に、“節電隊長”として病院内を走り回る深澤(岸優太)。
悪戦苦闘しながらも次々と患者を救うその姿はいささかドラマティックな見せ方ではあるが、それは医療従事者が全知全能のヒーローなのではなく、ひとりの人間であるということの示唆に他ならない。
ところで今回の序盤、受け入れをしたものの処置の果てに亡くなってしまった患者の書類を記入するシーンでふと、画面内に「令和4年7月9日」という日付が登場する。
これまではっきりとは描写されてこなかったが、つまりこのドラマはいまから1年先の未来の物語であるわけだ。
ドラマ放送開始時から指摘されてきたマスクの未着用(もっとも、救急医療現場ではコロナ関係なしに必要なものではあるが)や、以前のエピソードで発熱した患者がいてもコロナのコの字も登場しなかったのは、現実世界の現在地ではまだ“理想”でしかない、完全にコロナが収束しきった世界への希望が込められているということなのだろうか。
ドラマ「ナイトドクター」最終回のあらすじ・ネタバレ
#ナイトドクター 第10話
ご視聴ありがとうございましたー🌀次回はいよいよ最終回‼️
突然の解散宣言‼️彼らの答えとは⁉️↓最終回予告🎥https://t.co/I4dCnP1rwH
是非、最後まで見届けてください🙏#波瑠 #田中圭 #岸優太 #北村匠海 #岡崎紗絵 #フジテレビ #月9#最終回9月13日夜9時放送
— 【公式】「ナイト・ドクター」フジ月9✨最終回9月13日(月)放送🌙 (@nd_fujitv) September 6, 2021
朝倉美月(波瑠)、成瀬暁人(田中圭)、深澤新(岸優太)、高岡幸保(岡崎紗絵)、桜庭瞬(北村匠海)たちは、本郷亨(沢村一樹)から『あさひ海浜病院』のナイト・ドクターチームの解散を言い渡される。
すでに柏桜会理事会の決定事項で会長の麗子(真矢ミキ)から本郷に通達された案件だった。
突然の知らせに、美月たちナイト・ドクターは衝撃を受ける。
しかし、本郷はこの解散を喜んでいると言うのだ。その真意とは…。
解散が通達された夜、3件の事故が同時に発生し、ナイト・ドクターたちはそれぞれの現場に向かう。
本郷の指示で現場に向かったのは、美月、深澤、幸保の3人。
美月は電車の車両基地、深澤はゴミ処理場、幸保は高層オフィスビルで発生した事故だった。
自分が出動しなかった事に疑問を持つ成瀬に、本郷は救命センターの指揮を任せる。
桜庭は麗子にナイト・ドクターチーム解散の事情を聞こうと電話するのだが繋がらない。
そんな時、桜庭はトイレで倒れている患者を発見。
急を要する患者の病状に、桜庭は自ら治療することを決意する。
成瀬は自らも運び込まれた患者の処置をしながら、美月たち現場や桜庭の状況を確認していた。
事故現場で、それぞれに治療の判断を迫られる美月、深澤、幸保。
病院のICUでは、桜庭も成瀬や本郷の手を借りずに患者のオペを進めようとしている。
そして、ナイト・ドクターたちそれぞれが現場で治療にあたる医師は自分一人という厳しい夜を過ごす中、目の前にいる重症者に対して、大きな決断を迫られようとしていた。
美月たちは長く、孤独な暗闇に立ち向かっていく。
ドラマ「ナイトドクター」最終回のネタバレ・感想
本郷(沢村一樹)からナイトドクターチームの解散を告げられ、突然のことに衝撃を受ける美月(波瑠)たち。
しかし続けざまに本郷の口から伝えられたのは、あさひ海浜病院でのナイトドクター制度の成功を受けて、全国の伯桜会グループの主要病院でも導入することになったという話であった。
そして5人には、それぞれ新たな場所で、これまで培ってきたノウハウと“信念”を伝えるという役目が与えられることになるのだ。
美月と深澤(岸優太)、桜庭(北村匠海)、幸保(岡崎紗絵)、成瀬(田中圭)。5人それぞれのバックグラウンドと、医療を取り巻く課題とを織り交ぜながら描いた前半から、彼らの“チーム”としての結束が高まるなかでより大きな社会全体の様々な課題へと目を向けた後半。
そして最終回で描かれるのは、やはり医療現場に限らない“エッセンシャル・ワーカー”全体への敬意という、極めて今日的なメッセージであった。
ナイトドクター解散の報せを受けたその夜、各所で事故が相次いで発生する。美月は電車の車両基地へ、深澤はゴミ処理場へ、幸保はオフィスビルへと向かい、病院に残された成瀬は本郷から救命センターの指揮を任され、桜庭は院内のトイレで容態が急変し倒れている患者を発見する。
それぞれがそれぞれの場所で、目の前の患者を救うために奔走するなか、深澤はショック状態の患者を目の前に焦りを感じていた。
そして成瀬からの電話をきっかけに、大きな決断を選択するのである。
前回の停電エピソードでは、次々と運び込まれてくる患者を1人残らず救おうとする病院全体を使った一般的なチームプレイが展開したのに対し、今回のエピソードでは個人個人に与えられた現場と患者というある種の“独立”にフォーカスが当てられていく。
もっぱら深澤の成長が大きく取り上げられてきたこのドラマの中で、密かに進化を遂げていた桜庭が1人で患者の処置に当たる姿が描かれることによって、5人全員が救急医としてある一定のラインに並んだことがはっきりと窺える。
解散の先にある新たな始まりを前にして、これこそが期待されていたチームプレイの最たる姿であろう。
もちろんこのドラマの物語を形作ってきたのは深澤の成長譚に他ならない。今回ゴミ処理場で患者の右足を切断するという選択を取り、戸惑う患者の同僚たちに対して「彼に生きてほしいと思うなら黙っててください」と強い言葉をぶつける深澤。
そこにはもう、第1話のナイトドクターとしての勤務初日に工事現場の崩落事故で患者が運び込まれるなかで何もできずに戸惑うだけだった深澤の姿はない。
その時と同じく、患者の命を救うために足を切断するという処置を対比させることで、第1話から最終話にかけての深澤の成長ストーリーをきれいにまとめ上げていくのだ。
電車やエスカレーターの点検や、ゴミ収集。そしてもちろん医療従事者も然り。“誰もやりたがらない”けれど“誰かがしなくてはいけない”、こうしたエッセンシャル・ワーカーと呼ばれる仕事に世間の耳目が集まるようになったのはコロナ禍となった昨年来からだ。
日中に働く人もいれば、深夜に働く人もいて、24時間365日、人が生き続けている限り社会を支える誰かが存在している。
それはこうした医療やインフラだけでなく、コンビニや娯楽産業など、“当たり前の生活”に存在するすべてにおいていえることだ。
あえてこのドラマでは“夜間医療”という部分を主軸に据えたわけだが、「当たり前にある毎朝を守る」人たちがいることをより身近なものに見せるために、横浜というわかりやすいロケーションがあり、同時に“働き方改革”という誰もが当事者になりうる労働環境の新たな動きがフックになった。
そういった意味で、このドラマはたしかに救急医療の現場を描く「医療ドラマ」であったわけだが、2021年というあらゆることが“変わろうとしている”世の中を映した、紛れもない社会派ドラマといえるのだろう。
「ナイトドクター」を楽しもう!
好きなドラマは何度だって繰り返し見たいものです。
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【朝ドラネタバレ一覧】